JAのこども共済「学資応援隊」って?メリットや口コミをご紹介

コラム
公開日:2019/10/14
更新日:2019/11/05
JAのこども共済「学資応援隊」って?メリットや口コミをご紹介

JAのこども共済「学資応援隊」は、給付率(保険会社でいう返戻率に相当)が高く人気の共済です。
JAとは「農業協同組合」でJapan Agricultural Cooperativesの頭文字を取ってつけられました。相互扶助の精神のもと、営農指導をはじめとしたさまざまな活動を行うことで、農家の営農と生活を守り、よりよい地域社会を築くことを目的に組織された協同組合です。そのため営利を目的としていません。JAと聞くと、農業を営んでいる人しか加入できないイメージがありますが、一定の条件の下、農業者以外の人も加入することができます。
ここでは、「学資応援隊」の特徴とメリット&デメリットや口コミをご紹介します。

子供の学費はいくらかかる?

子供の学習費について、小学校から高校までは公立と私立に、大学は国公立と私立、また、文系と理系に分けて見ていきましょう。

小学校

公立小学校における学習費(学校教育費、学校給食費、及び学校外活動費の合計)は6年間で約193万円。一方、私立小学校の場合はなんと約921万円にもなります。公立小学校と私立小学校、それぞれの特性を考えて、慎重に学校を選びましょう。

中学校

公立中学校における学習費は3年間で約144万円。私立中学校の場合は約401万円になります。このほかに、部活動の活動費や受験に向けて塾などの学習費がかかることも視野に入れておきましょう。

高校

公立高校における学習費は3年間で約122万円。私立高校の場合は約298万円。このほかに、中学校同様、部活動の活動費や受験に向けて塾などの学習費がかかることも視野に入れておきましょう。

大学

国公立大学の入学金は約40万円。授業料は4年で約350万円になります。ただし、公立大学の入学金は県内者か県外者かによって変わる場合もあるので、募集要項で確認しましょう。私立大学は文系か理系かによっても学費に大きな違いが。私立大学の文系に進んだ場合、4年間の在学費は入学金も合算するとおよそ600万円。私立大学の理系に進んだ場合は、およそ740万円になります。

大学院

国立大学の大学院修士課程の入学金は28万2000円、授業料は1年で約53万円になります。しかし法科大学院は授業料が約80万円と高額になるので注意が必要です。私立大学の大学院修士課程の学費は学校や研究科によって大きく異なりますが、基本的には国立大学よりも高額になります。

参考 
私立大学等の平成25年度入学者に係る学生納付金等調査結果について:文部科学省
国公私立大学の授業料等の推移:文部科学省
教育費負担の実態調査結果:日本政策金融公庫
JA共済ホームページ「みらいのねだん」より抜粋
http://nedan.ja-kyosai.or.jp/column/20170113_child_no5.html

JAのこども共済「学資応援隊」はどんな共済?

JA共済は保険会社ではないため、保険相談サービスをしている会社と提携していません。そのためJAの「学資応援隊」を知らない人も多いかもしれません。

JAのこども共済には、教育資金として学資金を給付する学資金型と入学(園)年齢にあわせて入学祝金を給付する祝金型があり、こども共済「学資応援隊」とは学資金型の愛称となります。

「学資応援隊」には学資金を受け取るタイミングの違いで、中学・高校・大学プランがあり、共済掛金(保険会社でいう保険料)の払込期間も選ぶことができます。

学資応援隊(学資金型)

14歳満期、15歳満期、17歳満期、18歳満期、22歳満期の5種類あり、中学、高校、大学進学に合わせたプランです。共済掛金払込終了年齢も学資金支払開始年齢もそれぞれ異なります。

「学資応援隊」のシミュレーション

「学資応援隊」は、「中学プラン」「高校プラン」「大学プラン」の3つのプランがあります。

・中学プラン

中学への入学に備えたもので、中学の入学時期に合わせて学資金の受け取りが始まります。「11歳で払い込みが終わり、14歳で満期を迎える」ものと「12歳で払い込みが終わり、15歳で満期を迎える」ものの中から選ぶことができます。

・高校プラン

高校入学に備えたもので、高校入学に合わせて学資金の受け取りが始まります。「11歳または14歳で払い込みが終わり、17歳で満期を迎える」ものと「12歳または15歳で払い込みが終わり、18歳で満期を迎える」ものの中から選ぶことができます。

・大学プラン

大学への入学に備えたもので、大学の入学に合わせて学資金の受け取りが始まります。「11歳、14歳または17歳で払い込みが終わり、17歳から学資金の受け取りが始まり22歳で満期を迎える」ものと「12歳、15歳または18歳で払い込みが終わり、18歳から学資金の受け取りが始まり22歳で満期を迎える」ものの中から選ぶことができます。22歳に満期を迎えれば、大学卒業後の留学や大学院進学にも活用できますね。

学資金の支払額

受け取ることができる学資金の支払額は、共済金額に所定の割合を乗じた額となり、支払額が一定の「基本型」のほかに、初回の支払額を手厚くした「入学準備型」を選ぶことができます。

22歳満期、18歳受け取り開始としたプランの例

・基本型…学資金を18歳、19歳、20歳、21歳に、満期共済金を22歳にそれぞれ共済金額の20%ずつ均等に受け取る。

・入学準備型…18歳に共済金額の40%、19歳、20歳、21歳に15%の学資金を受け取り、22歳には満期共済金として共済金額の15%を受け取ることで、入学時の受け取りを手厚くする。

なお、学資金を受け取ることができる日は、子供が学資金受け取りの年齢に達した後に来る契約応当日です。契約応当日とは契約した日と毎年同じ日であり、子供のお誕生日ではないのでご注意を。

JAのこども共済「学資応援隊」のメリット

共済掛金をまとめて払い込むとお得

「学資応援隊」の学資金型は共済掛金の払込期間を選択することができます。共済掛金の払込期間の長さによって、1回の共済掛金の負担が変わるので、期間を短くすれば1回の共済掛金は高くなり、長くすれば安くなります。

共済掛金はできるだけまとめて払い込む方がトータルの払込金額が割引されお得です。1回の共済掛金は高くなりますが、最終的に払い込む共済掛金の合計が安くなるのです。払込期間が選択できる「学資応援隊」に加入するときは、必ず見積もりを作成してもらい、負担にならない範囲で払込期間をできるだけ短く設定して加入することをおすすめします。

高い貯蓄性と保障がバランスよく備わっている

「学資応援隊」の契約例として「子供0歳、契約者となるお父さんが30歳。共済金額300万円、共済掛金払込終了年齢と学資金支払開始年齢を18歳、22歳満期」とした場合、給付率は約102.6%、同じ契約例で共済掛金払込終了年齢を12歳とした場合には給付率が約105.7%となります。それに加え、契約者がもしものときにその後の共済掛金を免除する保障と子供がもしものときに共済金を受け取ることができる保障がついているため、「学資応援隊」は高い貯蓄性と保障がバランスよく備わっていて、効率的に学資金の準備をすることができます。

子供が12歳まで加入できる

学資保険には年齢制限があり、他社では3歳、6歳、7歳など小学校入学までとしている中、「学資応援隊」は12歳まで加入することができます。子供が小学生になって、学資保険の必要性を感じたときにも加入でき、助かりますね。

契約年齢が幅広い

「学資応援隊」は契約年齢が18歳から75歳まで。そのためおじいちゃん、おばあちゃんが孫のために加入することも可能です。

クレジットカード払いができる

クレジットカード払いを利用すれば、クレジットカード会社のポイントがついてお得です。クレジットカードのポイント率が、給付率にその分プラスされるイメージですね。

全国に展開

JAは全国47都道府県にあります。「学資応援隊」を契約すると長いお付き合いになります。何か直接相談したいことがある時に、近くに窓口があるのは便利ですね。

JAのこども共済「学資応援隊」にデメリットはある?

払込共済掛金を下回ることがある

2019年4月に共済掛金の変更があり、以前と比べ給付率が下がりました。預貯金とは異なり、契約者・子供の万が一の保障がある「学資応援隊」の場合、加入年齢や共済掛金の払込方法によっては払込共済掛金を下回る場合もあるので、教育資金を積み立てる目的とするならば、注意が必要でしょう。

JAのこども共済「学資応援隊」の口コミが知りたい!

「返戻率の高さが決め手となり、契約しました。学資保険以外の保険をすすめてくることもなかったので、安心して契約できました。契約するとアンパンマンのグッズがいただけたのもうれしかったです」(4歳の男の子、1歳の女の子のママ)

「育児雑誌でも『JAこども共済が人気』とよく目にするし、友達からも聞かれることが多かったので、多くの人が関心をもっていると感じる。返戻率も良いし、“JA”という安心感もある」(1歳の男の子のママ)

※Millyアンケートより

ライフスタイルに合わせたプラン選びを

「学資応援隊」は学資金の受け取りが中学、高校、大学のプランから選べるので、契約者がポイントとしている進学時期に設定することができます。効率的に学資金の準備をするのに、おすすめの仕組みです。契約者にもしものときのことがあっても、子供が夢を諦めることなく、学資金を保障してあげられるので安心ですね。契約者は75歳まで契約することができるので、おじいちゃん、おばあちゃんが孫のために学資金の応援をすることができますよ。

また、JAのこども共済には「にじ」「えがお」といった仕組みもあります。

「にじ」は祝金型のプランです。「学資応援隊」が一番早くて中学入学時に学資金の受け取りができる一方で、「にじ」は幼稚園入園の3歳から入学祝金としてまとまった教育資金を準備することができます。

「えがお」は「にじ」より子供の万が一の場合の保障を手厚くした保障重視の仕組みです。病気や災害時の子供の万が一の保障が、年齢が上がるほど手厚くなる仕組みになっています。保障が手厚いぶん、共済掛金も上乗せされているため、払い込む共済掛金が高くなります。

どの会社の学資保険にもメリットとデメリットがあります。どの会社のどの学資保険で教育資金を用意していくかは、家庭の教育方針や将来設計によって異なるでしょう。ライフプランに合わせた学資保険が見つかるとよいですね。

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取材協力/全国共済農業協同組合連合会
文/奥村陽子

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