3歳と行く! リニューアルした「鉄道博物館」の子連れ攻略法【子連れおでかけ体験レポ】

コラム
公開日:2019/03/21
更新日:2019/03/28
3歳と行く! リニューアルした「鉄道博物館」の子連れ攻略法【子連れおでかけ体験レポ】

憧れの車両を見て、触れて、体験して楽しめる「鉄道博物館」は、電車好きの子供たちにとって夢のような空間。 子鉄になりたての3歳前後のちびっこも大興奮のスポットです。2018年7月には「はやぶさ」でおなじみのE5系電車(モックアップ)が展示される南館もオープン! ということで、広~い館内の中でも未就学児が楽しめるスポットを中心にご紹介します。(おでかけ&育児ライター 齋藤久美子)

鉄道ファンの聖地には迫力ある実物車両がいっぱい!

今回私と息子(3歳)が訪れたのは、さいたま市にある「鉄道博物館」(通称てっぱく)。鉄道の歴史や仕組みを多彩な切り口で紹介する博物館で、館内にはその昔活躍していた歴史ある車両から現役の車両まで、全40種類もの実物車両が展示されています。間近で見る大きな列車は迫力満点! 館内にはレストランも充実していて、子供を連れて1日中遊べます。

電車好きのうちの息子はこれまでも何度か足を運んだことがありましたが、南館がオープンしてから行くのは初! どんな電車に出会えるか、行く前からワクワクの様子でした。

入館前にエントランスで記念撮影を!

博物館へはJR大宮駅からニューシャトルに乗って1駅目の「鉄道博物館(大成)駅」で下車。エントランス前でさっそく電車の展示を見つけ、息子も「あ、電車だー!!」と小走りに! 記念写真を撮りました。

電車と一緒にハイチーズ! これは修学旅行用電車(モックアップ)

鐵道博物館は「鐵道博物館(大成)駅」から徒歩1分

記念撮影を終えたら、いざ館内へ!!
中はとっても広いので、使わない荷物は入館前にロッカーに預けておくといいですよ♪

南館では、憧れの新幹線“はやぶさ”がお出迎え!

「はやぶさ」でおなじみのE5系電車(モックアップ)。
緑のボディにピンクのラインがかっこいい!

私たちがまず向かったのは、2018年7月にオープンした南館。ガラス張りの開放的な館内に入ると目に飛び込んできたのは、息子が大好きなE5系電車(モックアップ)!!「あ、はやぶさがいたー!!!」と息子も大はしゃぎです。
モックアップとは実際走っている車両と同じように造られた模型のことで、中を覗くとグランクラス(はやぶさとともにデビューした新幹線のファーストクラス!)の優雅な座席が並んでいます。

それにしても、近くで見る車両は大きい!! はやぶさは東京駅でも見たことがあったけど、ホームでは先頭車にここまで近づくことはできません。

そしてそのお隣には、新幹線と在来線の規格を組み合わせて直通運転を可能にした日本初のミニ新幹線、400系の山形新幹線も並んでいます。

400系新幹線は中にも入れる

体験展示がいっぱい!「仕事ステーション」を探索

南館の1階の「仕事ステーション」には鉄道の仕事にまつわる体験型展示が豊富。ゲームに挑戦したり、クイズに答えたりしながら、鉄道関連の仕事について学べます。

鉄道にも色んな仕事があるんだなぁ、と大人もつい見入ってしまう

タッチパネルで好きな形や色の車両が作れるデザインラボ

列車のドアスイッチ。背伸びして……届いた!

同エリアには、実際の装置を使って再現された踏切や改札口も!

めったに押せない非常停止ボタンも押せる!

1日1回、きっぷを購入できる自動券売機体験を実施

さらに2階には電車の運転体験ができるシミュレータがあります。この日は平日だったにも関わらず、けっこう行列しており、さらに3歳には少し早いかな~ということで、今回は見送り。もう少しお兄ちゃんになってから来てみることにしました。ちなみに新幹線の運転体験ができる「E5シミュレータ」は小学生以上が対象(10:00~整理券配布、先着順、1回500円)、山手線などの在来線のシミュレータは年齢制限・予約なしで無料で体験できます。

最高速度320km/hの運転が体験できる「E5シミュレータ」

車掌さんの仕事が体験できるシミュレータも。
こちらも小学生以上(10:00~整理券配布、先着順、1回500円)

ちびっこワクワクの「ミニはやぶさ号」に乗ろう!

新館の外には、鉄道をモチーフにした遊具で遊べる「てっぱくひろば」があります。大空の下で思いっきり体を動かすことができ、子供もいい気分転換に! こういうスペース、未就学児連れにはうれしいですよね♪

北陸新幹線「かがやき」のすべり台

ここで息子の目を釘付けにしたのが、「ミニはやぶさ号」。目を輝かせて「乗りたい!!」というので行列に並びました。この日の待ち時間は5~10分ほど。週末は30分以上並ぶこともあるのだとか! 

てっぱくひろばをぐるっと2周!


料金は1人200円。ちびっこは大人と一緒に乗ろう

これまでもミニ列車は色んな場所で乗ってきましたが、息子にとってやっぱり「はやぶさ」は格別だった模様。「はやぶさに乗れちゃった~♪」と満足げでした。

館内最大の展示室「車両ステーション」は圧巻の光景

続いて見学したのが、歴史ある車両が並ぶ「車両ステーション」。広大な吹き抜け空間に、実に36両もの実物車両が展示されています。

車両ステーション全体を見渡せる2階は絶好の撮影ポイント!

しかも1つ1つが超貴重なものばかり! 歴代の蒸気機関車や大正期に使われていた木造の客車、明治・大正時代の御料車……などなど重要文化財の車両がたくさん展示されています。

1872年の日本の鉄道開業時に新橋~横浜間を走っていた1号機関車

1号機関車に連結されている明治期の客車。中に入れば当時にタイムスリップ!

蒸気機関車の車輪の大きさにビックリ!

昔の新幹線に大興奮!

車両ステーションをさらに奥に進むと、乗り物図鑑で見たことがある昔の新幹線が。友人にもらった昔のNゲージのおもちゃを持っている息子は、「ぼくこれ知ってる!!」と興奮気味でした。

東北、上越新幹線として活躍した200系


新幹線スコープを覗くと、目の前に展示されている新幹線が動き出す!

初代の東海道新幹線車両0系

運転士気分も味わえます

駅弁を買って、ランチトレイン&新幹線デッキへ!!

車両の展示をひと通り見学し、「ママ~おなかすいた~」ということでランチタイムにすることに。鉄道博物館には眺めのいいビューレストランやキッズカフェなんかがあって迷いに迷った挙句、今回は「駅弁屋」のお弁当にすることにしました。

「駅弁屋」で販売しているお弁当の中でも子供たちに大人気なのが、新幹線の形をした駅弁。はやぶさ、こまち、かがやき……と憧れの車両がずらりと並び、平日でも売り切れてしまうことが多いんだとか。
今回、息子が選んだのがこちら! 人気どころは以前購入したことがあったので、買ったことのない2つにしました。

ハローキティ新幹線弁当1,250円と1号機関車弁当1,300円

1号機関車は、さきほど車両ステーションで見学したばかりの機関車! キティちゃんの方は2018年に登場したばかりの新作です♪

キティちゃんの中身はこんな感じ。シールも付いてきます

新幹線型のお弁当は、プラスチックの容器を洗って再利用できるのもポイント。うちでは子供が電車遊びに使ったり、公園へ行くときにお弁当を詰めたりしています。

列車旅気分が味わえる「ランチトレイン」

さて、購入したお弁当をどこで食べよう……と、駅弁屋の近くで見つけたのが、車内で飲食が可能な「ランチトレイン」。列車の座席に腰掛けて駅弁のフタを開けると、まるで旅をしているような感覚に浸れます。

自由に出入りできるので、駅弁以外の持ち込みもOK!

ランチトレインは懐かしの特急列車

新幹線が真横を走行!「新幹線ラウンジ」

ランチトレインもいいけど、そういえば上の方に新幹線を見ながら休憩できるスペースがあったような……と思い出し、館内マップを片手に本館3階へ。
ありましたー!! 新幹線ラウンジ!! 今回はここでお弁当を食べることにしました。

広いスペースで寛げる新幹線ラウンジ

このスペースは新幹線が走る線路と同じ高さの場所にあり、本物の新幹線がすぐ目の前を通過! 時刻表も掲示されているので、次にどの新幹線がくるかも分かります。この日は私たちのほかにも、ベビーカーを押しているファミリーがちらほら。子連れにおすすめの穴場スポットです。

「あ、新幹線だ!!」

「キッズプラザ」は乳幼児も楽しめる

おなかを満たした後は、ちびっこが集まる「キッズプラザ」へ。おえかきゾーンやプラレールゾーンのほか、1歳前後の赤ちゃんが遊べるスペースも完備されています。

手前が乳幼児ゾーン、奥は首都圏を走るJRの通勤列車の色をちりばめたラッピング車両

プラレールゾーンには、秋田新幹線「こまち」の遊具も

色々ある中で息子がはまったのが、駅弁を自由に作れるおままごとお弁当屋さん。エプロンの貸出もあり、なかなか本格的に駅弁が作れます。ごっこ遊びが大好きな息子は夢中に!

お弁当屋さんのカウンター

引き出しからごはんやおかずを取り出して、お弁当づくり!

巨大な「鉄道ジオラマ」の実演プログラムもおすすめ

そして最後に向かったのが、本館2階にある「鉄道ジオラマ」。ここのジオラマは線路の総延長約1,200mとかなりの大型で、大人が見ても圧倒されるものがあります。今回は1時間に1回ほどのペースで実施されている実演プログラムを目指していきました。

実演プログラムでは鉄道の1日などを紹介

プログラム以外の時間は自由見学。「あ、京浜東北線だ!」

ジオラマ展示室を出たところには、美しいステンドグラスも! アートな光景にしばし癒されます。

ステンドグラスも鉄道がモチーフ

また、広い館内には座って休憩できるスペースもたくさん設けられているので、赤ちゃん連れも安心です。

本館2階の通路に並ぶテーブル。電車を見ながらひと息つける

3~4時間遊んだところで息子のスイッチが切れ、帰りたいモードに突入したので、本日はこれで終了! 最後にミュージアムショップ「TRAINIART(トレニアート)」で鉄道グッズをいくつか購入し、帰途につくことに。このショップは東京駅や吉祥寺にもあるのですが、オリジナルグッズがとってもかわいい!! 大人でも欲しくなるようなグッズが満載なのでぜひのぞいてみてください。

ほかにも見どころはいろいろ!

今回は行けませんでしたが、鉄道博物館にはまだまだ子供と楽しめる魅力がたくさんあります。そんなわけで、私のおすすめをほんのちょっとご紹介!

まずは、出かけた当日残念ながらお休みだった「ミニ運転列車」。本物そっくりのデザインの車両を運転できる体験展示です。1台200円、運転は小学生以上ですが、未就学児も同乗するだけで楽しめるはず!!

オープンと同時に整理券を配布。かなり人気なので、週末に乗るならオープンと同時に出かけたい

無料で乗れる「てっぱくライン」もちびっこに人気です。これは予約ができないので週末はけっこう並びます。

てっぱくラインはE2系新幹線「はやて」がモデル

そして、鉄道の絵本や写真集が閲覧できる「キッズライブラリー」。靴を脱いでリラックスしながら本が読めるスペースもあり、本好きの子供におすすめです。

室内には鉄道で使われていた座席を配置

開館中は、転車台回転の実演や、当時の車内放送が聞ける実演、鉄道のドア閉め体験といった定期イベントも充実! 鉄道好きならずとも、楽しめること請け合いです♪

おでかけ前のアドバイス!

・「ミニ運転列車」などオープンと同時に整理券を配布する体験展示を事前にチェックして出かけよう。
・毎日行われている定期イベントも時間が決まっているので、HPで確認してから行くと確実!
・指定前売り券は100円お得。セブンイレブンやローソンで買える。
・鉄道博物館のアプリをダウンロードしておくと館内見学に便利

赤ちゃん連れ情報

・赤ちゃんと遊べる乳幼児ゾーンあり
・ベビー休憩室、授乳室、ベビーカー置場、コインロッカーあり

■施設情報
鉄道博物館(さいたま市)

住所 埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
電話 048-651-0088
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 火曜、年末年始
入館料 1300円、小中高生600円、幼児(3歳以上)300円

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