水道水の塩素濃度や臭いが気になるママが急増中!解決方法は?

コラム
公開日:2019/09/06
水道水の塩素濃度や臭いが気になるママが急増中!解決方法は?

この記事では水道水の塩素についてご紹介しています。毎日の生活に欠かせない水。日本では蛇口をひねると安全な水が出てくるのが、もはや当たり前になっていますよね。しかし、「水道水に含まれる塩素が心配」、「水道水がカルキ臭い」という声もあるよう。そもそも、水道水にはなぜ塩素が含まれているのでしょうか。その理由や問題、そして解決方法まで、全部まとめて確認していきましょう。

水道水の塩素とはどのようなものなの?

水道水に塩素が含まれていることを知っている人は多いですが、その理由まできちんと把握している人は少ないのではないでしょうか。水道水に塩素が含まれているその理由はどんなところにあるのでしょう。まずはきちんと把握しておきましょう。

世界でもトップクラスの安心安全な日本の水

生活や健康を維持する上で欠かすことができない水。日本の上水道の普及率は97%を超えており、世界でも最高水準を誇ります。ダムなどの貯水施設も数多くあり、1年を通して安定して水道水を利用することができますよね。日本ではもはや蛇口をひねれば透明な水が出てくるのが当たり前になっていますが、世界で見ると当然のことではありません。世界に目を向けると水を安心して飲むことができないエリアもあり、水道水をそのまま飲める国は少ないよう。日本で水道水を飲んで体調を崩すといった事例はほとんどなく、その安全性の高さは折り紙付きです。

水道水の安全性を保つために必要な塩素

安心安全な日本の水ですが、「水道水は臭いから飲めない!」という人もいるようです。水道水独特の味や臭いの原因は、水道水に含まれる塩素にあります。水道水に塩素が含まれている理由は、水の清潔さと安全性を保つため。日本の水は、浄水場でろ過・殺菌・消毒という工程を経て家庭に届いています。水を提供するにあたって1番の懸念は、病原微生物による汚染です。浄水場から出た水道水を無菌にするため、とても強い殺菌作用のある塩素が一定の濃度で注入されます。この塩素の濃度は、浄水場から一番離れた蛇口から出る時点で最低0.1PPM以上の濃度でなければならない、というように、水道法による水質基準として厳しく定められているのです。
水道水は塩素のおかげで、腐ったり飲んでお腹を壊したりするといった心配がありません。すべての人が安心して水を飲める水道水を普及できているのは、水道水に含まれる塩素のおかげでもあるのです。

人体に害のない塩素濃度はどのくらい?

人体に害のない塩素濃度はどれくらいなのでしょうか。
世界保健機関(WHO)に定められている塩素濃度ガイドラインでは、
体重60㎏の人が1日2リットルを一生涯飲み続けても健康を害さない濃度=5mg/L以下
と定められています。
1mg/Lとは、一般家庭の浴槽に入るおよそ200Lの水に0.2gの塩素が含まれている濃度のこと。200Lの水の中に1g以上の塩素が含まれていると、人体に何かしらの影響を及ぼすとされています。

水道水の塩素の濃度について知りたい

気になるのは水道水の塩素濃度ですよね。水道水の塩素濃度はどのくらいなのでしょうか。チェックしていきましょう。

水道水の残留塩素の必要性

水道法では蛇口から出てくる水道水の中に、残留塩素が基準値以上含まれることが義務付けられています。残留塩素とは、水道水の中に残っている殺菌のために注入された塩素のこと。残留塩素があるから浄水場から遠く離れた場所でも水の安全性を保つことができます。残留塩素がないと安全な水とは言えないのです。

水道水の塩素濃度は地域によって差がある

続いて水道水の塩素濃度についてです。国の規定として、「塩素濃度は水道水1リットルに対して0.1ミリグラム以上」とされており、上限は決められていません。そのため、住んでいる地域によって水道水の塩素濃度に差があります。
東京都が平成28年に行った都内の塩素濃度調査では、塩素濃度が0.4mg/Lのところが多いようですが、エリアによってはそれ以上のところもあります。中には0.7mg/Lと、0.4mg/Lを大きく上回っているところもあるよう。水がおいしい地域とそうでない地域と、水道水の水質に差があるのは、塩素濃度の違いが原因です。
水源の水質が良くないところは水質を保つため、塩素濃度が高くなる傾向にあります。また、浄水場から一番離れた蛇口から出る時点で最低0.1PPM以上の濃度でなければならないという決まりにより、浄水場から近いところでも塩素濃度が高くなるようです。さらに、夏は雑菌の繁殖を防ぐために高濃度に設定される傾向にあります。

水道水の塩素が引き起こす害や問題あれこれ

続いて気になるのは、塩素が引き起こす害や問題。水道水の塩素が原因の害や問題にはどんなものがあるのか、詳しく確認していきましょう。

切実!水がおいしくなくなる

塩素濃度の高い水道水は、カルキ臭が発生します。カルキ臭とは、プールなどで感じるツンとした独特の臭いのこと。水道水にベストな塩素濃度は0.4mg/L以下が望ましいとされていますが、それよりも高くなるとカルキ臭を感じまずくなってしまうよう。各自治体の塩素濃度は水道局で公表されているので、確認してみるのもいいでしょう。

肌トラブルを引き起こす原因になる

基本的に体に影響のない濃度に設定されていますが、肌が弱い人の場合、塩素濃度の高い水道水が原因で肌トラブルを引き起こすこともあります。プールの後は体がかゆい!など、肌荒れトラブルを感じたことがある人もいるのではないでしょうか。塩素には肌のたんぱく質を弱める働きがあるため、肌のバリア機能を低下させ、外的刺激の影響を受けやすくしてしまうよう。もともと肌が弱い人はバリア機能が低い状態にある中、塩素が原因でさらに肌荒れを助長してしまう可能性もあるでしょう。塩素が肌に及ぼす影響には個人差がありますが、アトピーや慢性的な肌荒れがある人は水にも注意が必要です。

髪の毛にダメージを与える

塩素は肌に加えて髪の毛にも悪影響を及ぼします。髪質によっては残留塩素によって髪の毛のたんぱく質が破壊され、パサつきの原因になることも。髪の毛は一度痛んでしまうと自己再生しないため、元の状態には戻りません。毎日のシャンプーで知らず知らずのうちに髪の毛にダメージを与えてしまっている可能性もあるでしょう。髪の毛の健康を取り戻そうと毎日頑張ってお手入れしていても、水道水に原因があっては意味がないかもしれません。

食べ物のビタミンを壊す

殺菌力の高い塩素は、食べ物のビタミンを壊す力があると言われています。毎日の食事の準備に水道水を活用している家庭も多いはず。野菜やお米を洗う際、汚れといっしょにビタミンまで洗い流してしまっているかもしれません。水道水の塩素によって、食べ物が本来持っている栄養を十分に摂取できていない可能性もあるでしょう。

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