子どもが将来、読書を一切しない大人にならないために何をすべきか?『子どもを読書好きにするために親ができること』

プレスリリース

株式会社小学館

公開日:2020/10/30

筑波大学附属小学校 現役国語教師が説く「小学生は本で育つ」



小学校卒業までに「本の面白さ」に触れる経験がなかったら、子どもの関心を本に向けさせるのはもはや不可能に近い。
読書の秋、到来にあわせて、10月27日「文字・活字文化の日」から『読書週間』(10月27日~11月9日)がスタート。今年の標語は「ラストページまで駆け抜けて」。子どもの読書離れが叫ばれて久しいですが、今年に入って感染予防のため、「おうち時間」が増えたことにより、読書量が増加傾向にあるといいます。まさに、新しい生活様式が求められる今こそ、読書習慣を身につけるチャンスなのです。
けれども、「どうしたら、子どもたちが本を読んでくれるようになるかわからない」という人も多いはず。
そこで、読書指導の研究に力を入れている筑波大学附属小学校現役国語教師であり、3人の娘の父親でもある著者が、子どもが本好きになるためのアイデアや方法を一冊にまとめました。

著者は、子どもが小学校卒業するまでに、周りの大人たちが何もしなければ、「将来、読書を一切しない大人になる」可能性があるといいます。

«小学生の時期は、子どもに読書の習慣を身につけさせるのに最適な「黄金期」なのに、何もせずにこの時期をやり過ごしてしまえば、読書の習慣を身につけられるせっかくの機会を無駄にすることになる。それだけは何としてでも避けなくてはなりません。
小学校を卒業し、中学生、さらに、高校生になると、ほぼ全員がスマホをもち、SNSを活用し始めるでしょう。
もしも、小学校卒業までに「本の面白さ」「本の楽しさ」に触れる経験がなかったら、何のためらいもなくスマホやSNSの魅力にとりつかれ、「本」の存在に思いをはせることなくデジタルの面白さしか知らない大人になってしまうのではないでしょうか。
大人でもスマホやSNSの誘惑に打ち克つのは難しいのです。一度それらに夢中になった子どもの関心を、本に向けさせるのはもはや不可能に近い気さえします。»
(本書「はじめに」より)

これまでの指導経験から「読書には人そのものを変える力がある」と確信した著者が、子どもが自ら「読書好き」になっていく方法を提案。また読書の魅力である「語彙が豊かになる」「知識が得られる」「心が穏やかになる」「表現力が高まる」「読解力がつく」「人間性を高められる」「物語を楽しめる」「集中力がつく」「感受性が高まる」・・・などなど、実例をあげて解説します。

こちらは本書の内容の一部です。


読書には親子の関係まで変える力がある
読み聞かせの際に親が犯しがちな間違い
本の感想を尋ねる時のコツ
「いい本」とはどんな本?
読書感想文を書くときのポイント
読書をすれば「書く力」や「構成力」も向上する
読書習慣に必要な「エンジン」
マンガは読まないほうがいいのか
時間がない保護者はどうすればいいのか



国語科教師として学校で実際に取り入れているものもあれば、父親として家庭で実践しているものもあります。どれも身近なものですし、誰にでもできるものばかりです。
ぜひ参考にしていただき、本好きの子どもを増やしていってください」(著者)

わが子によい読書習慣を身につけてほしいと願う親、必読の書です。
ラストページまで駆け抜ける本との出合いを、ラストページまで駆け抜けられる読書力を、ぜひ親子で養ってみてください。

〈目次〉
はじめに 必ず「本」に戻ってくる子どもに育てよう
1 びっくりするほど伸びる子の読書の習慣
2 子どもを読書好きにするために親ができること
3 年齢にあった本の選び方
4 子どもに読書の習慣がつくと何が起きる?
5 大切にしたい本との出合い
6 子どもの読書で気をつけたいこと
7 保護者からよく受ける質問と疑問

おわりに 人との出会い、本との出合い
特別付録 小学生なら読んでおきたい理想の本棚246冊





【著者プロフィール】
白坂洋一(しらさか・よういち)
筑波大学附属小学校国語科教諭。1977年鹿児島県生まれ。鹿児島県公立小学校教諭を経て、2016年より現職。学校図書国語教科書編集委員。『例解学習漢字辞典』(小学館)編集委員。全国国語授業研究会理事。「子どもの論理」で創る国語授業研究会会長。現在は特に、「書くこと」の指導と読書指導の研究に注力している。

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