帝王切開の麻酔について解説!痛みはどうなの?麻酔の種類や副作用とは【産婦人科医監修】 

 専門家監修
公開日:2019/06/20
更新日:2019/06/25
帝王切開の麻酔について解説!痛みはどうなの?麻酔の種類や副作用とは【産婦人科医監修】 
監修
小川隆吉先生
小川クリニック院長

帝王切開には、妊娠中にあらかじめ手術日を決めて行う予定帝王切開と、経腟分娩の予定であったのに急遽、手術に切り替える緊急帝王切開があります。それぞれについて、産婦人科医の小川隆吉先生にお聞きしました。

帝王切開のおおまかな流れを解説!

予定帝王切開の場合、一般的に前日に入院して検査を受け、夕食後は絶食となります。当日は手術前に各種検査をし、ママと赤ちゃんの状態をチェックしたうえで必要な処置をします。手術が始まってからは、平均5分で生まれます。だいたいの流れをご紹介します。

説明と同意書
検査や手術の詳しい説明を受け、同意書を提出します。

検査
血圧測定、超音波検査、血液検査、心電図検査、ノンストレステストなどを受けます。金属やラテックス(ゴム)にアレルギーがある場合は、きちんと申告を。

術着と弾性ストッキングを着用
全裸の上に手術着を着て、足には弾性ストッキングをはいて、肺血栓塞栓症(はいけっせんそくせんしょう)になるのを防ぎます。

手術室へ移動
手術室へ移動し、赤ちゃんの状態をチェックします。

麻酔開始
脊髄くも膜下麻酔(せきずいくもまっかますい)や硬膜外麻酔(こうまくがいますい)など、局所麻酔が一般的。緊急時は全身麻酔になることも。

切開
実際に切開を開始してから、赤ちゃんが生まれるまでは5分前後です。

赤ちゃん誕生!
局所麻酔でママの意識がある場合は、産声も聞けますし、赤ちゃんの顔を見ることができます。

胎盤などを取り出す
胎盤を取り出し、出血の状態、残留物の有無などを確認します。

おなかを縫合
意識があるままだとつらい場合は、軽い睡眠薬などを投与してもらうことも。

病室へ移動
ママの体調が戻ったら、病室へ戻ります。

出典 :いちばんよくわかる妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
小川隆吉先生
小川クリニック院長
日本医科大学卒。都立築地産院産婦人科医長として勤務する傍ら、日本医科大学産婦人科講師を兼任。1995年小川クリニックを開設。医学博士、日本産婦人科学会専門医、母体保護法指定医。妊婦さんの疑問や悩みに真摯に応えてくれる、気さくで頼りになるドクターです。

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