【妊娠38週5日/予定日まで9日】破水を放置すると危険

【妊娠38週5日/予定日まで9日】破水を放置すると危険

連載 2人で読む【妊娠後期】 安心マタニティ

【赤ちゃん】破水を放置すると危険です

羊水はお産のときに潤滑油の役割をしますが、もし破水で、先に羊水がどんどん出てしまったらどうなるでしょう。赤ちゃんの体は子宮に直接強く圧迫されるし、潤滑油も足りません。早い段階で破水してしまうと、これまで無菌室だった子宮内に、外から雑菌がたくさん入り込むことにもなります。

数時間でどうなるわけではありませんが、子宮の中に雑菌が繁殖する前に、赤ちゃんは子宮から脱出しないと危険です。だから、陣痛が始まる前の前期破水が起こった場合、抗生剤を使ったり(ママに点滴で投与します)、陣痛促進薬を使って、破水から48時間以内に生まれるようにします。

もし、羊水が濁ってきたりしたときは、緊急帝王切開となります。

【ママ】万一の破水に備えて用意をしておこう

万が一、破水したときに備えて、清潔なタオルや大きめのナプキンを用意しておきましょう。外出するときも持ち歩いてください。

卵膜の破れる位置によって出る羊水の量は違います。子宮口に近いところなら、たくさん出るかもしれないし、子宮底に近いところなら、チョロチョロと尿漏れのような感じかもしれません。バスタオルでないと受け止めきれないほどの量のこともあります。

もし破水したら、なるべく体を動かさないようにして産院に連絡し、指示に従って移動しましょう。「救急車ではなく、まず産院」ということも忘れずに。


この連載について

おなかもかなり大きくなってきて、いよいよ妊娠後期へ。週ごとのアドバイスを読んで、赤ちゃんの成長の様子、ママの生活上や健康面の注意点などを確認しましょう。かわいい赤ちゃんに会えるまであと少し!35年以上にわたって妊婦さんと赤ちゃんを見守ってきた産婦人科ドクターによる温かくて信頼できるアドバイスをお届けします。

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監修
鮫島浩二先生
産婦人科医
東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。 (*)リーブ法の母親学級:さめじまボンディングクリニックで実施される、現代の日本の妊婦さんに向けたリラックス出産法。
さめじまボンディングクリニック

出典 :安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

出典 :First Pre-mo、安心マタニティ280DAYS※情報は掲載時のものです

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