1才の発育と成長、どんな変化がある?

コラム
公開日:2013/12/09
1才の発育と成長、どんな変化がある?

赤ちゃんも1才になるといろんな発育や成長がみられるものです。1才になって変わったことは? 1才ってどんな時期? わが子のうれしい変化と1才期の考え方を、保育のプロと先輩ママに聞きました。参考にして親子で楽しく健やかな一年を過ごしてください。

積み木のお片付けができたり、ママのマネをしたり!

ベビモママたちは新たな変化を実感!!まずは1才になってどんな変化があったか、ママたちのリアルな声を見てみましょう。

●1才6カ月ごろから夜中に起きる回数が減ってきました。【Yくん(1才9カ月)のママ】

●1才3カ月ごろから成長ぶりが目立ってきて、今では積み木で遊ぶだけでなく、しまうのもできるように。【Sくん(1才6カ月)のママ】

●何でも食べてくれるように。フォークを使うのも楽しいみたい♪【女の子(1才6カ月)のママ】

●1才を過ぎて自分の気持ちをはっきり出せるようになってきて、ごまかしがきかなくなったかも。【Rくん(1才)のママ】

●私自身、少し肩の力が抜けました。今まではいろいろと気にしすぎてつらくなることがあったけれど「1才になったから、もういっか」とラクに考えられるように。【Iちゃん(1才8カ月)のママ】

●おむつがぬれると自分で新しいおむつを持ってくるように!【女の子(1才5カ月)のママ】

●私のメイク道具でお化粧しようとしたり、マネをしたがります。表情もますます豊かになりました。【Sちゃん(1才)のママ】

「ありがとう」が言えたり、好き嫌いがハッキリする

ベビモママたちは新たな変化を実感!!

●「どうぞ」「ありがとう」が言えるように。でも、「パパ」「ママ」はまだです(泣)。【男の子(1才)のママ】

●音楽がなると、体を横に動かしてリズムをとるようになりました。踊りをマネすることも。【Sちゃん(1才2カ月)のママ】

●これまで人見知りはしなかったけれど、1才を過ぎて知らない人を見るとママの後ろに隠れるように。【Mちゃん(1才7カ月)のママ】

●パパやママの目を見ながら、気づいてほしそうにわざとやってはいけないことをする。いたずらの楽しさがわかってきたみたい。【Sくん(1才)のママ】

●好きな靴じゃないといやがったり、好き嫌いがはっきりするように。【Mくん(1才8カ月)のママ】

 「少しラクになった!」という声も

子育てのプロの目線からみた1才について立正大学社会福祉学部教授の迫田圭子先生に聞いてみました。

「赤ちゃんが生まれてからの1年間は、ママにとってはあっという間だったでしょう。泣いている理由がわからなくて途方にくれたり、お世話の繰り返しで、日にちの感覚がなくなったこともあるかもしれません。でも、1才になったママたちからは“少しラクになった!”という声もちらほら。それはたっちやあんよができるようになってお世話がラクになり、言葉の理解も進んで意思が通じるようになるから。また、育児に慣れたママたちの心に余裕も生まれてくるようです」

1~2才の体の発達、心の成長の目安は?

これから2才までの1年間で、赤ちゃんはさらに成長していきます。階段を上ったり、おしゃべりをしたり……体の発達はよりこまやかかつダイナミックに、そして心もさらに豊かになります。個人差も大きいので気長に見守ってあげましょう。

<1才からはこんなことができるようになります>
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体の発達と心の成長

ママと赤ちゃんの信頼関係を積み重ねる時期

赤ちゃんの意思表現もふえてくるのが1才、というのは、保育の現場のプロである茶々保育園延長の海沼和代先生。

「0才の間、赤ちゃんはまるでママの体の一部のようにお世話をしてもらいます。ママは、生活の基本である“食べる・寝る・排せつする”のお世話をし、『おいしいね』『ねんねしたいのね』『さっぱりしたね、うれしいね』などと、そのときの赤ちゃんの気持ちを言葉にする。これを繰り返していくことで赤ちゃんはママを信頼し『ママ、大好き!』の関係が築かれていきます」

体験を言葉にすることが、心の成長に

「そんな赤ちゃんが、自分の意思で動き出すのが1才という年齢です。全身を使って、いろいろなことを感じとる時期なので、室内だけでなく、どんどん外に出て行って、いろいろなものにふれさせてあげてください。そして、ママはその体験を今までのように言葉にしてあげましょう。

水しぶきがキラキラしていたら『きれいだね』。うちわであおいだら『涼しいね』。木の実をさわったら『チクチクするね』『かたいね』。楽しいことをして、ママに共感してもらう、そういう体験をたくさん積み重ねることで、赤ちゃんの心は育ち、さらなる興味を持っていろいろなことにチャレンジしていけるのです」

歩けるようになる1才=赤ちゃんの世界が変わる!

個人差はありますが、0才と1才の大きな違いは“歩けるようになる”ということ。歩くことによって、赤ちゃんの目の前には、今まで見ていた世界とは、まったく違う世界が広がります。当然、行動範囲が広がりますし、赤ちゃんの興味や関心も広がっていきます。それにくわえて、手指も0才のときにくらべてかなりじょうずに動かすことができるようになってくるので、赤ちゃんは行きたいところに行き、自分のしたいことができるようになります。

見守ることが肝心。それが赤ちゃんを育てます

そんな時期なので、これまでの1年間よりママがハラハラドキドキしてしまうことをするようにも。でも、そこで「危ないからダメ」と言うことは、赤ちゃんの興味の芽を摘んでしまうこと。多少「危ないかな」と思っても、見守ることが肝心です。「危ない」は、赤ちゃんの気持ちを表した言葉ではないのですから。赤ちゃんの気持ちに共感し、本当に必要なときに、そっと手を貸してあげる。赤ちゃんの「自分で」の意欲は、そんなところから育っていくのです。

迫田圭子先生・写真

お話/立正大学社会福祉学部教授 迫田圭子先生 社会福祉法人あすみ福祉会理事長。茶々保育園設立後、園長として18年間保育に携わり、現在は大学で保育士養成の教鞭をとる。

海沼和代先生・写真

お話/茶々保育園園長 海沼和代先生 保育士歴24年。一人一人に温かい目を注ぎ、おおらかな笑顔で茶々保育園をまとめる先生。2人のお子さんを持つベテランママ。

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出典:Baby-mo(ベビモ)「1才ってこ~んないすごい」
※情報は掲載時のものです。

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