細菌性胃腸炎の症状とは?食中毒との違いと治療方法

コラム
公開日:2014/05/29
更新日:2018/06/11
細菌性胃腸炎の症状とは?食中毒との違いと治療方法

梅雨どきから夏にかけて多い、細菌性胃腸炎。食物を介して起こった場合が食中毒です。赤ちゃんがかかったら気をつけることを知っておきましょう!

細菌性胃腸炎の症状とは?

原因菌によって少しずつ症状は異なりますが、嘔吐や腹痛、激しい下痢や血便などのほか、高熱が出るなどウイルス性の胃腸炎よりも症状が重い場合があります。血便のとき、水のような便が何度も出るとき、繰り返し吐くとき、とても機嫌が悪く泣いてぐずるとき、おしっこが減ってぐったりしているときは、至急受診しましょう。症状のポイントは次の通りです。

*急な嘔吐・下痢
*赤いうんち(血便)
*発熱

胃腸炎と食中毒のちがいは?

細菌に感染して起こる胃腸炎で、食物を介して起こる場合は食中毒といいます。菌がついた食べ物を食べたり、ペットにふれたまま手を洗わなかったりすることで感染します。梅雨どきから夏にかけて多く起こりますが、実は一年を通して見られる病気です。

かからない・うつさないために

治療には抗菌薬を投与します。また、食中毒を防ぐには、菌を「つけない・増やさない・殺す」こと。ふだんから食品は十分に加熱する、調理前によく手を洗う、調理器具・ふきんなどは清潔にするなどを心がけましょう。菌は時間をおくほど増えるため、哺乳びんや食器はすぐに洗うのが○。

・哺乳びんや食器は、次に使う前に消毒を
・離乳食やミルクが残ったら捨てる
・哺乳びんの内側を手でふれない

脱水症状に注意し、下痢止めは指示に従って

下痢は病原菌を体の外に出そうとする自然な反応なので、薬でむやみに止めることはしません。下痢止めを処方された場合は、医師の指示に従って使います。赤ちゃんの機嫌やおしっこの様子に注意しながら、こまめに水分補給を行いましょう。

山田奈生子・写真

監修/水天宮前小児科院長 山田奈生子先生
東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院、東京都母子保健院などを経て1997年水天宮前小児科開業。日本小児科学会認定小児科専門医。3人のお子さんのママでもあり、子育ての不安や悩みにも気軽にこたえてくれる先生と評判です。
出典:Baby-mo(ベビモ)夏に赤ちゃんがかかりやすい【病気ガイド】細菌性胃腸炎
※情報は掲載時のものです。

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