赤ちゃんの夜泣き防止のコツは日中の過ごし方にアリ!

コラム 2017/10/18更新
赤ちゃんの夜泣き防止のコツは日中の過ごし方にアリ!

赤ちゃんが夜泣きしてから「寝かせよう」としたのではじつはもう遅い。昼間の生活がぐっすり夜眠れる子をつくるのです。NGチェックリストで夜泣きの原因を見つけて、ママも赤ちゃんも安眠できる生活にシフトしましょう。

生活リズムを見直せば、夜のねんねは自然に落ち着く


赤ちゃんは、眠いと思ってもすぐに眠れるわけではなく、寝つくまでにぐずることはごくごく自然なこと。また、赤ちゃんの眠りは大人よりもずっと浅いため、赤ちゃんが夜中に目を覚ましてしまうことも当然なのです。でも、その回数や頻度が多かったり、寝かしつけがスムーズでない場合、実は眠る環境や生活リズムに原因があることが多く、改善の余地はまだまだあるのです。
人間の体には、眠りのリズムや体温の変化をコントロールする体内時計があります。生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ働いていませんが、生後3カ月を過ぎると、体内時計が徐々に整い、授乳の時間や睡眠の時間がだんだんと一定に。朝は明るく、夜眠るときは暗いという本来の自然なリズムで生活することで、赤ちゃんの体内時計が整い、夜のねんねがずっとスムーズになるのです。
今回はすぐに実践できる3つの方法をご紹介。ぜひ明日の朝早起きすることから始めてみましょう。

こんな生活していませんか?
NG生活チェックリスト

□朝8時を過ぎても起こさないで、寝かせたままにしている
□親の生活時間に合わせて、夜9時以降に寝かせている
□夕方から寝るまで、ずっと明るい部屋にいさせている
□夜眠ったあとも、テレビや明かりのついたリビングにいさせている
□パパが帰宅してから、夜遅くにお風呂に入れている
□外出が少なく、日当たりの悪い部屋に一日中いることが多い
□夜泣き対策で、夜中のドライブやDVD、電気をつけて遊ぶなどしている
□携帯電話をいじりながら寝かしつけをしている


このままだと、体内時計がくずれて夜のねんねにも影響が!

体内時計が働くと、昼間はご機嫌! 夜スヤスヤ〜

赤ちゃんの体内時計は24時間ではなく、実は24.5時間周期。このズレを、朝日を浴びることでリセットしています。だから、「明るくなったら起き、暗くなったら眠る」という太陽の光に合わせた規則正しい生活が、赤ちゃんには理想の生活。体内時計がしっかり働くと、寝つきがよくなったり、激しい夜泣きが落ち着いたり、昼間ご機嫌に過ごせるようになるなど、いいことだらけです。

「寝かしつけ」は3つのことですぐラクになる!

夜泣き専門保育士・清水悦子先生のアドバイスは、生活リズムの改善。3つのことを実践するだけで、夜のねんねに変化が見られます。3つの方法とポイントを詳しくていねいに解説! まずは1週間、始めてみましょう。

1.朝は7時までに起こし、夜は8時までにお布団へ


「明るくなったら起き、暗くなったら眠る」という太陽の光に合わせた生活が理想的。なるべく朝は7時に起こし、夜は8時を目標に寝かせるようにしましょう。生活リズムを整えるコツは、朝起きる時間にかかっています。まずは7時に起きることからスタート!

やさしい声で「おはよう」「朝だよ」
やさしくおだやかな声で赤ちゃんに朝を知らせてあげて。朝のスタートはさわやかに!

カーテンを開け、太陽の光を入れて
日当たりが悪い部屋の場合や、雨や曇りの日は、部屋の電気をつけましょう。赤ちゃんが光に反応したら、「おはよう」の声がけを。

いきなり抱くとぐずることも
いきなり抱き上げるのは×。起きる準備ができていないので、機嫌が悪くなることも。

反応しなければトントンしても
光やママの声に反応しないときは、やさしく体をゆすって朝を知らせてあげて。

キョロキョロし始めたら、朝の習慣を
赤ちゃんが目を開けて、周囲を確認する様子が見られたら、抱っこやパジャマからの着替え、顔をふくなどの朝の習慣を。


【絶対してはいけない事!】
パパの遅い帰宅を待ってお風呂に入れるのは避けて!
遅い時間にお風呂に入れると、それだけ寝る時間も遅くなります。パパと入るのは休日や早く帰宅した日にするなど、赤ちゃんのペースを優先して。

2.午前中はアクティブに。5時以降のお昼寝は、なるべく控えて

眠るには、体もほどよく疲れていることが大切。日中に外で遊んだり室内でも体を使うことが、夜に強い眠気を起こす「メラトニン」というホルモンの分泌を促します。お昼寝の時間や回数も、睡眠に影響します。


5時以降のお昼寝は夜のねんねに響きます
生後4カ月くらいからは、寝たいだけ寝かせるのではなく、お昼寝時間の調整を。遅くとも5時までには起こすように心がけて。

生後3カ月ごろまでは無理に起こさなくても大丈夫ですよ
新生児期はまだ昼夜の区別がつかない時期。夕方に眠そうにしていたら、寝かせてOKです。


暑い季節は、熱中症に注意しながら外遊びを
外遊びやお散歩に出かけるときは、帽子や麦茶などの水分補給、時間帯など、十分気をつけて。

特に午前中、たっぷり遊んで
日中、特に午前中は活動的に過ごすことで、夜間のメラトニンの分泌が促され、スムーズな寝つきにつながります。

家の中にも、遊びはいっぱい!
手遊びをしたり、はいはいで遊んだり、部屋の中でも月齢に合わせて遊ぶ工夫をしてみて。


【絶対してはいけない事!】
家でテレビばかりでは、ダメですよ
テレビがついていれば、そりゃあ赤ちゃんはテレビを見てしまいます。テレビを消して、体を使った遊びで相手をして。

3.寝る前30分の“いちゃいちゃタイム”をつくりましょう

寝る30分前には、照明を落とすなど、睡眠に入る準備を。こうすることで、強い眠けを起こすメラトニンというホルモンの分泌が促進され、寝つきがよくなるのです。絵本を読んだりお話をするなど、“いちゃいちゃ”して過ごしましょう。


いつもより1トーン下げて話しましょう
話すときは、やさしくゆっくりとした口調で。「早く寝かせなきゃ」と怒り口調はいけません。

スキンシップをたっぷりと
薄暗い空間の中で、おっぱいやミルクを飲ませたり、興奮しない静かな遊びを取り入れて。

家事や仕事を忘れましょう
ママがあせるとその気持ちは赤ちゃんに伝わります。この時間はしっかりわが子と向き合って。

1日のできごとを話して親子でリラックス
「こんなことがあったね」「じょうずだったね」などと、静かに1日を振り返る時間にしても。


【絶対してはいけない事!】
テレビ、ケータイ、パソコンは禁止!
ディスプレーの光はとても強く、赤ちゃんに刺激を与えます。寝る30分前からは見ないこと。

 
お話/夜泣き専門保育士 清水悦子先生
長女の夜泣きに悩んだ経験をもとにした夜泣き改善法が話題に。保育士資格を取得。講演も多数。著書『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(かんき出版)も好評。
イラスト/フジモト・ヒデト
出典:Baby-mo(ベビモ)「ぐっすり眠れるねんね講座」
※情報は掲載時のものです

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