シングルマザーにおすすめの資格や仕事は? 手当はある? 恋愛は?

コラム
公開日:2019/12/24
更新日:2020/01/10
シングルマザーにおすすめの資格や仕事は? 手当はある? 恋愛は?

シングルマザーの道を選択する過程には、さまざまな出来事があり、理由もひとぞれぞれ。ただ、シングルマザーになろうか悩んでいるなら、大きな決断をする前に、実際にどのような暮らしになるのか、本当に自分で生活していけるかについて把握しておきたいもの。この記事では、シングルマザーになるメリットやデメリット、仕事や手当などのお金にまつわる疑問、恋愛事情など詳しく解説していきます。

シングルマザーとは? どんな理由でシングルマザーになる?

シングルマザーとは、その名の通り一人で子供を育てる母親のことを意味しています。シングルマザーは、未婚で妊娠し何らかの事情で結婚せずに子供を生むケースと、結婚して子供を生んだものの、夫と離婚をして子供を引き取ったケース、または夫と死別したケースの3つが考えられます。

シングルマザーにもメリットがある?

シングルマザーというと、どちらかというとマイナスイメージで見られがちですが、悪いことだけではありません。例えば、母親の苦労を知って育つぶん、思いやりのある優しい子供になる、母親が常に忙しいので、家の手伝いを自ら進んでやるなど、気づかいのできる子供に育つという声もあるようです。

夫がいないので、家事の負担が減ることも。食事の準備をたまにサボったとしても、文句を言う人がいない点では気楽です。さらに、夫がいるとなかなか自分一人の時間が作れませんが、子供が眠ったあとは、家で好きなことができるなど、自分時間を確保しやすいメリットもあります。

シングルマザーになって後悔することやデメリット

いくらメリットがあるといっても、やはりデメリットも目立つのがシングルマザーです。シングルマザーにとって最も気になるのが、周囲の偏見の目。シングルマザーというだけでご近所や、子供の学校、幼稚園などだけではなく、親族からも陰口をたたかれるケースも。子供が成人して結婚する際には、相手方の親から敬遠されるケースもまだあるようです。

夫がおらず気楽な半面、愚痴や弱音を気軽に吐ける相手がいなく、子育てや仕事でうまくいかないことがあるとストレスを溜めてしまうことも。

また、生活のために長時間働くなど、子供との時間がとれなかったという声も聞かれます。保育園や学童、祖父母のもとで過ごすことが多く、子供に寂しい思いをさせているのではないかと、シングルマザーになったことを後悔する人もいるようです。

シングルマザーは貧困? 月収はどれくらい?

シングルマザーは、おもに、子供と一緒に生活するケースと、実家に戻り自分の両親と子供と一緒に生活するケースにわかれます。

どちらの場合でも、基本的には自分で仕事をして生活を支えていく必要があるので、経済的に楽だという人は少ないでしょう。出産を機に仕事を辞めてしまっているケースもあり、専業主婦ののち、アルバイトで生計を立てている人も多いようです。正社員であれば収入は安定しますが、自営業やアルバイトなどの場合は、収入が月によって変わるなど、なかなか生活が安定せず、精神的につらいことも。

いずれにしても、子供がまだ小さいなら保育園や学童に預けて終日働き、帰宅してから家事をするという毎日になるようです。

厚生労働省発表の「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査結果の概要」によれば、平成27年のシングルマザーの平均年収は243万円となっており、子供を育てながら生活をすることを考えると、決して余裕があるとはいえない金額です。

シングルマザーがもらえる手当はさまざま

仕事で得た収入以外に手にできるお金として、シングルマザーが受け取れる手当についてチェックしてみましょう。

◆児童手当◆
児童手当はシングルマザーだけでなく、子供がいる世帯なら受け取れる手当です(所得制限あり)。子供が生まれてから中学校を卒業するまで、1ヶ月あたり3歳未満なら1万5000円、3歳以上なら1万円を受け取れます。ただし、所得制限や第三子以降など条件次第で異なります。

◆児童扶養手当◆
これはシングルマザーだけでなく、ひとり親家庭がもらえる手当です。収入によって金額が変動しますが、2019年の場合、満額で毎月4万2500円を受け取れます。

これらに加え、自治体によっては住宅手当、母子家庭の医療費助成制度などがあります。手当ではありませんが、離婚をしてシングルマザーになった場合は、前夫から養育費として一定の金額を受け取るケースもあります。

関連リンク⇒⇒⇒シングルマザー必見! 母子家庭が受けられる支援&寡婦控除の条件とは?

シングルマザーの仕事事情。就活に影響が出ることも

シングルマザーはどんな仕事をしていることが多いのでしょうか?また、働いている時間や向いている仕事などについてもみていきましょう。

◆仕事は何をしているの?

シングルマザーになる前から正社員として仕事をしていたのであれば、当面は仕事に困ることはないと思いますが、シングルマザーになってから仕事を探すのはとても難しいことが多いようです。

一人で子育てをしていると、発熱などで子供の体調が悪くなった時は、どうしても仕事に影響が出てしまいます。それを懸念され、採用してもらえないケースも。

シングルマザーの中には、正社員として就職することができずアルバイトで生計を立てている人も多いようです。なかには、時給の高いパチンコ屋などの仕事や、水商売など夜の仕事を始める人もいるようです。

◆仕事の時間帯は? 子どもと過ごす時間はある?

シングルマザーの多くは、生活を支えるためにフルタイムで仕事をしていて、子供が保育園や学校へ行った朝8時ごろから夕方までの時間帯で働いています。そのため、どうしても子供と過ごす時間は、週末や仕事が終わったあと、夜の時間だけになりがちです。だたし、それはワーキングママなら誰でも同じこと。シングルマザーに限ったことではありません。

◆シングルマザーが狙いたい! 向いている仕事は?

もし、これからシングルマザーになることを考えているのなら、働きながら資格が取れる職場への就職もおすすめです。医療事務やホームヘルパー、歯科助手などの医療系の仕事なら、働く中でステップアップとして資格を目指しやすいのがポイント。ほかに工場でのライン作業、在宅も出勤も可能なテレワークなど、自由にシフトが組みやすい職場もおすすめです。

◆資格があるとやっぱり強い。給付金でとれる資格は要チェック

シングルマザーというだけで、就活がうまくいかないこともありますが、資格があればそれを生かして就職することができます。資格取得を目指すなら、将来性があるか、求人があるか、生活スタイルに合っているかを検討して決めましょう。

雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とした「教育訓練給付制度」を利用すれば、10万円を限度として講座の受講料の20%に相当する金額を支給してもらえます。中には通信教育でとれる資格もあるため、自分に合った資格取得を検討してみてもいいかも。

◆国家資格、介護業界の資格など、年収が高い仕事を狙うのもあり

収入が多い資格を狙うなら、国家資格がおすすめです。通信教育でとれるものも多く、持っていることで確実に就職に役立ちます。特に比較的全国に求人があり、仕事をしながら経験を積むと取得できる介護福祉士はシングルマザーにも向いています。さらにそのワンランク上には、年収も高いケアマネージャーがあります。ケアマネージャーは都道府県の認定資格ですが、これから狙いたい資格の一つです。

ほかに、不動産業界に就職しやすい宅地建物取引士、薬局で働けて時給も高い登録販売者などもチェックを。ちなみに、看護師も給付金をもらいながら学校に通って取ることができ、シングルマザーも多い職種なのでおすすめです。

気になるシングルマザーの恋愛事情! シングルマザーは彼氏ができるの?

シングルマザーも一人の女性です。シングルマザーになったばかりのころは、一人で子供を育てる決意をして恋愛なんてそっちのけということもあるでしょう。ですが、生活が落ち着いてくると恋愛を考えるようになる人もいるかもしれません。

◆すぐに恋人ができやすいタイプ、男性に敬遠されがちなタイプ

シングルマザーの中には、離婚後わりと早めに恋人ができて、恋愛を楽しんでいる人もいます。タイプとしては、経済的に自立し自分のスタイルを築いている人。自分の力で生活をしているぶん、落ち着いた雰囲気があり大人同士の会話ができるという点においても、自立したシングルマザーがモテる理由のようです。

ただし、中にはシングルマザーということで遊び相手にされるケースも。自分と子供の生活が崩れてしまわないよう、恋愛にのめり込みすぎないよう注意も必要です。

恋愛ができない理由で多いのは、「出会いの場がない」こと。仕事と育児で自分の時間がほとんどないため、恋愛するタイミングがつかめないパターンです。また、「恋愛をしたい」と強く思いすぎていたり、再婚して経済的にラクをしたいという思いが見えると、男性にとって負担になってしまう場合もあります。

シングルマザーはどれくらいの人が再婚している?

シングルマザーの中で、どれくらいの人が再婚するのでしょうか? シングルマザーになることを考えているなら、再婚率も気になるところです。

◆タイミングはいつごろ? 再婚率は意外と高め

厚生労働省の2016年の統計によると、離婚した女性のおよそ半数が何らかのタイミングで再婚をしています。子供がいない人も含まれるため、シングルマザーの再婚率はこれより低くなると思われますが、結婚したカップルのうちおよそ4組に1組が再婚という時代です。多くのシングルマザーが再婚しているということもうなずけます。

再婚するタイミングは人それぞれで、環境にもよります。もう結婚はこりごりだと考える人は、前の結婚について自分の中で整理がつき、いい人が現れたら自然と再婚を考えることもあるようです。子どもがまだ小さい場合は、相手の男性と子供の相性もありますし、子供が小学生や中学生などの思春期なら、子供の成長をもう少し待ってから、ということもあります。

◆再婚したら、今までもらっていた養育費はどうなる?

自分が再婚をしたからといって、養育費を減額されることはありません。減額されるケースとしては、新しい夫と自分の子供が養子縁組をした場合です。その場合、新しい夫に子供の扶養義務が発生するため、前夫の養育費が減額になるケースがあります。他にも自分の再婚に関係なく、前夫が再婚し新たな子供ができた場合にも減額になることがあります。

◆こらからシングルマザーになるなら、考えておきたい注意点

今の状況に苦しんでいてシングルマザーになることを考えているなら、シングルマザーになった未来が明るく見えているかもしれません。確かにシングルマザーにもメリットはあります。ですが、大変なことも多いのが現実です。

シングルマザーになることを考えるなら、考えられるさまざまなリスクについてよく考えて決断するのが賢明です。特に仕事に関しては、今は安定していても、シングルマザーになったことで状況が変わることもあるかもしないので、慎重に考えましょう。

離婚後、女手ひとつで子供を育てた【シングルマザー体験談】

最後に、シングルマザーの体験談についてご紹介します。

◆3人の子供を連れての離婚。一番苦労したのは財産分与、養育費など「お金」のこと……

【シングルマザーという選択】迷うこと8年!私が離婚を決めたワケ&シンママ10年目の生活・仕事・夢

◆やっと叶えた夢、妊娠、結婚。元夫との心の溝は埋まらず、妊娠中に離婚

29歳、娘と笑顔で生きる。妊娠中に離婚を決めたワケ・10年後の夢【シングルマザーという選択】

◆専業主婦、子供2人。離婚がきっかけで猛勉強の末、行政書士の資格を取得

別れを悩んだら? 主婦→離婚専門の行政書士に転身したシンママが語る【シングルマザーという生き方】 

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離婚はママ自身の体力、精神的にも負担が大きいもの。少しでも不安を軽減させるために、お金や仕事のことは、計画的にすすめておくことが大切です。

文/オレンジピール

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