たんぽぽ茶は妊婦にどんな効果がある? 気になる味やおすすめの飲み方

コラム
公開日:2019/12/26
更新日:2020/01/10
たんぽぽ茶は妊婦にどんな効果がある? 気になる味やおすすめの飲み方

妊娠中でも、緑茶やコーヒーを飲んでほっとひと息つきたいときってありますよね。でも、タンニンやカフェインが含まれているものは、妊娠中に必要な鉄分の吸収を抑えてしまったり、赤ちゃんに影響を与える可能性があったり、飲むのを控えたくなるもの。そんな妊娠中のママでも、安心して飲めるのがたんぽぽ茶。この記事では、たんぽぽ茶に含まれる栄養素や飲み方、味わいなどを紹介します。

たんぽぽ茶とは? たんぽぽコーヒーとは違うの? 

たんぽぽ茶は、たんぽぽコーヒーとも呼ばれています。古くはポーランドで誕生し、後にヨーロッパ全土に広まった飲み物でした。貴族しか楽しめなかったコーヒーを市民も手軽に楽しめるようにと考えられたのが、たんぽぽコーヒーです。

たんぽぽコーヒーの原材料は、たんぽぽの根。根の乾燥方法や焙煎技術により、お茶風味になるか、コーヒー風味になるか変わります。

たんぽぽ茶はどのように作られているの?

たんぽぽ茶を作るためには、まずたんぽぽの根をよく水洗いします。洗った根と水をボウルなどに入れ、長時間かけてあく抜き。少し乾燥した後に、フードプロセッサーで細かくします。

細かくしたたんぽぽの根は、さらに天日干しします。その際、十分に乾燥させることがポイント。その後、フライパンでたんぽぽの根を煎り焙煎させます。焙煎後、コーヒーミルなどで挽けば、たんぽぽ茶のできあがり。焙煎後のたんぽぽの根は、コーヒー豆の見た目にも似ていることが特徴的です。

たんぽぽ茶の作り方からもわかるように、原料はたんぽぽの根のみが使用されています。食べ物に敏感になる妊婦さんにとって、安心して飲みやすいお茶だといえますね。

自分でたんぽぽ茶を作ってみよう!

たんぽぽ茶は、自分で作ることもできます。でも、住宅街などの道端に咲いているたんぽぽは、除草剤や殺虫剤などが心配。安全面を考えると、無農薬の畑に咲いているたんぽぽの根などを分けてもらうのが安心です。採るときは、根が深く生えているためスコップを使用して掘ります。ただし、妊娠中には身体に負荷をかけず、無理をしないことが大切です。

ちなみに、たんぽぽの根から自分で作ったものは、市販のものよりもやや苦みを感じることも。苦みやえぐみなどが気になるときには、市販のものを購入するのがおすすめです。

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たんぽぽ茶はどんな味わい? たんぽぽ茶の苦みや独特の味わいとは

たんぽぽ茶は、緑茶やコーヒーにくらべ、苦みが控えめなのが特徴。たんぽぽ茶の苦みは、ポリフェノールの一種でもあるクロロゲン化合物や、タラキサシンなどの成分が影響しています。マイルドな苦みと香ばしさで、リラックスしたいときにもピッタリ。優しいコーヒーのような味わいは、体調の変化などで精神的に不安定な妊婦さんに、安らぎを与えてくれそう。コーヒーの苦みが苦手な人でも、飲みやすいお茶です。
人によっては濃く煮出した麦茶のような味わいに感じたり、メーカーによって苦みや味が異なるため、飲み比べて好きな味をみつけてみてもいいですね。

たんぽぽ茶のほどよい苦みは、和菓子、洋菓子のどちらにもよく合いますが、甘いものの取りすぎには注意を。妊娠中に甘いものを摂取しすぎると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などを引き起こすケースも。妊娠糖尿病は赤ちゃんへの合併症をもたらしたり、早産のリスクを高めることにもつながります。

また、体重が増加しすぎてしまうと、産道が狭くなり難産になる恐れもあるので気をつけましょう。元気な赤ちゃんを産むためにも、甘いものの食べすぎは自身でコントロールするようにして。

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たんぽぽ茶の栄養素は? 

たんぽぽ茶には、妊婦さんに必要な鉄分やミネラル、ビタミンなどが含まれています。鉄分が豊富に含まれるレバーなどが苦手な人でも、クセの少ないたんぽぽ茶なら飲みやすいという人もいます。

たんぽぽ茶の成分には、食物繊維も少量ながら含まれているので、継続して飲むことで、便秘予防にもつなげられるでしょう。ほかに、おなかの赤ちゃんの成長を助ける、カルシウムやビタミンCも含まれています。たんぽぽ茶はホルモンの分泌を促し、ととのえる効果が期待できることから、妊活中の女性にも多く飲まれています。

たんぽぽ茶は妊婦さんにとってどのような効果があるの?

たんぽぽ茶にはデトックス効果があり、体のなかに溜まりやすい毒素や、妊婦さんの多くが悩む、むくみの元となる余分な水分を流してくれる作用があります。利尿作用があるため、ダイエット中の女性からも愛飲されており、「おねしょのハーブ」との別名も。妊娠中や妊活中の女性だけでなく、さまざまなライフスタイルの女性から愛されている飲み物だといえますね。

たんぽぽ茶の1日の適量はどれくらい?

ノンカフェインのたんぽぽ茶ですが、1日に何杯も飲むことはおすすめできません。一般的に、たんぽぽ茶の1日摂取量は、3~4杯までとされています。適量を守って、体に負担がかからない飲み方をするように心がけたいですね。

低血圧の人はたんぽぽ茶の飲みすぎに注意を

普段から低血圧の人は、たんぽぽ茶を飲むことでさらに血圧が下がる可能性も。そのため、低血圧が気になる人は、飲む前に主治医に相談したり、飲む量を控えるなどして調節するようにしましょう。

また、妊婦さんは子宮が徐々に大きくなり、膀胱が押されて頻尿になる傾向があります。たんぽぽ茶には利尿作用があるため、外出する予定があるときや頻尿が気になるときなどは、たんぽぽ茶の飲用を控えるようにしたいですね。

たんぽぽ茶の選び方! 自分好みのものを見つけるポイント

たんぽぽ茶は、粉末とティ―バッグがあります。手軽にたんぽぽ茶が淹れられるティ―バッグは、毎日たんぽぽ茶を飲みたいという妊婦さんにも人気です。

好みの濃さや分量に調節しやすい粉末タイプは、少量ずつ持ち運ぶ際にも便利です。働いている妊婦さんやママにとっては、外出時に持ち出しやすいのがポイント。

「有機JASマーク」が付いているものなら妊娠中も安心

日本有機栽培認定食品(有機JAS)は、安全性が高い食品であることの証。農林水産大臣が認定した食品にしか、有機JAS認定は与えられません。何を選んだらいいかわからないときは、有機JAS認定がされているたんぽぽ茶を選ぶのも目安です。

有機JAS認証がないたんぽぽ茶でも、有機栽培されているものもあります。ポーランドなどの外国産もあるので、値段や味などを比較して、飲みやすいたんぽぽ茶をみつけるのもいいですね。

ちなみに、苦味が気になる人は、ドクダミや黒ゴマなどが配合され、苦みが緩和されているたんぽぽ茶もおすすめです。

たんぽぽ茶をもっとおいしく! おすすめの飲み方

たんぽぽ茶は、ストレートだけではなく、さまざまな飲み方を楽しめます。夏場には、アイスたんぽぽ茶にしても美味。お湯からたんぽぽ茶を淹れ、荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やせばOK。アイスたんぽぽ茶の保存期間は2~3日間なので、作ったらお早めに。ただ、冷えたものを飲むと、消化機能に影響を及ぼす場合もあります。胃腸を冷やすと消化力は弱まってしまいます。妊娠中はできるだけ、暑い季節でも常温やホットで飲むように心がけましょう。

チャイ風にしてたんぽぽ茶を楽しみたいときには、ミルクとショウガを少量加えてみましょう。カルダモンやシナモンなどを加えると、より味わい深いチャイ風たんぽぽ茶に。甘味のあるお茶が飲みたいときには、たんぽぽ茶に黒砂糖を入れてみても。黒砂糖のコクのある甘味は、リフレッシュしたいときに最適。黒砂糖を入れることで、ミネラルも同時に摂取できます。

甘みがほしいときは、はちみつやジャムを混ぜるのもアリ。はちみつを入れると優しい華やかな味わいになるため、好む人が多いといわれています。リラックスタイムに、ゆったり味わうように飲みたいですね。

豆乳が好きな人は、たんぽぽ茶を豆乳で割ってもおいしいですよ。女性ホルモンに作用するイソフラボンが豊富に含まれる豆乳は、たんぽぽ茶の味わいをマイルドにします。

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たんぽぽ茶は、緑茶やコーヒーを飲みたい妊婦さんや、妊活中の女性からも幅広く飲まれています。体の調子をととのえる成分も含まれているので、ぜひ一度味わってみて!

文/小春

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