子供の医療保険、加入する必要性はある?複数の保険を比較しました!

コラム
公開日:2020/01/24
子供の医療保険、加入する必要性はある?複数の保険を比較しました!

子供の医療保険は、子供が病気や怪我などで医療機関にかからなければならなくなったときに、金銭的な助けとなるものです。一方で、「日本は公的医療保険が充実しているため、民間の医療保険は必要ないのでは…?」と考えているママ・パパも少なくありません。しかし、入院や大きな怪我をしたときには、通院や入院中の生活のために医療費以外のお金がかかることもあります。
この記事では、子供の医療保険について解説します。医療保険に入るメリットや医療保険商品の比較などをまとめました。子供の医療保険で悩んでいる人はぜひ、参考にしてくださいね。

子供の医療保険とはどんなもの?

日本には、国が運営する公的医療保険制度があり、これは日本国民全員が加入しなければならないものです。一方、医療保険は民間が運営していて、公的医療保険制度ではまかないきれない医療費をカバーすることができます。

子供が加入する医療保険には大きく分けて、一般の医療保険を子供まで拡大したものと、子供専用の医療保険の2種類があります。一般の医療保険の内容は大人の医療保険と同じで、病気・怪我による通院や入院、手術などの医療費、個室に入院するための差額ベッド代などの支払いまでをカバー。

一方、子供専用の医療保険は、「キッズ保険」「こども総合保険」「ジュニア保険」などの名前で販売されています。通常の医療保険では対象外であることが多い、交通事故が原因の医療費までカバーしているものがほとんどです。

そのほか、怪我の通院保障や学資保険としての役割のあるもの、死亡保障までカバーしているものもあります。

子供が医療保険に入る必要性やメリットは?

子供医療保険は保険料が安い

子供の医療保険は、一般のものでも専用のものでも月々1,000円程度のものが多くラインアップされています。子供は大人に比べ、怪我や病気が多くなりがちですが、入院になることは少ないからです。また、子供は公的医療保険の内容が充実していて、民間の医療保険を利用する機会が少ないことも、保険料が低めに設定されている理由のひとつです。

差額ベッド代を気にせず個室を選べる

病院にもよりますが、大部屋での入院では24時間子供に付き添えないことがあります。また、大部屋ではいろいろな子供がいるため、違う病気に感染してしまう可能性もゼロではありません。衛生的な環境で子供のそばにずっといたいときには、個室を選んだほうがいいでしょう。ただし、個室の差額ベッド代は1泊1万~1万5,000円ほどかかります。

さらに、病院での1泊のカウントは、2泊3日では3泊、7泊8日では8泊といったように、滞在した日数で数えることがほとんどです。子供がどのくらい入院するのかはそのときの状態によりますが、最低でも2~3万円ほどかかるのが一般的です。

子供の医療保険料は、月々1,000円の場合、年間で1万2,000円。そのくらいの支払いで、差額ベッド代までカバーできることは、子供の医療保険の大きなメリットと言えるでしょう。

子供へのプレゼントとなる

子供の医療保険は子供のときだけに役に立つものではありません。終身型の保険であれば、生涯に渡って役に立ちます。病気や怪我などで持病や障害を負ってしまうと、新たに医療保険へ加入できない可能性もあります。

子供のうちから終身型の医療保険に入っておけば、医療保険に入りたくても入れない…という事態を避けられます。子供が大人になったときにすでに医療保険に加入済み、ということは、子供へのプレゼントにもなるでしょう。

子供の医療保険に入った方がよい状況とは?

日本は公的医療保険の内容が充実していて、乳幼児の医療費は薬代も含め無料です。住んでいる市区町村によって異なりますが、中学校卒業まで医療費を負担してくれるところもあります。小学校高学年くらいになると体も丈夫になってきますし、そこまで医療費がカバーされるのであれば医療保険に入らなくてもいいと考えるママ・パパは多いようです。

子供が入院治療を必要とするほどの怪我や病気になる確率は大人よりも低く、そういった事態になったときにかかるお金よりも医療保険料のほうが高くなることも考えられます。

また、医療保険は怪我や病気で仕事ができず収入が得られない、という状況をカバーするためでもあります。子供が怪我や病気をしても世帯収入に影響がないことがほとんど。子供の場合はそういったリスクを考えなくてもいいので、医療保険の必要性は大人よりも低くなります。

では、そんな中でも、子供の医療保険に入った方が良いのはどんな状況なのでしょう。

怪我が多い習い事をする予定である

ボルダリングや器械体操など、怪我をしやすい習い事をしている場合、医療保険に入れないことがあります。そういった習い事をしたいと考えている場合、始める前に医療保険に入っておいた方がいいかもしれません。

怪我での入院は長期間の入院や通院、手術が必要となることがあります。ただ、医療保険には怪我による通院保障がないものもあります。子供の怪我対策で医療保険に入りたい場合は、子供専用の医療保険か、通院まで保障するタイプの医療保険を探すとよいでしょう。

入院するなら個室にしてあげたいという人

もし子供が入院することになったら、できれば個室に入れてあげたいという人も、医療保険に入っておいた方がよいでしょう。個室での入院は滞在日数×1万~1万5,000円ほどかかってしまいます。医療保険があればお金を気にすることなく個室で入院させることが可能です。ただ、病院のベッドの空き具合によっては必ずしも個室に入れるとは限りません。

また、病院にもよりますが、個室での入院は保護者が24時間付き添わなければならないところもあります。つまり、子供が複数いる家庭や仕事がある人などは個室に入れるのが難しいことも。本当に個室を使えるかどうかはよく検討する必要があります。

医療保険は相続対策にもなる?

子供の医療保険を相続税対策として活用ができます。医療保険の支払い方には、毎月の支払いが一生続くもの、一定の期間で終わるものなどさまざまです。そのなかで、保障が生涯にわたり続く終身タイプでありながら、支払いが1回や数年以内で終わるというものがあります。このような医療保険を契約し、保険料の支払いが終わったときに契約者を孫や子供にすれば、医療保険をプレゼントすることが可能です。

医療保険を短期間で払い切るためには、100万円以上必要となりますが、これを保険料として支払えば資産が現金から保険となり、相続税の対象となる金額を減らすことが可能です。もちろん、現金で生前贈与することによる相続税対策もできます。

医療保険としてのプレゼントであれば、怪我や病気などの困ったときの助けという目的以外には使うことができず、「将来困らないように」というメッセージ性の強い贈り物になりますね。

ただし、将来その保険会社が倒産してしまう、保障内容と社会の状況や物価が合わなくなるといったリスクも把握しておかなければなりません。また、支払った保険料が110万円以上であると贈与税が発生してしまう点にも注意が必要です。

子供の医療保険を比較。加入時期・年齢もチェック!

子供が加入できる医療保険のなかから、「コープ共済」「オリックス生命」「ネオファースト生命」「アフラック」の5商品を比較してみました。

※いずれも0歳男児の場合で保険料見積もり 
(計算基準日2019年12月現在)

会社によって保険料や保障額はさまざまです。「コープ共済」の子供専用の医療保険は、内容が通常の医療保険よりも子供向けとなっていますが、加入できる年齢が満19歳までと、生涯にわたって保障を受けることはできません。

「オリックス生命」「ネオファースト生命」は、月額料が1,000円程度と安く加入しやすい保険ですが、通院に対する保障がないことに注意が必要です。怪我や病気などで長期にわたる通院が必要となったときでも、通院に対して保障はありません。月額料金が安いからというだけで医療保険を選ばないように気を付けたいですね。怪我が心配で医療保険に入る場合は、通院まで保障されているかどうかきちんとチェックすることをお忘れなく。

文/hanako

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