離乳食初期(生後5~6ヶ月・ゴックン期)の固さ・大きさ・量の目安と食材&おすすめレシピ

 専門家監修
公開日:2019/09/23
離乳食初期(生後5~6ヶ月・ゴックン期)の固さ・大きさ・量の目安と食材&おすすめレシピ
監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士

生後5ヶ月を過ぎたら、そろそろ離乳食スタート! でも何をどのくらい食べさせればいいのか、わからないこともいっぱですよね。離乳食初期1回あたりの量や固さなどを、実例を見ながら専門家がアドバイスします。

離乳食初期(生後5〜6ヶ月ごろ)の回数や固さ、量の目安は?

回数:初期は1日1〜2回

ゴックン期・パーセンテージ母乳やミルクと、離乳食の割合。後半は食材の種類や量が増え、2回食に。


固さの目安・ポタージュ状のトロトロ

ゴックン期 ペースト状の野菜

ツブツブがあると飲み込めません。ゆでて裏ごしする、すりつぶすなどで、なめらかに。皿に盛ってスプーンをすべらせるとあとが残り、すーっと消えるくらいのなめらかなゆるゆる状が目安です。

量の目安:スプーン1杯から始め、じょじょに増やす

●ごはん(10倍がゆ)小さじ1から開始⇒40gほど
●野菜 小さじ1から開始⇒10gほど
●果物 小さじ1から開始⇒5gほど
●豆腐 小さじ1から開始⇒25gほど

スプーン1杯の10倍がゆからスタートし、2日目も同じ量、3日目に2さじと、1日おきくらいに増やすくらいの、ゆっくりペースでOK。米がゆに慣れたら野菜、豆腐など、こちらも小さじ1からはじめてじょじょに増やします。

関連リンク⇒⇒⇒赤ちゃんの離乳食の量や目安を初期・中期・後期・完了期の月齢別に紹介

離乳食初期(生後5~6ヶ月ごろ)のおすすめ離乳食レシピ&作り方

10倍がゆのすりつぶし、豆腐のくず煮、煮かぼちゃ・煮リンゴ※メニューは、5カ月から順調に離乳食が進み、1カ月ぐらいたったころの例です。


10倍がゆのすりつぶし

10倍がゆのすりつぶしおなかにやさしくアレルギーを起こしにくい米がゆは、
栄養素をバランスよく含みます。

●作り方【子ども茶わん1/3杯くらい分】
米1に対し水10の割合で炊いた10倍がゆ大さじ2(30g)をなめらかにすりつぶす。

豆腐のくず煮

豆腐のくず煮タンパク質源食品では、調理しやすく消化吸収のよい豆腐がおすすめ。
じょうずに飲み込めればとろみづけは不要。

●作り方
絹ごし豆腐大さじ1(15g)をすりつぶし、だし大さじ2でさっと煮て、水どきかたくり粉小さじ2を加えてまぜ、とろりとしたら火を止める。

煮かぼちゃ・煮りんご 2色盛り

煮かぼちゃ・煮りんご 2色盛りカロテン豊富で甘みもあるかぼちゃと、アレルギー対応で加熱したりんごを組み合わせて。

●作り方【ティースプーンで約4〜5さじぶん】
かぼちゃの黄色い部分薄切り1枚(6g)と玉ねぎ薄切り1枚(4g)をやわらかくゆでて裏ごしし、ゆで汁でトロトロにのばす。りんごは皮をむき、薄切り1枚(5g)をやわらかく煮て裏ごしする。

関連リンク⇒⇒⇒  離乳食初期の野菜の進め方を知りたい!調理法やコツも紹介!

離乳食初期(6ヶ月ベビー)実食レポート♪

【DATA:●離乳食開始は6カ月●1回食●母乳は1日7回】
おっぱいはよく飲むけれど、食べる量はちょっと少なめ。おかゆが大好きで、調子のよくない日もおかゆだけなら食べられることも多い。最近初めて食べた豆腐がほんのり甘いせいか、お気に入りです。

Aくんの生活リズム

★ちなみにおうちではこんな感じ★
1日目/AM9:30/じゃがいものペースト

じゃがいものペースト「なめらかなトロトロ状で、これなら飲み込みやすくてOKですよ」(上田先生)


2日目/AM10:00/すりつぶしがゆ/キャベツスープ

すりつぶしがゆ、キャベツスープ「おかゆと野菜のほかに、タンパク質源食品の豆腐などを組み合わせましょう」(上田先生)

にんじんやブロッコリーなど単品で食べないものは、大好きなおかゆにまぜまぜ。口からベェーッと出したらごちそうさまで、所要時間は約10〜15分。

★さっそくおすすめ離乳食メニューにチャレンジ★

<を食べる赤ちゃんp> 下唇の上にスプーンをと思ってスプーンを握ってしまい、おかゆはかろうじて口の中へ。

離乳食を食べる赤ちゃん

自分で食べたい! といわんばかりにスプーンをほしがり、スプーンを持つとガチガチかんで、食べさせたくても口はふさがったまま。

食べ終わった離乳食のお皿

かぼちゃとりんごはほぼ完食し、豆腐とおかゆは残したものの、いつもの量はくらいは食べられました。

離乳食初期(生後5~6ヶ月)のお悩み&先生からのアドバイス

食が細く小さめで心配です。もっと食材を増やしたほうがいい?

2回食にすると食べる量も吸収率も増えますよ

食材の種類も量も増やしましょう。アクの少ない野菜なら、やわらかくゆでてトロトロにすればOK。白身魚やきな粉なども利用を。この時期は消化液の分泌が未熟で、2回に分けて食べさせたほうが吸収率も上がります。離乳食を進めて量を増やすことでがんばってみましょう。(上田先生)

関連リンク⇒⇒⇒離乳食初期1ヶ月目のスケジュール!献立や量、注意点は?

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食べすぎなのか、食べなさすぎなのか、離乳食初期の1回の量って悩みますよね。食べられる量には個人差があるので、量はあくまでも目安にして、赤ちゃんのペースも見ながら進めてくださいね。

撮影/鈴木江実子 文/小谷栄子、鈴木晶子

※この記事は『Baby-mo2012年9月号』より加筆・再編集したものです。

監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士
栄養学博士・管理栄養士。小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(主婦の友社)など監修書多数。

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