子供のスキーデビューは『星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳』へ! 便利な持ち物もチェック

冬の子連れ旅は、なんといっても雪遊びやスキーが主役! ただパパママにスキー&スノーボードの経験があまりないと躊躇してしまうのでは? 今は子供向けのスキーレッスンが充実しているので大丈夫。子連れ旅行取材で全国を飛び回るエディターが、今回は山梨県八ヶ岳エリアの「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」に子連れスキー旅行へ。オリジナルのスキーレッスンの様子や持ち物についてもレポートします!
家族のスキー旅行、親がスキーできなくても大丈夫?
私自身スキーは高校の修学旅行のみ、スノボも挑戦したものの上達しないまま10数年経ってしまった超初心者。
以前は「子連れでスキーなんてハードル高すぎ!」と思っていたんです。
私の両親もウィンタースポーツは苦手で、幼少の頃にスキー旅行の経験はなし。
親のせいでスキーやスノボに苦手意識を持ってもらいたくないので、冬の子連れ旅行にも積極的に出かけるようになりました。
その経験を踏まえ、親がスキーできなくてもなんとかなる! 子連れスキー旅行に役立つコツをいくつかご紹介したいと思います。
スキーウェアやギアは現地でレンタルが基本!
スキー旅行を考えるとき、一番ネックになるのは持ち物。
毎年サイズが変わってしまう子どものために、スキーウェアやスノーブーツを購入するのは大変です。
だから、旅先選びはスキーウェア&スキーギアをレンタルできるホテルを選ぶのがおすすめ。
取材当時5歳の息子、1歳の娘と訪れたのは山梨県にある「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」です。
ここは富士見高原スキー場がすぐ近くにあるのですが、宿泊者限定ですべてのスキーアイテムを無料レンタルできるという太っ腹サービスがあるんです。
↑「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」のスキーウェアレンタルコーナー。サイズはなんと70cmからあり、キッズサイズの手袋やニット帽まで用意されていてびっくり。スキーブーツは15cmから、雪遊び用ブーツは14cmからです
↑ギアレンタルコーナーにて。スキー板、スキーブーツ、ストック、スノーボード、スノーボードブーツ、ウェア、ゴーグル、キッズサイズのニット帽、スノー手袋、雪遊びブーツとスキーに必要なアイテムはすべて貸し出してくれるので、手ぶらでOK!
子連れ旅行だと特に冬は着替えがかさばり、どうしても荷物が多くなってしまうので、こうしたサービスを利用しない手はありません。
スキーギアはたいていのホテルやスキー場でレンタル可能ですが、ウェアやブーツまで、しかも無料で貸してくれる場所はあまりないかも?
ヒートテック、厚手の靴下、チケットホルダーを忘れずに
スキーデビューに忘れず持っていきたいのは、ヒートテック、厚手の靴下、チケットホルダーです。
スキーウェアの下に着込むのは、やっぱりヒートテックがあたたかで楽ちん。寒さがピークの時期はヒートテックに薄手フリースを重ねてもいいかもしれません。
ニットなどは暑くなるし、動きにくくなるのでスキー中は脱がせるほうがストレスフリー。
スキーブーツを履いていてもつま先は冷えるので、厚手の靴下か靴下の重ねばきをするほうが安心です。我が家はモンベルのスキーソックスを購入しました。サイズの幅が広く、消耗するほど回数をはかないため来シーズンも使えそうです!
↑今回は、スキーレッスンでかなり上達したため、ひとりでリフトに乗るという経験も!
チケットホルダーは、リフトに乗らない場合は必要ないですが上達具合によっては必要になるケースがあります。アミューズメントパークのパスケースなどがあればそれで十分。最近ではチケットホルダーが内蔵しているスキーウェアもあります。
早く上達してもらいたいなら、キッズスキーレッスンが必須
パパママが初心者や未経験なら、子どもに効率よく教えてあげることはほぼ不可能。スキーレッスンに参加するほうが、上達は確実に早いです。
今回は星野リゾート式スキーレッスン「雪ッズ70」に参加してみました。
「雪ッズ70」は、星野リゾートが独自に開発したスキー上達メソッドで、今はこのリゾナーレ八ヶ岳と福島県のアルツ磐梯、北海道トマムで開催されています。なんと3歳から参加OK!
↑この日雪ッズ70に参加していたのは3人。それぞれレベルやステップが違うので段階ごとにわかれてレッスンを受けました
↑スキーを覚えていくなかで最初の難関、曲がる練習中。手を広げて、繰り返し教えてくれています
↑スキーが初めて、という全くの初心者には、なだらかな坂からレッスンスタート。ブーツのはき方や板のつけ方から教えていました
「70」というのは、上達ステップが「70」あるという意味で、スキー板をはくところからハの字で止まる、など細かく設定された70ステップをひとつひとつクリアしていく、というものです。
ステップが書かれたレッスンカルテを各自持ち、レッスン最後にはコーチが今日できたところまでをチェックして書き込んでくれます。翌日には、その続きからレッスンを再開できるのでとてもいい!
70ステップは大きく4レベルに分けられているのですが、レッスン途中でも、クリアしたと見なされれば次のレベルのコーチに合流することができるので合理的です。
↑レッスン後、カルテをチェック中のコーチ。この日はレベル2を全てクリアしました!
通常のレッスンだとビギナー、中級などレベルが大雑把に分けられていて、そのレベルのなかでも上達具合は子どもにより大きく差があります。
息子は別のスキー場で初級レベルのレッスンに何度か参加したことがありますが、スーッと滑る中級レベルにはあと一歩という感じ。
初級レベルでは自分はもうできることを繰り返しやるため少し飽きてしまい、もっと滑りたい!難しいことをやりたい!と訴えてきたこともありました。
↑2日目のレッスンをしてくれたコーチと。子どもの性格ややる気を見ながら、声かけ方法を変えてくれている印象を持ちました!
今回、2時間のレッスンを2日間受けた息子。雪ッズ70は初めてだったのでステップ1から始めましたが、レッスン中にどんどんこなし、レベル2をクリアすることができました!
午前午後や日を変えたレッスンでコーチが変わっても、シーズンをまたいだり、別のスキー場に行ってもこのカルテがあればレッスン内容を共有できるので、上達具合を確認するムダがなくいつでも続きから再開OK。
今度は福島県のアルツ磐梯に行ってみようかと計画中です。
おむつ卒業直後〜4歳くらいまでは、スキー中おむつ着用がおすすめ
意外と盲点になるのが、子どものトイレ事情。
スキーレッスンは基本的に1時間半から2時間とやや長め。レッスン前には必ずトイレさせ、最中ももちろん連れては行けますが、集中しているとおしっこのことを忘れてしまったり、ブーツやウェアを脱ぐのに手間取り間に合わないこともあります。
私の息子は4歳でスキーデビューしましたが、間に合わず大惨事になった思い出も。
下着が濡れると体も冷えてしまうので、おむつを卒業した子もスキーの間だけはかせてあげるほうが安心です。
下の子がいる&パパママも滑るなら託児サービスを利用しては
↑リゾナーレ八ヶ岳の託児、フォレストルーム。生後6ヶ月から、ひとり550円(事前受付)/30分で預かってくれます(当日受付はひとり800円/30分)
スキーデビューの子どもより小さいきょうだいがいるなら、スキーの間だけ託児を利用するのもアリ。
いったんスキーに出てしまうと、レッスンや前後の準備合わせて2〜3時間は雪山にいることになります。
ベビーの場合は長時間寒い場所にいると負担がかかるし、お昼寝も挟むはず。パパママは滑らず、下の子と雪遊びしてその後もずっとお世話ができるならいいですが、そうでないなら思いきって託児するほうが親子ともに負担軽減です。
リゾナーレ八ヶ岳には託児ルーム(有料)があり、保育に長けた専門のスタッフがみていてくれます。今回は1歳の娘をスキーレッスンの間お願いしました!
普段保育園に通っているせいか、預ける瞬間は泣いたもののその後は楽しく遊んでいたよう。
ちなみに一緒に雪遊びを楽しみたい派には、富士見高原スキー場の親子ルームを活用してみて。遊び終わったらここで遊んだり授乳させたりすることができます。
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水遊びと違って、スキーは親がその機会をわざわざ作らなければ体験できないもの。スキーレッスンも、親と離れて子どもが新しいことに挑戦するいい機会になっているような気がします。
「うまくできていましたよ!」「息子くん、とてもがんばっていました!」などと褒められると、親としてもうれしいもの。スキー旅行に行くたび、子供の成長する姿を見られています。
親の経験や苦手意識とは関係なく、スキーもできるようになってほしい、楽しんでほしい!と考えているなら、レンタルやレッスンを利用してぜひ親子スキー旅行に出かけてもらいたいなと思います!
取材協力/星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳

佐藤望美
子連れトラベルエディター
オフィシャルサイト
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