中学生向けの通信教育の効果とおすすめ講座6選

コラム
公開日:2019/07/21
中学生向けの通信教育の効果とおすすめ講座6選

小学校で過ごす6年間にも終わりが見えてきたとき、ママやパパが悩むのは「中学校で勉強についていけるのか」「高校受験対策はいつからすべき?」といった、勉強に関することではないでしょうか。学校以外で勉強をする場合に利用できる教育サービスといえば学習塾や家庭教師などがありますが、今回は通信教育について考えてみましょう。

中学生向けの通信教育とは?選び方のポイント

中学生向けの通信教育は、主に3つの目標を軸としています。
①学校の授業のサポート
②定期テストに向けた学習
③高校受験合格

です。通信教育では授業の予習復習を行うことで基礎力と理解度を高め、特に重要なポイントに絞って勉強して定期テストに備えます。授業に臨む姿勢や定期テストの点数は学期ごとの成績にそのまま影響するため、学習を早く始めるほど成績が上がりやすくなるといえるでしょう。

以前は通信教育というと、テキストの問題を黙々と解いて答え合わせをする、または定期的に答案用紙を送付して添削してもらう、といったものでした。時代と共に教材も進化をし、魅力的な付録で体験型学習をできるようになったり、最近ではタブレットやインターネットを使った教材も増えたりと、バラエティ豊かになってきました。

通信教育で学習を始める場合にはまず、どんな教材が子どもに合っているのかを見極めることが大切です。楽しく学習するほうが身に付く子もいれば、地道に問題を解くことで学力が伸びる子、質問しやすい状況を重視したい子など、子どもの個性はさまざまです。その子に合った教材を選ぶようにするといいでしょう。無料体験できる場合もあるため、いろいろ試すのもおすすめです。

中学生が通信教育で勉強するメリット

現在は小学生むけだけではなく、中学生を対象にした通信教育もたいへん充実しています。学校の授業以外に学習する手段として通信教育を選ぶと、どんなメリットがあるのでしょうか。

比較的リーズナブル

月に数万円かかるのが一般的な塾に比べ、通信教育は1教科月1,000円程度からとリーズナブルです。塾までの交通費や送迎も不要なため、親の負担を減らすことにもつながります。

部活や習い事などがあっても融通が利く

通信教育はいつでも取り組むことができるのが最大の特長です。短時間でこなせるように考慮された教材となっているため、学校生活や習い事などに忙しい中学生も、スキマ時間を利用しながら続けることが可能です。

自分のペースで取り組める

理解した単元はどんどん進めていけるなど、個人の学習の進度に応じた進め方が可能です。学校や塾の授業のように手を挙げて質問をする必要もないので、恥ずかしがりな性格だったり、積極的に人と話すのが得意ではないタイプの中学生にもぴったりです。

中学生向け通信教育のデメリット

手軽に取り入れられる通信教育ですが、注意したいデメリットもいくつかあるようです。

指導までにタイムラグがある

質問への回答や、ドリルやテストへの添削など、多くの通信教育では個別指導を受けることが可能です。ただし一人ひとりに合った対応がすぐに返ってくるわけではありません。

自己管理が必要

塾や家庭教師と異なり、生徒は自分で机に向かってコツコツと教材に取り組むことになります。子どもが飽きっぽい性格だった場合、勉強に集中しにくい環境の場合には、勉強する意欲を継続させる努力が子ども本人に必要ですし、親もそのサポートをしてやりたいものです。まずは、本人のやる気が続くような教材を選ぶことが大切です。

中学生が通信教育で勉強した効果は?【高1ママたちの口コミ】

効率よく短時間で自宅学習するためのノウハウが詰め込まれた通信教育。継続して学習するとどんな効果があるのか、子どもが中学時代に通信教育を活用していた高校一年生のママたちに話を伺いました。みなさんの体験談を見てみましょう。

「子ども自身の希望で中学受験をし、県下でトップの進学校である中学に進学。併設の高校がなく高校入試が必要となるものの、通学時間が片道1時間ほどかかるため、2年生から通信教育を受講することにしました。通信教育は難易度を考慮し、親子で話し合ってハイレベルな難問にも挑戦できるZ会に決めました」

「子どもにとってはタブレット学習が最大の魅力だったようで、特に講義形式の授業は何度も繰り返し聞けるので、テスト対策に重宝したようです。市販の問題集で取り扱わないような資料問題などもタブレット内には豊富に揃っていました」

「運動部に所属しているため毎日帰宅が遅く、土日も試合などがあるのですが、主に週末を使って教材をこなしていました。個々に合ったスケジュールが組める通信教育は、子どもが自分の学習計画を立てるきっかけになり、将来必要となる計画性もつけられたと思います」

「学校の授業のカリキュラム変更などがあった場合、臨機応変にすぐさま対応してもらうといったことは難しいようでしたが、自分の勉強スタイルで続けられるのが子どもには合っていたようです。主にその週の復習を土曜日に、翌週の予習を日曜日に行っていました。最初は土日にも勉強することは少し抵抗があったようですが、習慣になるとあまり気にならなくなったようでした」

「成績が大幅に伸びたわけではないですが、授業の理解度は大きく変わったようです。また自己流の学習よりも要点を押さえて勉強できるため、机に向かっていつまでも頭を抱える、ということが少なくなっていたと思います」

「小学生のころから公文式の教室に通っており、中学では1年生の2学期から3年生まで公文式の通信教育を利用していました。部活で遅くなっても焦らずに勉強の時間を確保できるのがよかったようです。また、部活への集中力も上がるようで、通信教育を始めてからレギュラー入りを果たしました」

「教室のように先生の目があるわけではないため、疲れている日などはどうしてもだらけてしまう場合もあるようでした。そんな日にはリビングでの学習を促すなど、親も気分転換を手伝うようにしていました」

「通信教育でも学年に関係なく進められる公文式の勉強法は私の子どもに向いていたようで、国語・数学・英語は3学年以上先の学習ができました。おかげで現在、進学校である高校の学習ペースにも何の問題もなくついていけています」

中学生向け通信教育のおすすめ6選

現在多くの中学生とその保護者から支持されている、代表的な通信教育を6つご紹介します。

進研ゼミ中学講座

科目

国語/数学/理科/社会/英語/音楽/美術/保健体育/技術・家庭

料金(月あたり・税込)

中1
毎月払い6,853円、6ヶ月一括払い 6,421円、12ヶ月一括払い 5,871円

中2
毎月払い7,059円、6ヶ月一括払い 6,657円、12ヶ月一括払い 5,999円

中3
毎月払い7,835円、6ヶ月一括払い 7,383円、12ヶ月一括払い 6,765円

進研ゼミ中学講座の特徴

通信教育といえば進研ゼミ、というほど幅広い世代に浸透している講座です。塾・予備校・通信教育の学習法において、中学生利用者数および中学生タブレット利用者数は第一位。

生徒の理解度に合わせた授業対策や、弱点に対応した苦手対策、そして目標を設定したテスト&受験対策と、一人ひとり専用のオーダーメイド学習で無理なく成績を伸ばします。要点に絞り1回15分で取り組むメインテキストを中心に、答案プロセスまでしっかりチェックする赤ペン先生、24時間個別質問を受け付ける教科質問ひろばなど、徹底的に個別サポート。

中学1・2年生はスタンダードコースまたはトップ高校合格の応用力を養成するハイレベルコース、3年生は受験総合コース・難関挑戦コース・最難関挑戦コースと、レベルに応じたコース設定。また料金は同一ですが、学習方法は紙のテキストを中心としたオリジナルと、タブレットを組み合わせたハイブリッドがあり、ハイブリッドではデジタルレッスンや解き直しシステムを利用できます。

進研ゼミ中学講座

スマイルゼミ

科目

国語/数学/理科/社会/英語/音楽/美術/保健体育/技術・家庭

料金(月あたり・税別)

中1~中2(標準クラス):毎月払い6,980円、6ヶ月一括払い 6,580円、12ヶ月一括払い 5,980円

中3(標準クラス):毎月払い 7,980円、6ヶ月一括払い 7,580円、12ヶ月一括払い 6,980円

※難関校合格を目指す「特進クラス」もあり

専用タブレット代:一括払い9,980円 ※12ヶ月以上継続が条件

スマイルゼミの特徴

専用タブレットとわかりやすい解説の映像授業でおなじみのスマイルゼミ。幼児コースや小学生コースから続けている、という家庭も多いようです。中学生コースは、子ども一人ひとりの理解度に応じて教材が配信されるオーダーメイド型。

受験対策はもちろん、教科書にも準拠しているため、学校の授業の予習復習や定期テスト対策もばっちりです。1台のタブレットで全教科の学習ができ、参考書やノートで場所をとることがありません。解いた問題にはすぐに自動丸付けが行われ、間違えた場合は原因や解答の解説もすぐに確認することができます。

子どもがきちんと勉強に取り組んでいるか心配なパパママは、学習状況をスマートフォンやパソコンで確認することも可能です。 

スマイルゼミの資料請求

Z会の通信教育

科目

国語/数学/理科/社会/英語/作文

料金(月あたり・税込 )

高校受験コース 中1・中2(進学クラス・特進クラス)1講座あたり
iPadスタイル:毎月払い2,660円、6ヶ月一括払い 2,526円、12ヶ月一括払い 2,260円

テキストスタイル:毎月払い 2,760円、6ヶ月一括払い 2,622円、12ヶ月一括払い 2,346円

中3(進学クラス)1講座あたり

iPadスタイル:毎月払い 3,660円、6ヶ月一括払い 3,476円、12ヶ月一括払い 3,110円

テキストスタイル:毎月払い3,760円、6ヶ月一括払い 3,572円、12ヶ月一括払い 3,196円

※5講座セットで月500円割引

※中3向け「特進クラス」もあり

Z会の通信教育の特徴

難関大学への高い合格実績や、幅広い年代の学習参考書で有名なZ会の通信教育は、「考えて書く」学習法を取り入れています。映像授業と素早い答案返却が特長のiPadスタイル、紙の冊子にじっくり向き合うテキストスタイルから選択可能。答案にはプロの添削者からきめ細かいチェックが入り、自分では気づけなかった弱点も徹底的にサポートしてくれます。

2018年度の志望校合格率は97.7%。一問から多くを学べる「良問」を厳選した教材、充実した個別の添削指導で、問題の解き方だけでなく考え方を伸ばします。また中高一貫校に通う中学生向けのコースもあり、中学~高校の6年間を通じて、大学入試に向けた段階的なステージ学習を行います。 

Z会の通信教育

公文式通信学習

科目

国語/数学/英語

料金(月あたり・税込)

中学生/1教科:9,180円、2教科:17,280円、3教科:25,380円

(※通信費1,080円を含みます)

公文式通信学習の特徴

公文式の教室が有名な公文では、通信学習を利用すれば自宅でも同じように学習することができます。入会時に提出する学力診断テストをもとに、生徒に合った教材を提案。最近増えているタブレットを使った通信教育に比べるととてもシンプルですが、そのわかりやすさから根強い人気が続いているようです。

基本的な学習方法は、学習済みのプリントを毎月1回公文式通信に送付。指導者が添削し、アドバイスが記入された連絡帳とともに新しいプリントが送られてきます。毎回同じ指導者が担当するため、生徒の学習の進度や傾向をしっかりと管理してくれます。

公文式通信学習の資料請求

中学ポピー

科目

国語/数学/理科/社会/英語/音楽/美術/保健体育/技術・家庭

料金(月あたり・税込)

中1:4,600円

中2:4,700円

中3:4,900円

中学ポピーの特徴

自立学習の力を伸ばすポピーは、教科書に沿った教材で1回10~20分の短時間学習。学校の毎日の授業や定期テスト、そして高校受験の対策を行います。主要5教科では、基本となるテキストのほか、「作文・表現力ワーク」、「国語文法」、「英語かべはり暗記シート」などのユニークな教材も。

1年生の4月から高校入試問題を扱い、2年生の11月からは入試対策教材も開始。入試に備え、段階的にサポートを行います。

また費用には教材だけでなく、さまざまなサービス・イベントも含まれています。教材の解き方などの質問に専門の先生が答える学習相談サービス、学校の授業の進度が早い場合に教材を調整する授業進度対応サービス、さらに保護者が利用できる子育て相談サービスも。

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がんばる舎エース

科目

国語/数学/英語

希望する場合の副教材:理科/社会

料金(月あたり・税込)

毎月払い 800円、1年払い 約733円(800円×11ヶ月、1ヶ月分サービス)

※理科/社会の年間教材は各3,600円

がんばる舎エースの特徴

テレビCMがないため知名度はあまり高くないものの、25年以上幼児から中学生までを対象とした通信教材を取り扱っているがんばる舎。子ども部屋で一人勉強するのではなく、家族がいる場でコミュニケーションをとりながら行うリビング学習を勧めています。中学生向けのエースは、教科書に沿った3教科を基本としたコースです。

大きな特徴は圧倒的な価格の安さと、付録のない教材だけの学習システム。テキストではなく1日1枚20分程度のプリントを使った勉強法です。カラフルなイラストがなく、勉強に集中しやすい仕組みは保護者からも評判。解答プリントを使って親子で答え合わせを行い、一緒になって考えることが家庭環境にもプラスになるようです。

がんばる舎エースの資料請求

※本記事に記載の商品価格は、記事作成時の価格です。

取材・文/小島あゆみ

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