連載コラム「神山まりあの鬼ママ、時々モデル 」Vol.9【Amazon病】

連載コラム「神山まりあの鬼ママ、時々モデル 」Vol.9【Amazon病】

連載 神山まりあの 鬼ママ、時々モデル

我が家はAmazonヘビーユーザー。

ティッシュがなくなればポチり。

洗剤がなくなればポチり。

オムツや本、必要だと感じた時はすぐにAmazonをひらきます。

こんなに便利な世の中になったのね、と感心しつつ、我が家での消耗品がなくなるスピードの速さを実感している日々です。

おっちょこちょいの私。

夕飯の買い物と一緒にティッシュペーパーを買ったら、自転車ですっ転びそうになるの。柔軟剤の重さだって尋常じゃないし、買い忘れだってしょっちゅう。

それがAmazonのおかげで、ストレスフリーで消耗品が家に常備されています。ああAmazon万歳!!

しかし、それをジーーーーっと観察している奴がいるんです。

そう、うちの息子。

「あー! 洗剤ない! Amazonで買っておいて」

「はーい」

なんて夫と私の会話が家で繰り広げられ、しょっちゅうピンポンと玄関のチャイムが鳴る。

宅配のお兄さんが重そうに大きな段ボールを運んできてくださり、開けるとティッシュやらオムツやら宝箱みたいに入ってる。

それを息子はジーーーっと見ているんです。

ある日、いつもの通りにプレスクールへお迎えに行った後、夕飯の買い物にスーパーへ寄った時のことです。

お米も買わなきゃいけないことを思い出し、1週間分の野菜もあったりと結構な大荷物。よし、これは気合いを入れて運ばなきゃと両手でビニール袋を持ち上げた瞬間、息子が「ねえマミー」と話しかけてきたんです。

どうしたの、と聞くと。

「ねえマミー、おもい?」

重いよ、でも夕飯食べるにはお買い物しなきゃなのよと教えました。

すると

「マミー、これピンポンくるよ。おもいから」

心配そうに教えてくれる息子。

はて。最初は何を言っているのかわかりませんでした。

でも、すぐに閃きました。

この子は私にAmazonで頼めばいいじゃんと言っている・・・・・!!!!!!

あまりにも重そうにしているから、Amazonで頼むことを勧めてきた2歳児。

その感覚に衝撃を受けるとともに、間違った育て方をしていないだろうかと一瞬固まりました。

便利になってきた世の中。

このご時世、子供たちの感覚はこれでいいのでしょうか。

お米は買いに行くものでなく、ネットで頼むのが常識になっていくのでしょうか。

ネットショッピングを私自身ヘビーユーズしているのに急に不安になってきてしまった瞬間です。

時代の変化に伴って、「普通」の考え方は変わってきます。

車も自動運転が当然になって、免許はいらなくなるのかもしれない。

お買い物のために外に出るなんて、非常識だって思うのかもしれない。

時代に沿った成長の仕方ということで、自分を納得させ、今回そのショックは緩和されました。

でも、ネットショッピングでもなんでも、物へのありがたみとお金の大切さは忘れないでいてほしいなあと同時に強く感じたんです。

きっとこれからもっと便利な世の中になっていくことでしょう。でも、便利さに甘んじて努力を忘れる人間・感謝の気持ちが後付けになる人間にはなってほしくない。

生活が便利になるのと並行して、親が果たす責任がますます大きくなっていく時代へと突入しているのかもしれません。

気をつけよっと。

PROFILE
神山まりあさん
1987年2月17日生まれ。東京都出身。2011年、ミス・ユニバース・ジャパンでグランプリに輝き、イベントMCやラジオパーティー、雑誌などで活躍。2015年結婚、2016年7月に長男を出産。2017年1月号より「VERY」にレギュラー出演。インスタグラムのフォロワー数は15万人超。神山さんご主人のインスタグラムにたびたび登場される、素の神山さんも話題に! 2018年9月、初の著書「神山まりあのガハハ育児語録」(光文社)が発売。
神山まりあ 公式ブログインスタグラム

次回は7月26日(金)UP予定です!

TOP画像撮影/土屋哲朗(主婦の友社)ヘア&メイク/福川雅顕 校正/主婦の友社

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