これができずにイクメンとは言わせない! パパ1年生♪【赤ちゃんの耳かき・鼻そうじ・爪切りマスターテクニック】

 専門家監修
公開日:2019/10/16
これができずにイクメンとは言わせない! パパ1年生♪【赤ちゃんの耳かき・鼻そうじ・爪切りマスターテクニック】
監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授

おむつ替え、授乳、寝かしつけ、沐浴……と数えればキリがない赤ちゃんのお世話。そんななか、地味だけど重要なのがグルーミング。コレができるとできないとでは、イクメン度に大きな差が! 「そういうの苦手だし」なんて尻込みしていないで、とりあえすチャレンジ! ドクターがていねいにレッスンします。

パパもできる赤ちゃんの耳そうじざっとふくとき編

準備赤ちゃんはこんなふうに固定すると安心

赤ちゃんが急に動いたときに、赤ちゃんが痛い思いをしないよう、しっかり赤ちゃんを固定して支えます。両腕をまっすぐにさせて、ピタリとタオルを巻くようにします。

STEP1指にガーゼを巻く

お湯につけてよくしぼったガーゼを指に巻きつける。写真のように人さし指に巻くとこまかい部分のケアがカンタン。ガーゼを親指に巻いてもOK。

STEP2耳のみぞをなぞる

耳全体をまんべんなくふきましょう。見落としがちな耳の後ろもしっかりお手入れを!

パパもできる赤ちゃんの耳そうじこまかくそうじをするとき編

STEP1こまかい部分は綿棒を使う

ガーゼでは届かない狭い部分は、綿棒でケアを。できるだけ綿棒の根元を持ち、手元を安定させてからお手入れスタート! 綿棒に汚れがついたら取り替えましょう。

STEP2見えている耳あかだけからめとればOK

綿棒を奥に入れてケアしようとすると、逆に汚れを奥に押し込んでしまうことになるので注意して。綿棒を回しながら挿入し、汚れをからめとるイメージです。

POINT!

お風呂上がりは耳の中が適度に湿っているので汚れがとれやすく、お手入れをするには絶好のタイミング。水滴のふきとりも兼ねて、濡れたガーゼを使うと便利。

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パパもできる赤ちゃんの鼻そうじ頭をしっかり押さえてガーゼや綿棒でクルクル~っと

STEP1鼻の内側にそって動かす

あおむけが基本姿勢。突然頭を動かしたときに鼻を傷つけないように、頭をしっかり押さえてケアをしましょう。鼻のお手入れの基本は、綿棒。赤ちゃんが動かないように支え、綿棒を鼻穴の内側にある出血点(青の●印)から、穴の内側に沿って動かします。出血点には強くふれないこと。
出血点って?……鼻の穴の内側前部にある部位の名称。血管が集まっているうえ、粘膜が薄いので出血しやすい。

STEP2綿棒をクルクルさせながら一周

汚れをぐるっと巻き込みながら、綿棒をぐるっと一周させ、出血点の手前まで戻します。綿棒をクルクル回転させながら、鼻の穴から引き出します。汚れをからめとりながら引き出すのがポイント。

POINT!

赤ちゃんが頭を動かしたときなどに鼻を傷つけてしまうことも考えられます。パパは頭を手のひらでしっかり支え、グルーミング中に頭を動かさないように固定しましょう。

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パパもできる赤ちゃんの爪切り指を固定して白い部分だけを数回にわけてカット

STEP1はさみタイプがビギナー向け!

寝ている間や、ほかに気が向いている授乳中など、安定した姿勢のときに。指をしっかり固定してカットするのが基本です。赤ちゃんの爪は、先端の白い部分だけカットをすれば大丈夫。慣れないうちはカット部分が見えやすいはさみタイプの爪切りがおすすめです。

STEP2力みすぎにご注意! 指をしっかり持ってスタンバイ

きき手に爪切りを持ち、もう片方の手で爪を切る指をしっかり持ちます。わが子を動かないようにリラックスさせて爪を切る。ココ、パパの腕の見せどころです!

STEP3数回にわけて切るのがうまくいくコツ!

赤ちゃんの爪は小さいので、一度に切ろうとすると指を傷つけてしまうことも。写真の線のように、直線で数回に分けて少しずつ切りましょう。

切り残しはやすりでキレイに!

切り残しの爪や、とがりが残った部分は、ベビー用やすりで軽くこすって整えて。皮膚が薄いので、誤って皮膚を削らないよう慎重に。

足の爪は床と指で固定させて

足ごと持ち上げると不安定なので、下に置いたまま指をしっかり持ってカット。足のつめもねんね中のカットがラク。

POINT!

赤ちゃんのつめは伸びやすく、自分の顔をひっかいてしまったりお友だちにつめがあたって傷をつけてしまうことも。わが子のつめをこまめにチェックし、つめ切りを習慣にして。

パパもできる赤ちゃんのヘアケアからまりやすい髪をやさしくお手入れ♡

ベタベタ汚れを落とす濡らしたガーゼで優しくオフ

お湯で濡らしたガーゼをしぼって、毛先に向かってしごきます。髪の根元を持ち、赤ちゃんが痛くないようにしてあげて。

髪のからまりをほぐす頭皮を引っ張らないようにとかす

髪の毛がもつれているときは、そのままとかすと痛いので、髪の根元を持ち、頭皮がひっぱられないようにやさしくとかしてあげましょう。

POINT!

ガーゼやコームのほか、毛のやわらかいベビー用のブラシを使うと安心。髪の少ないベビーは、パパやママの指ですくだけでも大丈夫。大人のように何度もブラッシングする必要はありません。

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「赤ちゃんのお世話って何をしたらいいかわからない……」そんなパパにこそおすすめなのが、グルーミング。赤ちゃんが突然動きそうでこわい、粘膜を傷つけてしまったらどうしよう、など初めは緊張の連続。でも大丈夫、回数を重ねるごとに上手になっていくから、諦めずにやってみて。

撮影/近藤 誠 イラスト/関根いくみ 取材・文/鈴木有子

※この記事は『Baby-mo2012年5月号』より加筆・再編集したものです。

監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授
助産師として多くの出産に立ち会い、母乳育児の指導を行う。おっぱい・ミルク全般、母体の健康など幅広い知識があり、授乳、卒乳のエキスパートとして研究、講師などを積極的に行っている。

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