【トイレトレーニングのモヤモヤ&失敗談20】 トイレを拒絶! おまるの外にジャー! どうしたらいい?

コラム
公開日:2019/09/25
【トイレトレーニングのモヤモヤ&失敗談20】  トイレを拒絶! おまるの外にジャー! どうしたらいい?

「気長にわが子のペースで」と思っていても、スタートするとつい「1日でも早く!」と焦りがちなトイレトレーニング。親のほうが前のめりになってしまって、結果あと戻り……ということも少なくありません。トイトレがうまくいかない問題、モヤモヤやつまずきは、こんな方法を試してみて!

トイレでおしっこができたごほうびにおやつをあげたら、それが毎回に……

Advice:ほめるのは言葉だけでもじゅうぶんです
じょうずにできたらお菓子をあげるというのは、犬に芸を教えるのと同じ。ほんとうはよくないことです。おまるやトイレでおしっこができたときは、ママが笑顔をみせてあげたり、言葉でほめるだけで十分。はじめが肝心ですから、ママはこういう悪いクセがつかないように気をつけて。

成功したらごほうび、というクセがついている場合は、しかたありません。昨日までお菓子をもらっていたのに、きょうからいきなりダメというのでは、子どもも反抗的になってしまうでしょう。トレーニング完了と同じころに、「トイレでじょうずにできるようになったから、おしっこのあとのお菓子ももうやめようね」ときちんと話してやめさせて。

2頻繁に「おしっこまだ?」と聞いていたら、「ないない」と反抗的になりトイレを拒絶するように

Advice:少し時間をおいてから再チャレンジしてみても
ママがゆったりのんびりした気持ちでないと、トレーニングはうまくいきません。子どもを「せき立てる」「怒る」のは絶対にダメ。子どもが「ナイ」と言ったら、その回はあきらめましょう。また、ママの声がけにも反抗的になってしまった場合は、トレーニング自体を一時中断して。何才までにおむつをとらなければならないという決まりはないのですから、少し落ち着くまで時間をおいて。

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3おまるやトイレットペーパーで遊んでしまいます

Advice:繰り返し言い聞かせ、遊びだしたら切りあげて
おまるやトイレに長くすわらせておくと、子どもはすぐに飽きてしまいます。そうなると、遊びのほうに気がいって、尿意がどこかにいってしまうのです。すわらせて2~3分がたち遊び出したら、「ここはおしっこするところだよ」と言葉で説明し、切り上げましょう。

トイレットペーパーは子どもが大好きないたずらアイテム。少しは大目に見てあげてもいいと思います。でも、1mも2mも引き出してしまうようなら、やはりおもちゃでないことを繰り返し言い聞かせて。

4おまるからトイレに移行できない……

Advice:トイレにおまるを置くなど、まずは自由にやらせてみて
まずはトイレという場所になじませることから始めます。トイレはこわくない、むしろ気持ちのいい場所なんだと思えるようにしてあげましょう。子どもはまねをするのが大好きなので、ママがトイレでするのを見せてあげるのもいい方法。おまるをトイレに置いて、好きなほうでやらせてあげるのもいいでしょう。そうしているうちに、いつの間にかトイレでできるようになっていきます。

5トイレにひとりで行けません

Advice:段階的にひとりで行けるようにトレーニングを
ひとりでトイレに行けるようになるには、少しずつ慣らしていくことが必要。たとえばトイレの前までママがいっしょに行って、子どもから見える場所で待っている。次はドアを閉めて外で待つ。そのうち「すぐに行くから、先にトイレに行っててごらん」というように進めてみてはどうでしょう。甘えてくる子どもの気持ちを一度受け止めてから、ひとりで行けるように練習させてあげましょう。

6調べると出ているのに、誘ってもトイレに行きません!

Advice:まだトレーニングの時期ではないのかも。時間をおいてチャレンジを
これは子どもの中で、まだトイレとおしっこが結びついていないため。つまり、まだおむつ離れの時期が来ていないという意味でしょう。無理にトレーニングを進める必要はありません。もう少し、時間をおいてから再チャレンジを。

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7おまるに誘うと逃げ、直後に床にジャー……!

Advice:強制的になるのはNG。失敗もトレーニングの一歩です
おまるからおろしたとたんにおしっこをしてしまうのは、はじめのうちはあたりまえ。これもトレーニングのワンステップと思ってください。誘うタイミングは合っているので、「これがチーだよ」と教えて、子どもにおしっこを理解させることです。誘うと逃げてしまうというのは、ママが少し強制的になっているのかもしれません。ここまでくればあと一歩、と考えて、けっしてしからないように。

8失敗が続くと、ついしかってしまいます……

Advice:イライラするなら一旦中止もアリ。方法を見直してみて
基本的に、子どものしつけの中でしかっていいときは、危険なことをしたときくらいです。トイレトレーニングは、子どもがトイレでおしっこやうんちができるようになるための練習なのですから、しからなければならないシーンはまったくない、といってもいいでしょう。

何度くり返しても失敗が続くときは、「トイレに誘うタイミングが悪いのかな」など、トレーニングのやり方を見直してみましょう。どうしてもイライラしてしまうようなら、練習を休んでしばらくたってから再開するといいでしょう。

9引っ越しをしたらトイレをイヤがるようになってしまった

Advice:引越し前と同じような雰囲気づくりを。気持ちが落ち着かない可能性も
トイレそのものが変わったために、場所見知りをしているのかもしれません。その場合は、前の家のトイレと違うところを考え、同じシールを貼る、同じ色のスリッパやタオルを置くなど、前と似た雰囲気になるように工夫して。

もうひとつ考えられるのが、引っ越し前後のあわただしいママの気持ちが子どもにうつってしまい、神経質になっているという可能性。子どもとのスキンシップをふやし、きちんと向き合う時間をつくりましょう。不安定になっている子どもの気持ちを落ち着かせることがたいせつです。

10出たあとや出ているときは教えてくれるけど、事前告知はしません

出る前に教えてくれないのは、おしっこがたまっている感覚をまだつかめていないから。きっとママがおまるやトイレに誘うタイミングがうまいからでしょう。少しトイレに誘うタイミングを遅らせて、膀胱におしっこがたくさんたまるのを待ちましょう。そして下腹部をさわりながら、「おしっこは?」と聞いてみて。そのうちにおしっこがたまった感覚を覚えると、おしっこが出る前に教えてくれるようになります。

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11トイレのドアを閉められません

Advice:今は家の中では様子を見ても。外出先ではきちんと教えて
トイレのドアを開けっ放しにしたがる子は多いものです。ひとりできちんとできるなら、ドアくらいあけていても気にしないで。あき方を少しずつ狭くしていくなど工夫してもいいですが、だんだん成長して恥ずかしいという気持ちが芽生えてくれば、自分から閉めるようになるはずです。

ただ気をつけたいのは、外出したとき。お出かけ先では、小さい子だからといってもドアはきちんと閉めましょう。家の中と外とは違うことを話し、トイレのドアは本来は閉めるものなのだということを伝えてください。

12「チー出る」といっては出なくて部屋に戻る、を何回も繰り返します

Advice:少し過敏になっているかも。あまり聞いたりせき立てたりしないで
いつまでも続くことはありませんから、安心してください。トイレでおしっこをするということはわかっているのですから、もうしばらくトイレ通いにつきあってあげて。ただ、お子さんは「チー」の感覚に気持ちをとられすぎているかも。「おしっこだいじょうぶ?」などと聞くのは控え、いっしょに遊んだり、外遊びを多くするなど、夢中で遊べる時間をたいせつにして。

13早くおむつをとるとおねしょのクセがつくと聞いて、トレーニングを進められません

Advice:おむつがとれる早さとは関係なし。夜のおむつは自然にとれるまで待ってOK
おねしょは、眠っている間につくられるおしっこの量と膀胱の大きさに影響されるもの。膀胱の大きさを超えておしっこがつくられたときに、あふれてしまうことから起こります。おむつを早くとることとはなんの関係もありません。

また、昼間のおむつがとれても、夜もおむつなしで大丈夫になるのは、半年から1年以上もあとになるのがふつう。夜のおむつは自然に必要がなくなるまで待って差し支えありません。

14いつが終わりかわからない……トイレトレーニング完了の目安は?

Advice:8割以上の成功を目安に。完全に成功するのはまだ先と考えて
おしっこが出る前に、自分から「おしっこ」と教えられて、成功する確率が80%を超えたら、一応トレーニングは完了と思っていいでしょう。でも、そのあともしばらくは失敗やあと戻りはつきもの。ほとんど失敗がなくなるのは、まだずっと先のことです。この段階まできたら、おしりをふくこと、トイレを流すこと、男の子は立ちションなども練習してみて。

15義母からの「まだおむつとれないの?」のプレッシャーにヘコみそうです

Advice:今のトイレトレーニングのあり方や、見通しを伝えてみるのもおすすめ
トイレの自立に対する考え方は、昔と今ではずいぶん違っています。昔はトイレのことは「親が教えるもの」という考えが一般的でしたが、今では「子どもの発達に合わせて進め、親は見守るもの」という考え方に。

育児書などを見せながらゆっくり説明し、そのうえで「この子はいまこういう段階で、もう少ししたらこうしようと思っています」というような見通しを話してみるといいでしょう。それでもわかってもらえないときは、もう気にしないこと! 聞くべきことは聞き、あとは聞き流すといった柔軟な態度がとれたらいいですね。

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16女の子はおしりのふき方に気をつけないと病気になるの?

Advice:トイレトレーニング完了後も、しばらくうんちのあとはママが仕上げをして清潔に
尿道や膣に細菌が入ると、尿路感染症や外陰膣炎になってしまうことが。女の子は細菌の多い肛門と膣、尿道が近いことから、感染しやすいのです。予防のためには、うんちのあとにはおしりをきれいにふき、清潔にしておくこと。トレーニングが完了してもしばらくの間は、うんちのあとはママが仕上げにふいてあげましょう。

また、おしりをふくときは、肛門の細菌が前に付着しないよう、前から後ろにむかってふくことが大切。子どもにも、おしりは前から後ろにふくことをしっかり教えてあげましょう。

17男の子なのに、ペーパーでおしっこをふきたがります

Advice:今は無理にやめさせなくても。おしりのふき方は教えてあげましょう
ママも使っているし、トイレットペーパーを引っぱり出すのも楽しいのでしょう。でも、男の子はおちんちんの先をちょっと振って、おしっこをきってあげればOKです。ペーパーでふきたいのなら、やらせておいてもいいのでは?パパにお手本を見せてもらって立ちションを覚えるころになれば、自然にわかってくるでしょう。

18男の子のほうがおむつ離れが遅いって本当?

Advice:個人差が大きいもの、性別はあまり気にしないで
一般的に言葉や生活習慣の発達は、男の子より女の子のほうが早い傾向があり、おむつがとれるのも、やはり女の子のほうが早いようです。でも、トイレの自立の時期は、もともと個人差が大きいものです。男女差を気にするのではなく、子どもの様子をよく見て、その子に合った時期にスタートしましょう。

19男の子に立ちションを教えるのはいつごろ?

Advice:トイレトレーニング完了後、パパにお願いしてみて
男の子に立ちションを教えるのは、トイレトレーニングがひととおり完了してからでかまいません。年齢的な目安は3才くらい。自分でおちんちんを持って、ねらいを定めておしっこをするのはなかなか難しいことです。ママが教えるのは大変でしょうから、パパにバトンタッチしてやり方を教えてもらうといいでしょう。

20立ちションをすると、ズボンにおしっこが!

Advice:うまく行かないのは当然。就学前までに段階を踏んでできるのを目標に
いきなりパパのようにファスナーからおちんちんを出しておしっこをするのは、難しいこと。指先も器用になっていなければできません。はじめはズボンもパンツも全部脱いで練習するのがいいでしょう。

次に、ひざまでおろして練習します。次はパンツの横や上からおちんちんを出してする練習、というように徐々にステップアップしていきます。最終的には、小学校入学前くらいに、ファスナーが使えるようになるのを目標にすればいいですね。

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ときにはママもじっとガマン、というシーンもあるトイレトレーニングですが、ママが焦ったり、子どもにプレッシャーをかけるのは禁物。うまく行かないときはちょっとお休みをしてみるなど、子どものペースを尊重してあげることも大切です。

※この記事は『GO! GO! トイレトレーニング』より加筆・再編集したものです。

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