この愛おしい存在を『私なんかの子だし…』とは思いたくない【はあちゅうさんインタビュー】

コラム
公開日:2019/07/31
この愛おしい存在を『私なんかの子だし…』とは思いたくない【はあちゅうさんインタビュー】

大学時代からブログとSNSで発信を続け、昨年はセクシー男優のしみけんさんとの事実婚で世間を驚かせたはあちゅうさん。妊活をへて待望の赤ちゃんを授かった今、妊娠前には感じることのなかった新しい感情や、新たな決意が生まれたそう。妊娠中のはあちゅうさんの貴重なインタビューをお届けします!

幸せをありのままに発信できる自分でいたい

昨年の夏から不妊外来に通っていたはあちゅうさん。約半年の妊活をへて、待望の赤ちゃんを授かりました。

喜びに包まれる反面、「本当に妊活していたの?」「話題づくりに妊活を使うなんて」というマイナスな反響もあり、一時は悩んだそう。

「妊活中は、タイミングにピリピリしたり、生理が来ては落ち込んだりと、精神的にもきつかった。

ありがたいことに思ったより早く妊娠することができましたが、だから余計に、がんばっている方に申し訳ないな、と思ってしまうところもあったんです。

私が『妊婦です』と書くことで、悲しい気持ちになる人がいないかな、おなかの写真を載せたら誰かを傷つけてしまわないかな、と気になって。

でも、幸せをありのままに言葉にできないのも不自由なことだし、妊娠して申し訳ない、なんて思っていたら、それこそおなかの赤ちゃんがかわいそう。そう思えるようになって、吹っ切れました」

「自己肯定感を高めること」が妊娠中の課題です

今は意識的に情報を選別し、ネガティブな情報は目にしないようにしているそう。

「大学時代から、ずっとSNSが私の主戦場で、発信を続けてきました。

その副作用として、『こういうことを言うと炎上する』『私がこういうことを言っても偽善者と思われる』などと、自分のなかにアンチの目を持つようになってしまったんです。

でも、それって自分を否定しているのと同じ。妊娠をきっかけに、もっと自分を肯定できるようになりたいなって、強く思いました。

自分を愛せなかったら、自分から生まれてきた子どものことだって愛せないかもしれない。おなかにいるこの愛おしい存在を、『私なんかの子どもだし』なんて思いたくないから」

その効果はじわじわ浸透中! いま、はあちゅうさんは、自身が生まれ変わるような感覚を持っている、と言います。

「いろんなことを以前よりやわらかく受け止められるし、人の優しさにも敏感に気づけるようになったと思います。

見ず知らずの方が席をゆずってくれたり、体を気遣ってくれたり、そういう場面に出会うと、世界がふわっと明るくなったような気がするんです」

私が存在するために「条件」はいらなかったんだ、と思えるように

さらに、妊娠という劇的な変化は、価値観の大転換にもつながっていると、はあちゅうさんは語ります。

「私は、誰かの役に立てなければ自分には価値がないって思いがちで、欠点を埋めることばかり考えてきたんです。でも、別に存在するために理由なんていらないんだなって。

これは旦那さんの影響も大きいんですけれど、彼はナチュラルボーン愛され体質。彼といっしょにいると、ポンコツでも愛されるって気づかされます。あ、彼がポンコツってわけじゃないですよ(笑)」

出生前の手続きも完了。今はただ、早く赤ちゃんに会いたい

事実婚の夫婦が出生届を出す際に必要な手続き、「胎児認知」もすでに終わっているそう。

「私の本籍地に行って、書類を1枚出すだけです。もっと費用がかかったり、弁護士をお願いしたりしないといけないのかなと思っていたけど、手続きは本当に簡単でした。

子どもの姓はひとまず私のほうに。でも、子どもが大きくなって『パパと同じがいい』と考えるようになったら、もちろん変えることもできます」

出産後の日々に思いをはせると、途端にやさしいママの顔に。

「子育てはまだ具体的にイメージできていないことが多いけれど、両親が仲よしである姿はちゃんと見せていきたいな。今はただただ、早く赤ちゃんに会いたいです」

※この記事はPre-mo2019年秋号「そして私は母になる」より加筆・再編集したものです。

はあちゅう1986年、神奈川県生まれ。大学時代より人気ブロガーとして注目を集める。広告代理店勤務を経て、独立。執筆、講演、メディア出演など幅広く活動。2018年セクシー男優のしみけんさんと事実婚。9月に男の子を出産予定。

撮影/瀬津貴裕(biswa) スタイリング/田沼智美 ヘア&メイク/山下光理 取材・文/浦上藍子

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