赤ちゃんの耳&鼻そうじは「男のほうが断然うまい」説! 【ママが助かる♡パパ育児】

 専門家監修
公開日:2019/08/12
赤ちゃんの耳&鼻そうじは「男のほうが断然うまい」説! 【ママが助かる♡パパ育児】
監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授

小さな鼻や耳の穴に、ほそ~い綿棒でやさしくケア……。赤ちゃんのグルーミングは、新生児ママ&パパにとっての大きな壁。だからといって「むずかしそう」「こわい」とビクついていてはダメ。 いくつかのコツをつかめば、上手にできるようになります。24時間育児に追われるママのためにも、グルーミングこそパパの出番! さっそくレッツトライ♪

グルーミングのコツ1奥までしなくてOK! 見えるところだけクルクル

赤ちゃんの鼻や耳の穴、どれくらい奥までケアをしていいのか迷いますよね。汚れは徐々に外へ出てくるものなので、お手入れは見える部分だけで十分。綿棒を使う場合は、クルクル回し、汚れをからめるようにして。

グルーミング時にメインとなるのは、綿棒&ガーゼ。この2つだけでかなりのお手入れがこなせます。赤ちゃんの耳そうじは、パパが自分でやる耳そうじとは別物。奥までケアをすることより、見える部分を清潔にすることを心がけて。

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グルーミングのコツ2タオルを巻いて、赤ちゃんをしっかり固定

赤ちゃんはパパやママが思っている以上にじっとしていてくれません。急に動いたときに赤ちゃんが痛い思いをしないよう、グルーミング時は赤ちゃんをしっかり固定し支えるのが基本です。

初心者パパ向け★赤ちゃんはこんなふうに固定を

【向かって右側のケア】

STEP1:左からタオルを巻きつけます

大判のタオルの上に寝かせ、赤ちゃんの左手を体にそってまっすぐにさせてから、矢印の方向にタオルを巻きます。左手をタオルの中に入れるのがポイント!

STEP2:右側も同様に巻き、固定させます

同じく右手をまっすぐにさせ、タオルの右端を矢印の方向に巻きます。ふんわりと巻きつけると、赤ちゃんが動いてしまうので、少しきつめにピタリと巻くようにして。

STEP3:左ひじでタオルを固定。右手に綿棒を持ってケア

パパの左ひじ&左腕全体でタオルの端を押さえます。さらに、左手の手のひらで赤ちゃんの頭をしっかり支えることで、赤ちゃんはじっとして、グルーミング中とっても安心。

【向かって左側のケア】

STEP4:右側からタオルを巻きつけます

右側のケアと同じく、赤ちゃんの右手を体にそってまっすぐにさせてから矢印の方向にタオルを巻きます。

STEP5:左側も同様に巻き、固定させます

同じく左手をまっすぐにさせ、タオルの反対側の端を矢印の方向に巻いて固定します。

STEP6:右ひじでタオルを固定。右手に綿棒を持ってケア

パパの右腕全体でタオルの端を押さえ、そのまま右手に持った綿棒で、赤ちゃんの右側のケアを。左手の手のひらで赤ちゃんの頭をしっかり支えることをお忘れなく。

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グルーミングのコツ3パパ&ママがいるときは分担すると安心

大人が2人以上いるときは、どちらかが赤ちゃんをリラックスさせたり気をそらせながらしっかり押さえれば、もう一方の人が安心してお手入れできます。

グルーミングのコツ4耳あかが出やすいお風呂上がりがお世話どき

お風呂上がりは、耳の中が湿気をおびているので耳あかが取れやすく、また鼻通りもいいのでたまった鼻水も出やすいなど、グルーミングに最適なタイミング。パパの習慣にするのもいいですね!

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From Dr. 「抱っこ」「固定」さえできればグルーミングは簡単!

グルーミングにトライする前に、まずしっかり習得していただきたいのが、抱っこ。大好きなパパやママが抱っこをすることで、赤ちゃんは「いっしょにいると安心する」とリラックスした気持ちに。「さあやるぞ!」と綿棒片手に勢いだけで突き進む前に、赤ちゃんを抱きあげ、気持ちを落ち着かせてあげましょう。

また、赤ちゃんのグルーミングには、体に傷をつけないためにも、しっかり体を固定することが基本。安全に、そして手ぎわよくお手入れするためにも、パパの体で赤ちゃんをしっかりホールドしましょう。これらの基本の「抱っこ」と「固定」をマスターすれば、グルーミングがとってもスムーズ。繰り返し実践をすることで、どんどんじょうずになりますよ。

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おむつ替えや2~3時間おきの授乳などで、ママは心身ともにヘトヘトになりがちな新生児期。沐浴やここで紹介したグルーミングなど、パパができる育児を増やすことで、ママの気持ちに余裕が生まれ、家庭円満に。最初は完璧にできなくて当然、少しずつ慣れていきましょう♪

撮影/近藤 誠 イラスト/関根いくみ 取材・文/鈴木有子 

※この記事は『Baby-mo2012年5月号』より加筆・再編集したものです。

監修
米山万里枝先生
東京医療保健大学大学院医療保健学研究科 教授
助産師として多くの出産に立ち会い、母乳育児の指導を行う。おっぱい・ミルク全般、母体の健康など幅広い知識があり、授乳、卒乳のエキスパートとして研究、講師などを積極的に行っている。

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