赤ちゃんが夜寝ないのもツライけど、昼寝しないのも恐怖!スムーズな昼寝のために見直したい3つのこと

 専門家監修
公開日:2019/09/27
赤ちゃんが夜寝ないのもツライけど、昼寝しないのも恐怖!スムーズな昼寝のために見直したい3つのこと
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第26割回 子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、今まで困っていた睡眠問題がすっきり改善するとママたちに評判。今回は赤ちゃんの昼寝について。楽しく遊んでいるからなのか、生活リムズのせいなのか、昼寝タイムを拒絶…という赤ちゃんは案外多いもの。どうすればスムーズなお昼寝時間がとれるのでしょうか?

実は昼寝問題に悩んでいるママ&パパって多いのです!

長時間の寝かしつけ、夜泣き、早朝起きに続き、とても多い悩みは「昼寝」。昼寝をしてくれない、昼寝させるのに時間がかかる、寝ぐずりする、寝てもすぐ起きてしまうことで悩んでいるママ&パパ(保育者)はとても多いなと、相談者の方たちの声からも常日頃感じています。

今回は昼寝に関する悩みをどのように改善していけばよいか、具体的な対策をお伝えしたいと思います。

まず大前提として、ある程度昼寝のスケジュールが確立してくるようになるのは 早くて生後5ヶ月、一般的には6ヶ月以降といわれています。
我が家の子どもたちは生後7ヶ月半でやっと朝寝・昼寝・夕寝の3回がだいたい毎日同じ時間にするようになりました。6ヶ月ぐらいまでは、無理やりスケジュールにはめるのではなく各月齢の活動時間(起きていられる時間)を参考にしてみましょう。(個人差はあります)

活動時間の表活動時間の表

昼寝がスムーズになるための3つのチェックポイント

1. 睡眠環境をチェック!

昼夜の区別がついている赤ちゃんには、昼寝も真っ暗な部屋でさせてあげましょう。
昼寝をしなかったり、寝ぐずりがあったり、寝かしつけに時間がかかっているという赤ちゃんの場合は、昼寝のときの睡眠環境を見直しが必要です。

赤ちゃんのお昼寝スペースは、夜と同じように寝床を真っ暗になっていますか? 日中は夜と違ってほとんど睡眠ホルモンのメラトニンの生成と分泌がないため、眠りのための環境づくりを大人がしないと自然に寝てくれるのは難しいものなのです。

なので、光をシャットアウトして赤ちゃんが眠くなるようにさせてあげることが大事です。光は睡眠にとても影響します。「全然昼寝をしてくれない!」と悩んでいる場合や赤ちゃんが光の方向に頭を向けている場合は、隙間からの光も防いで真っ暗にしてみましょう。

2.活動時間&眠い合図をチェック!

活動時間と赤ちゃんが発する眠い合図をみながら、昼寝の寝かしつけに入りましょう。活動時間だけを気にしていてもうまくいかない時があるでしょう。特に、前の睡眠(朝寝など)をたっぷりとった後の活動時間は少し長めにとってもOKです(子どもによります)。逆にいっぱい活動し、刺激が多かった場合は活動時間を15分から30分ぐらい短くしてみてください。

おもちゃに興味がなくなってきたり、ママ&パパに甘えてきたり、声を上げはじめたら、それは赤ちゃんが発する眠い合図。「眠いのかも?」と気づき、寝かしつけをはじめられるといいですね。活動時間の表の見方ですが、目安の時間で寝ている状態がよいので、例えば、生後6ヶ月なら活動時間が2時間なので、1時間半で寝かしつけスタート2時間で寝ている状態を目指してみましょう。

毎回活動時間内に寝かしつけをしないとダメ、と思う必要はありません。眠くないときに頑張って寝かしつけをしていても絶対寝てくれません。なので、赤ちゃんからの眠い合図を見逃さないことがとても大事。

寝かしつけをしていて、寝てくれないと感じたら一度リビングに出て30分ぐらい遊んだ後にまた試してみましょう。どうしても寝ないときには「ゆっくりタイム」をとり、ごろんとして本を読んだり、一緒にただボケーとするだけでもOKです。

3.日中の睡眠の移行を早めない!

赤ちゃんは最初の半年ぐらいは、決まったスケジュールはなく活動時間と眠い合図をみながら寝かしつけをするため、日中は頻繁に寝ます。

一般的に、徐々にではありますが生後6ヶ月頃になると日中の睡眠が朝寝、昼寝、夕寝の3回なります。9ヶ月頃に夕寝がなくなり、朝寝と昼寝の2回に移行してきます。そして、1歳2ヶ月~1歳半に1回の昼寝に移行します。最終的には3歳半から4歳ぐらいで昼寝がなくなってきます。我が家の次男はもう少しで4歳半ですが、まだ昼寝が必要な日もあるので個人差はあります。

この日中の睡眠の移行時期を早めてしまうと、昼寝の寝ぐずりや夜の就寝時にねんねトラブルが発生しやすくなってしまうので焦る必要はありません。
夕寝を16時以降させることはNGといわれていることもありますが、させても全然大丈夫です。なぜなら、例えば生後6ヶ月の赤ちゃんで16時から1時間寝たとしても、17時。6ヶ月の活動時間が2時間なので、18:30にはまた眠くなってきます。16時から就寝までずっと起こしているほうが寝ぐずりや夜泣きにつながる可能性が高くなりますので、夕寝を16時からさせたほうが実はいいんです。

日中の睡眠の移行は焦らず、徐々に行ってみてください。一気にスケジュールを変更するとねんねトラブルが起こりやすくなってしまうので子どもの体調や成長を見ながら移行をしていってください。

ねんね改善は一日で起きるわけではありませんので一貫性をもって続けてみてください。1日ダメだったからといってコロコロ変えず、1週間は試してみようという心構えで臨むといいでしょう。気づいたら新しい習慣ができていて、ねんねの悩みが改善しているというケースが多くあります。

試してみたねんね改善法にすぐに効果がなく「ダメだ…」と感じた場合、次の対策に移りたくなる気持ちは私も二児のママなので十分わかります。けれども、日によって違う生活リズムでは赤ちゃんは不安になってしまいます。毎日同じことをしてあげると、ルーティン化してくるので次はどんなことをする番なのかが赤ちゃんなりに予測でき、安心して寝てくれるようになります。

写真:愛波 文先生と息子さんたち写真:愛波 文先生と息子さんたち

子どもの睡眠コンサルタントの愛波 文さんに赤ちゃんの睡眠に関するお悩み相談をしたい方は以下の応募フォームへ!

応募フォームはこちら

採用者の方には、愛波 文先生のWEB睡眠講座の受講パスをさしあげます♪

※ 通常は有料コンテンツですが、視聴期間限定で無料で視聴できる権利をプレゼント。
※ご応募いただい方、全員にお答えできるわけではありません。
※ 通常は有料コンテンツですが、視聴期間限定で無料で視聴できる権利をプレゼント。でご了承ください。
※ご相談内容および愛波さんからのアドバイス内容は、匿名にて本連載で掲載させていただく場合がございます。
※応募フォームの個人情報は暗号化して送信されます。
※必要事項を入力のうえ、ご応募ください。採用者の方には編集部および愛波さんからご連絡いれさせていただきます

近著 :ママと赤ちゃんのぐっすり本※情報は掲載時のものです

監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart®代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
 

ホームページFacebookLINE@

あなたにおすすめ

注目コラム