色とかたさでわかる【うんち】これって大丈夫?・1─基本の知識編

コラム
公開日:2014/02/24
更新日:2018/06/11
色とかたさでわかる【うんち】これって大丈夫?・1─基本の知識編

さまざまな色、形をしている赤ちゃんのうんち。実は、体からのサインがぎゅっと詰まった貴重な情報源です。時期と食べ物でうんちは変化しますから、わが子のうんち、じっくり観察しましょう。

色やかたさ、回数などは赤ちゃん一人一人ちがう

「今日はおなかの調子が悪くてねぇ」
なんて言える赤ちゃんはいません。言葉のかわりに体の内側から届けられるメッセージ、それが便、つまり「うんち」です。いつもとちがう色やかたさは病気を知らせるサインかもしれませんし、未消化の食品が混じっていれば「消化をよくするには?」と調理方法を工夫することもできますよね。
排便回数や便の状態は一人一人、とっても個性豊かです。1日に5~6回排便する子もいれば、3日に1回でも元気いっぱいの子もいます。大人なら「下痢」とされる便が通常便である赤ちゃんも多いものです。

ふだんのうんち・気になるうんちは写真に撮っておこう

便は月齢によっても変化します。生後1~2カ月たつと腸の消化吸収能力が高まり、便の量が減ることがあります。また、離乳食が始まると、大人のような色・におい・かたさ・回数になることが多いものです。
だからこそ、「わが子の最近のうんちの状態」を知って、「ちょっとおかしい」のサインをキャッチすることはたいせつです。自信がないママは、便の状態をときどき写真に撮っておくといいですね。気になるうんちも撮影して、医師に伝える材料にしてください。

うんちができるまで

ミルクを飲むたびに即行うんち、なぜ?

腸が刺激されて反射的に出ます

個人差はありますが、胃に食べ物が入ると、腸が刺激されて排便が促されます。大人でも「朝食を食べるとすぐトイレ」という人は少なくありませんよね。

食べたものでにおいも変わるの?

含まれる成分がちがうとにおいもちがう

うんち特有のにおいは、食物に含まれる細菌の死骸などが腸で発酵し腐敗することで発生します。母乳やミルクしか飲まない赤ちゃんなら、食べ物は無菌に近いうえに、腸内には乳酸菌やビフィズス菌などが多いため、ヨーグルトのようなにおいがするのです。

紙やシールを食べても出てくれば問題ない?

食べさせない配慮をしましょう

食べてしまったものは致し方ありませんが、食品以外のものを食べさせてはいけません。なんでも口に持っていく時期ですから、飲み込みそうなものを手の届く場所に置かないこと。積極的に紙などを食べたがるようなら、一度小児科などで相談してみましょう。

下痢のときの離乳食は?

まずは水分をしっかりと

いつもより回数が多く、水っぽい便が続く場合は下痢を疑います。水分が急激に奪われることも多いので、ベビー用のイオン飲料や経口補水液、母乳などで水分補給を。体力が戻ってきたら、おかゆ、やわらかく煮たうどんなどのでんぷん質から食べさせましょう。

お話/国立成育医療研究センター 消化器科医長
新井勝大先生
1994年宮崎医科大学卒業。順天堂大学附属練馬病院などを経て現職。アメリカ小児消化器病専門医。著書に『こどものおなかの病気』(メディカルトリビューン)がある。
出典:Baby-mo(ベビモ)イラスト/椙浦由宇
※情報は掲載時のものです。

あわせて読みたいおすすめ記事!

赤ちゃんのうんちの色と固さで健康チェック!白・黒・緑色は大丈夫?写真付きで解説

あなたにおすすめ

注目コラム