ベビー服のサイズがわかりづらい!服の選び方や月齢ごとの目安を紹介

小さくてかわいい洋服を買うのは、出産準備や子育ての楽しみのひとつ。でも、ベビー&子ども服はサイズ表記がいまいちよくわからない、というママやパパもいるはず。しかもどんどん成長するため、どのサイズを買うのが正解なのか悩んでしまいますよね。ここでは、ベビー&子ども服の選び方の目安とあわせ、おすすめの服などについてもお伝えします。
目次
ベビー服のサイズの目安を知りたい! 今のものと次のサイズの違いは?
国内のとある有名ベビー・子ども服ブランドでは、新生児から4~5歳までの子ども服のサイズについて、年齢と身長の目安を以下のように設定しています。
この表を見ると、日本の子ども服はだいたい10cm刻みで大きくなっていくことがわかります。ただし、子どもによって体型に違いがあるのは当然のこと。同じ身長でも、やせ型の子もいればぽっちゃり型の子もいます。服を選ぶときは身長以外にも、体重や胸囲(バスト)、胴囲(ウエスト)なども参考にすると、より子どもにフィットする洋服が見つかります。
子ども服の分類がよくわからない! ベビーとキッズの違いって何?
ベビー服というと、だいたい身長100cm、年齢では3歳ごろまでの子どもが着る服をさします。ベビー服を着ているうちは、まだおむつをしていて、着替えをママやパパに手伝ってもらっているイメージです。いっぽう、キッズはそれ以上のサイズで、親や幼稚園の先生、保育士さんの手伝いなしで着替えをするようになってくるころの服といえます。
もっと詳しく知りたい! ベビー服をサイズ別に解説!
では次に、月齢別の目安サイズや特徴、おすすめのアイテムを紹介します。
●生後0ヶ月~6ヶ月ごろ
生まれてすぐの赤ちゃんは、たった1ヶ月で体重が1~1.5kgほど増えるといわれています。生後3ヶ月になるころには身長は10cmほど伸び、体重は倍ほどに。また、生後3ヶ月以降から半年くらいまでの間になると、手足の動きが活発になってきて、寝返りをしようとしたり、できるようになる子もいます。
目安のサイズ
新生児なら50、3ヶ月ごろになったら60、半年ごとになったら70サイズが目安です。
おすすめの服や特徴
生後すぐから着せやすい、着物のような形をしているタイプの短肌着や、丈が少し長い長肌着などが重宝します。シャツとズボンが一体型となったオールインワンタイプで、首元から足首までスナップボタンで留めるタイプの、ロンパースと呼ばれる洋服もあります。
赤ちゃんの動きがだんだん活発になってきたら活躍するのが、コンビ肌着です。股下のスナップボタンで左右の足を分けられるので、赤ちゃんの動きを妨げません。服がはだけないことによって冷え防止の役割も果たしてくれます。
服選びや着せるときの注意点
赤ちゃんはとても汗かきです。空調の効いた部屋で汗が冷えると風邪をひく原因になってしまいます。赤ちゃんの様子をよく見て、汗をかいていたら肌着を取り替えてあげましょう。そのため、肌着の枚数は多めに用意しておく方が無難です。
●生後6ヶ月~1歳ごろ
寝返りやハイハイ、つかまり立ちなど、動きがとても活発になってくるのが、この月齢の赤ちゃんです。
目安のサイズ
生後6ヶ月から1歳ごろにかけては、60から70サイズが目安となります。サイズ表記のとおり、身長60から70cmくらいの赤ちゃん向きです。
おすすめの服や特徴
このころになるとおすわりが安定したり、つかまり立ちができるようになってくるので、着替えがしやすくなり、洋服のバリエーションが増えてきます。動くときの邪魔にならないよう、袖や裾さばきがいいものを選んであげてください。Tシャツは、肩にスナップボタンが付いていて着脱させやすいものを選ぶと便利です。
服選びや着せるときの注意点
このころの赤ちゃんの成長は目覚ましいものがあります。サイズの合わない服は身体を締めつけてしまうので、きつくなったらサイズアップを。また、このころの赤ちゃんは何でも口に入れてしまうピークの時期でもあります。誤飲を防ぐためにも、小さな飾りなどがついている服は避けておいた方が安全です。
●1~2歳ごろ
立って歩き始め、外の散歩も増えてくるのがこの時期です。好奇心旺盛になり、外でいろいろなものを見たり、触ったりするようになります。公園遊びなどで汗をかくことも増えるでしょう。
目安のサイズ
80から90くらいが適正サイズとなるお子さんが多いでしょう。ですが、1歳くらいからはより体格差が出てきますので、身長を基準にしつつ体型も合わせてサイズを考慮しましょう。
おすすめの服や特徴
汗をかくことが増えてくるこの時期の赤ちゃん。上下セパレートの服だと、着替えがラクにできます。
通気性が良く、速乾性の高い素材がおすすめです。ベストやカーディガンなど、朝夕の気温の変化に対応できるような服選びも大切になります。また、アウターが必要となってくるのもこのころから。今までのように、ママの抱っこ紐にダウンケットを掛けるという防寒方法ではなく、赤ちゃん自身にコートなどを着せられるよう、一着持っておくのがおすすめです。
服選びや着せるときの注意点
たくさん動いて、汗をどんどんかくようになるこの時期の赤ちゃん。とくに着せすぎは禁物です。体温調節がしやすいよう、春なら半袖Tシャツに薄手のはおりものをプラスしたり、秋以降なら長袖シャツにベストやアウターを着せるなど、サッと脱着できる一枚が活躍します。
●2〜3歳ごろ
だんだん自分でできることが増えてくる時期。イヤイヤ期に突入して悩まされるママやパパも。服についても、自分で選びたがるケースは少なくありません。また、トイレトレーニングが完了すると、着られる服のバリエーションが増えてきます。
目安のサイズ
90、95サイズが目安となります。このサイズ以降は、5cm刻みで展開しているメーカーもあります。
おすすめの服や特徴
自分で服を着たがる子には、伸縮性があって脱ぎ着のしやすい服が適しています。また、成長スピードが多少緩やかになってくるため、コートやワンピースなど、少し丈が長めのものを選んでおくと、長い期間着られることもあります。
イヤイヤ期で服を着たがらない子には、好きなキャラクターや乗り物、動物などがプリントされていたり、刺繍されていたりする服がおすすめです。自分からすすんで着たがるようになるかもしれません。
服選びや着せるときの注意点
フードのひもや飾りなどがついていると、公園の遊具などに引っかかって危険な場合もあるので、シンプルなものを選んであげてください。
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キッズ服のサイズについて詳しく知りたい! この時期におすすめの服は?
続いて、身長がおよそ100cmとなる、3歳以降のキッズ服について紹介していきます。
●3〜4歳ごろ
運動能力の発達が目覚ましく、走り回ったり飛び跳ねたりと元気に過ごす時期です。いろいろな習い事を始める子も多く、活動の幅が広がってきます。
目安のサイズ
サイズ表記としては100が目安です。身長100cm、胸囲(バスト)が52cmで胴囲(ウエスト)が48cmくらいの子に合うサイズとなっています。
おすすめの服や特徴
活発になるぶん、汗や食べ物、絵の具、泥などで汚れることが頻繁に。そのため、汗に強く速乾性があるなど、たくさん動いても問題のない素材のものが適しています。
集団生活の中では、走り回ったり、しゃがみこんで遊んだりしても気にならないよう、女の子もズボンがおすすめです。長すぎる丈は、自分で裾を踏んでしまったりして危険なので、できるだけジャストサイズの服がいいでしょう。いっぽう、アウターについてはぴったり密着すると嫌がる子も多いので、やや大きめサイズがいいかもしれません。
服選びや着せるときの注意点
保育園では衣服への記名が必須です。おしゃれな洋服だと、たまに名前を書けるタグなどのスペースがない場合があります。スナップボタンで取り付けられるような、お名前タグを用意するなどの工夫が必要です。
●4〜5歳ごろ
個性が際立ってきて、活発に外遊びを楽しむ子や室内遊びを好む子など、特徴が見えてきます。また、自分の考えを言葉に出して言えるようになってくるので、服について好き嫌いがはっきりしてくる子も。
目安のサイズ
100~110サイズが目安となります。身長でいえば100~110cm、胸囲(バスト)56cmで胴囲(ウエスト)50cmくらいの体格が中心となるサイズです。
おすすめの服や特徴
外遊びで体を動かすことが多い子は、動きにくい服を嫌がる傾向が。伸縮性があって着やすく、動きやすく、通気性のいい服装がベターです。動きやすさでいえば、ジャージー素材の服などもおすすめです。プリンセス系に憧れる女の子も多くなるので、スパンコール付きの服やチュチュなどをお出かけ用に持っていても。
服選びや着せるときの注意点
子どもの成長はそれぞれ、ペースも違えば得意・不得意なことも違います。ファスナーやボタンを上手に留められるお友だちがそばにいたとしても、自分の子どもに無理にそれを求めなくても大丈夫です。まずは簡単な洋服から始め、自分で着られる達成感を与えてあげられるといいですね。
●5〜6歳ごろ
幼稚園でいえば年長、または小学1年生となる年齢です。このころになると、男の子と女の子で体格の違いが出て、さらに自分の好む洋服を選ぶ傾向がより強くなります。
目安のサイズ
110、120サイズが目安です。身長でいうと110~120cm、胸囲(バスト)56cm、胴囲(ウエスト)50cmぐらいのサイズとなります。
おすすめの服や特徴
自分で選んだ洋服を着て、幼稚園や小学校へ行くようになることも。また、自転車に乗ったり、学校や公園の遊具で遊んだりと、日常生活の中で活発に運動をする機会も多いです。
小学生になる年齢ではありますが、まだまだ動き方は子どもらしく、服を汚すことも多々あります。引き続き、汚れや汗に強く、動きやすい服装がおすすめです。男の子はハーフパンツや長ズボン、女の子はスカートをはく場合にはレギンスなどを合わせて、どんな動きでも気にせずに過ごせるようにしてあげてください。
服選びや着せるときの注意点
お友だち同士の関わり合いが活発になってくるのもあり、追いかけっこをしているときなどに悪意なく服を引っ張ってしまう事故などが起きがち。集団生活の中では、フード付きの服を着るのは避けた方がいいかもしれません。
関連リンク⇒⇒⇒ベビーグッズにはオーガニックコットンを!人気おすすめ17選!
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文/Spica
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