溶連菌感染症ってどんな病気? その症状と治療法とは

コラム
公開日:2014/05/31
更新日:2018/07/06
溶連菌感染症ってどんな病気? その症状と治療法とは

溶連菌感染症とは「溶連菌」という細菌が、のどや皮膚に観戦する病気です。春先から初夏にかけて流行し、4~7才ぐらいの子がかかりやすく、1才ぐらいの赤ちゃんにはまれです。その原因はA群溶血性レンサ球菌という細菌。せきやくしゃみなどの飛沫感染によって広がっていきます。小児科で、迅速診断キットを使って菌がいるかどうか調べることができます。

溶連菌感染症の症状とは?

*急な高熱(発熱しないことも)
*発熱の1~2日後、発疹やのどの痛みが出る

突然の発熱とのどの痛みで始まります。39度台の高熱が出て、のどの奥が真っ赤になるのが特徴。熱が出てから1〜2日すると、かゆくて赤いこまかなポツポツした発疹が出ることがあり、わきの下や鼠径部に多く見られます。嘔吐や腹痛が見られることもありますが、せきや鼻水などはほとんどありません。

発疹が強く出るのは、わきの下、太ももの内側、手首などですが、何度かかかると発疹が出ないこともあります。舌の突起がポツポツと浮き上がって見える「いちご舌」になることも。

溶連菌感染症の治療とケア方法について

処方された抗菌薬をしっかり飲みましょう

治療には、おもに抗菌薬のペニシリンを使います。抗菌薬の効果によって熱が下がり、のどの痛みもおさまってきますが、症状が軽くなったからといって服用を途中でやめないで。菌が完全に消えずに再発することがあるので、指示された日数分を飲みきりましょう。

溶連菌感染症の注意点

適切な抗菌薬を早く飲めば発疹が出ないことも

体の発疹は1週間ほどでおさまって、次第に皮膚がボロボロむけてきます。発疹が出る前に溶連菌感染症と診断されて、適切な抗菌薬を飲めば発疹が出ないで治ることもあります。抗菌薬を飲んで、24時間過ぎて症状がなければ登園は可能です。

山田奈生子・写真

監修/水天宮前小児科院長 山田奈生子先生
東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院、東京都母子保健院などを経て1997年水天宮前小児科開業。日本小児科学会認定小児科専門医。3人のお子さんのママでもあり、子育ての不安や悩みにも気軽にこたえてくれる先生と評判です。
出典:Baby-mo(ベビモ)夏に赤ちゃんがかかりやすい【病気ガイド】溶連菌感染症
イラスト/kaku-kak
※情報は掲載時のものです。

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