ママにもおトクな「赤ちゃんの早寝早起き」すぐできるコツ10★

 専門家監修
公開日:2019/09/11
ママにもおトクな「赤ちゃんの早寝早起き」すぐできるコツ10★
監修
鈴木みゆき先生
和洋女子大学こども発達学類教授

子どもの体力や知力を伸ばすための基本とされている「早寝早起き」。実は子どもだけじゃなく、ママにとってもいいことがたくさん♪ 早寝早起きがいい理由や、今日から始められるコツをご紹介します!

いい理由1⇒知力も体力も午前中が一番さえている!

人間は昼に活動して夜に眠る昼行性の動物なので、脳が一番さえているのが午前中。この時間帯にしっかり活動することで、物を考えたり、認識したりする能力が養われます。

いい理由2⇒1日の予定が立てやすく、お世話もラクに

昼夜の区別がつく生後3~4ヶ月ごろには、本来なら自然に早寝早起きになります。ところが、親の生活が不規則だと、赤ちゃんの生活リズムもくずれてしまいます。3~4ヶ月になっても早寝早起きできない場合は、意識的に生活リズムをととのえる努力が必要。リズムがととのった赤ちゃんは、食事や睡眠などの予定が立てやすく、親にとってもお世話がラクになるメリットが。ぜひ、家族で早寝早起きを実践してみましょう。

「Baby-mo」読者ママに質問 赤ちゃんが起きる時刻は?

6時台の早起きベビーが最も多く、5時台ベビーも堂々の3位に!「早起きするとキゲンがいい」「午前中を有効に使えるから、朝は必ず6時台に起こしてます」という早寝早起き家庭が多数。

赤ちゃんが寝る時刻は?

20時台が1位に。みなさん、早寝もがんばっているようです。でも「ベビーが寝るのが22時過ぎで、自分の自由時間がまったくない(泣)」というママも。

早寝早起きできていると思う?

6割強のママが「早寝早起きできています!」と自信を持ってアンサー。でも「日によって、できる日とできない日がある」と悩んでいるママもいるようです。

ママ発早寝早起きでよかったこと♪

●夫との時間が充実!
夫婦でゆっくりと話す時間が持てます。子どものその日の様子や成長を夫に報告するのも楽しみです。(ベビー5カ月)

●ママのリズムもととのった
ベビーの生活リズムがととのうことで、私の生活リズムも安定して、家事や出かける予定を立てやすくなりました。(ベビー10カ月)

●ベビーがゴキゲン
とても規則正しい生活ができているので、寝起きもよく、ニコニコしながらママを起こしてくれます!(ベビー11カ月)

●自由時間が増えた
21時に寝てくれるようになってからは、一人で好きなことをする時間が持てて、ストレスがたまらなくなりました!(ベビー11カ月)

関連リンク⇒赤ちゃんと「夜更かし」してしまった!睡眠リズムはどうやって立て直す?

今日からできる早寝早起きのコツ10

ドクター直伝の「早寝早起きできるコツ」を、1日の流れにそってご紹介します!

コツ1朝は7時ごろまでには起こす

将来、保育園や幼稚園に通うことを考えると、7時ごろまでには起きたいもの。自分ですっきり目覚めるようになると、朝からキゲンよく過ごせます。

コツ2朝の光を浴びさせる

睡眠、体温、ホルモン分泌などのリズムを刻む体内時計は、朝の光を浴びることでスイッチオンに。カーテンを開ける、ベランダに出てみるなどして、しっかり朝の光を浴びましょう。

コツ33回食ベビーは朝ごはんを必ず食べる

3回食ベビーなら、必ず朝食を。体温がぐっと上がり、活発に動けるようになります。ボーッとしていたら、顔をふいてあげるなど五感を刺激すると、空腹を感じるようになります。

コツ4外で体を動かして活発に遊ぶ

昼間にできるだけ外に出て、たくさん体を動かして適度に疲れさせておくと、夜の早い時間に心地よく入眠できます。雨の日は、室内ではいはい競争や追いかけっこなどがおすすめ。

コツ5お昼寝をしたら15時ごろまでに起こす

早寝をさせたかったら、午後遅い時間までの昼寝は禁物。15時までには起こしましょう。月齢にもよりますが、時間は30分~2時間くらいが平均。

コツ6室内では手先を使った遊びをする

体を使った遊びのほか、実は手を使った遊びも脳をほどよく疲れさせ、早寝に効果的。指先を使うおもちゃのほか、床に大きめのシールやテープを貼ってはがす遊びもおすすめ。

コツ7夕食は19時ごろまでにすませる

就寝を21時とすると、2時間前の19時までに夕食をすませておくと、その後のお風呂や寝かしつけなどに余裕が持てます。パパと遊んだり、お風呂後にママがゆっくりスキンケアをする時間もできそう!

コツ8お風呂にはぬるめのお湯につかってリラックス

熱いお湯は交感神経を刺激するので、興奮して目がパッチリさえてしまいます。副交感神経を優位にするぬるめのお湯で、ゆったりとリラックして入るようにしましょう。

コツ9寝室はできるだけ暗くしておく

睡眠ホルモンのメラトニンは、暗いところで眠らないと十分に分泌されません。赤ちゃん時代から暗い寝室で眠ることに慣れておくことが大切。豆電球くらいでOKです。

コツ10入眠儀式をつくってスムーズに眠らせる

絵本の読み聞かせ、背中トントンなど、「眠る前の儀式」をつくると自然と眠るモードに。テレビやスマホの画面の光は脳を覚醒させるので眠る前はNG。

関連リンク⇒【赤ちゃんぐっすり睡眠部!】夜、暗い部屋で眠らないとどうなる?

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一度流れを作ってしまえば、比較的ラクに継続できる赤ちゃんの早寝早起き。一日を予定どおりに過ごせれば、ママの気持ちにも余裕が♪ 赤ちゃんの成長のようすを見ながら、できることから始めてみてくださいね。

文/金澤友絵

※この記事は『Baby-mo2013秋冬号』より加筆・再編集したものです。

監修
鈴木みゆき先生
和洋女子大学こども発達学類教授
お茶の水大学大学院家政学研究科修了。医学博士。専門分野は保育学・睡眠学。手遊び・リズム遊びの創作やTV・雑誌での育児相談などのほか、現在は文部科学省の「早寝早起き朝ごはん」運動の指導者用資料作成委員も務める。『早起き・早寝・朝ごはん』(芽ばえ社)など睡眠や生活リズムに関する著書多数。2人のお孫さんのおばあちゃまでもある。

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