【妊娠39週4日/予定日まで3日】「いきみのがし」を意識しておいて

【妊娠39週4日/予定日まで3日】「いきみのがし」を意識しておいて

連載 2人で読む【妊娠後期】 安心マタニティ

【赤ちゃん】産道はとても大変な旅

ママの骨盤はストレートな空洞ではありません。いくつもの複雑な形の骨が組み合わさってできた「器」のような空間で、子宮口がある方向に向かって狭くなっています。

この空間をくぐり抜けるのは、赤ちゃんにとってはとても大変な旅。体を回旋させたり、頭蓋骨を重ね合わせたりしてがんばります。

【ママ】お産は赤ちゃんとの共同作業

陣痛の間、いちばん苦しいのは、「産む瞬間」ではなく「その一歩手前」、いきみたいけれどいきんではいけない時間帯です。

産道付近の筋肉は、刺激を受けると自然といきみたくなるようにできていて、赤ちゃんの頭が通るときに、ぐっと力が入ってしまいます。しかし、まだ子宮口が全開大ではない段階で強くいきんでしまうと、中の赤ちゃんも圧迫を受けるし、会陰に力が入って裂けてしまうということも。

子宮口が開いてくるのを待つ間、会陰をパパのこぶしで押してもらったり、テニスボールを当てたりと、いろいろな工夫があります。

その中でも大事なのは、ママが赤ちゃんのことを考えることです。狭いトンネルの中で、一生懸命がんばっているわが子のことを思いやってみましょう。

息をフーッと吐きながら、おしりに入ってしまう力をなんとかのがして、赤ちゃんを強く圧迫しないように、がんばってみましょう。赤ちゃんと力を合わせての共同作業です。


この連載について

おなかもかなり大きくなってきて、いよいよ妊娠後期へ。週ごとのアドバイスを読んで、赤ちゃんの成長の様子、ママの生活上や健康面の注意点などを確認しましょう。かわいい赤ちゃんに会えるまであと少し!35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイスをお届けします。

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監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

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