1歳の子どもの食事の量やメニューについて知りたい

コラム
公開日:2019/04/05
1歳の子どもの食事の量やメニューについて知りたい

離乳食は1歳6ヶ月ごろで卒業しますが、離乳食に慣れてくる1歳ごろになると何でもよく食べる子、なかなか食の進まない子と、差がはっきりしてくるようです。だからこそ、何を、どう食べさせればいいのか迷う時期。この時期の子どもの食事の与え方やメニューについて解説します。

1歳の子どもはどれくらい成長しているの?

たっちからあんよ、小走りすることもできるようになります

1歳になるとたっちからあんよ、ヨチヨチ歩きから小走りへとどんどん歩き方が進化していきます。ただ歩き方は個人差が大きいので、「1歳半になっても歩かない」ということも。それは運動能力の違いというよりは、「慎重派ほど最初の一歩が出ない」など、その子の個性かもしれません。

手指の発達も目覚ましく、手づかみ食べから、親指と人差し指の2本の指で物をつまめるようになると、自然とスプーンやフォークを使って食べられるようになってきます。

言葉の理解が進み、自己主張するようになります

「わんわん」「まんま」といった意味のある単語が出てきます。でも、言葉数が一気に増えるわけではなく、この時期はいろいろな言葉をため込んで、2歳前くらいにどんどん話し始めるようになります。大人のまねっこがますますじょうずになり、コミュニケーションがどんどん豊かになってきます。

1歳後半になるとしだいに「いや!」「もっと!」の自己主張が増えてきます。まだ言葉で説明できるほどの語彙力はないので、自分の思いが通じないことにイライラして、かんしゃくを起こすことも増えてきます。

1歳の子どもは、食事のときにどんな食べ方をするのか知りたい

手づかみで食べる

1歳は、手づかみ食べが中心です。手づかみ食べは、「自分で食べたい」という意思の表れです。手のひらを広げてムンズッと食べ物をわしづかみして、口に運びます。食べ物は前歯でかみ切って、歯ぐきでかんで食べます。味噌汁やシチューにも手をつっこむので、食卓は汚れますが、子どもは手のひらで食材のやわらかさ、かたさ、さわり心地などを確かめています。スプーンやフォークを持って、自分で使いたがる子もいますが、まだじょうずに使うことはできないため、ママやパパのお手伝いが必要です。

一度口に入れたものを吐き出す

手づかみで口に入れたものをベーっと吐き出してしまうことがあります。食べ物で遊んでいるように見えるので、大人はついつい叱りたくなりますが、ベーッと出すのは、ひと口の量が多かったり、味つけが好きじゃなかったりと、子どもなりの理由があります。叱るのではなく、「どうして、吐き出したのかな」と理由を探して、次からはもう少し小さく切る、料理方法を変えてみるなどの工夫をしてみましょう。

食べ物を床に落とす

大人の関心を引きたくて、やっていることもあります。やりたい放題させてはダメですが、叱りすぎてもいけません。子どもが食べ物を床に落としてなかなかやめないときは、大人は冷静に「もういらないの? ごちそうさましようか?」と子どもに聞いてから、食事を片づけましょう。全然食べていなくて、栄養が足りなくなると気になるかもしれませんが、おなかが空いていれば、次の食事をしっかり食べてくれると思うので大丈夫です。

なんでもダメ&イヤ

ママが食べさせようとすると「イヤ」、片づけようとすると「ダメ」と食事がスムーズに進まないのが1歳の子どもの特徴。ママにお世話されるがままだった0歳代のころと違って、自我が芽生え始めて成長している証です。「イヤ」「ダメ」と言われながらも、大人がじょうずに気分転換させると食べる意欲が湧いてくるのもこの時期の特徴。

1歳にうまく食事させるコツが知りたい

手づかみだけで食べたい子、スプーンを使いたがる子など、さまざまですが、自分で食べたいという意欲が盛んな時期なので、ママやパパはサポートしてあげましょう。

大きさ・メニュー

赤ちゃんが自分で食べられる、手づかみ食べを多く取り入れましょう。かたさの目安は、スプーンで押すとつぶれるやわらかめの肉だんご。前歯でかじりとれるように、平べったい形がおすすめです。スプーンを使いたがる子は、まずはヨーグルトで練習させてあげて。慣れてきたら、汁物の具材をスプーンにのる大きさにして、汁にとろみをつけてあげるとスプーンですくいやすくなります。フォークの場合は、刺しやすいやわらかさで、ひと口で食べられるものがいいでしょう。ただ、1歳代は食べ物を前歯でかみ切って、ひと口の大きさを覚えることが大事! ひと口大は手づかみ食べで習得していくので、積極的に手づかみ食べさせてあげましょう。 

食事の時間、回数はこだわらないで

食事の時間は大人と同じで、1日3回ですが、子どもは大人のように「12時だから、昼食を食べなくちゃ」とは思いません。おなかが空いていれば食べるし、空いていなければ食べません。なかなか食べてくれないときは、そこでねばらずに、1食くらい抜かしても「次の食事をしっかり食べさせれば大丈夫」とおおらかに構えましょう。ただ、おなかが空いたからといって、おやつをたくさん食べさせてしまうと、それでおなかが満たされて、食事をとらなくなるのでおやつの与え方は気をつけてください。

1歳の食事にあたっての注意点が知りたい

テーブルと椅子の高さを整えましょう

「自分で食べたい」という意欲を育てるためには、どんな姿勢で食べさせるかが重要。1歳になったらハイ&ローチェアは卒業し、ベビーチェアを用意しましょう。その際、テーブルをひじの関節がつく高さにすると、食べ物を手から口へスムーズに運べるようになります。足の裏が床やいすの補助板につけば、足がブラブラせずに、落ち着いて食べられます。

足りない栄養はおやつで補いましょう

おやつは食事で摂りきれなかった栄養を補うためのもの。いわば第四の食事です。すぐにエネルギーになるパンやごはん、うどんなどの炭水化物を中心に、食事とのバランスを考えて、栄養となるものを与えましょう。1歳前半は午前1回と午後1回、1歳後半は午後1回と、おやつは与える時間と回数を決めてください。ダラダラ食べさせてしまうと、3回の食事に響いてしまいます。

そろそろ卒乳を考えてもいいころです

体重の増えが悪い、夜間授乳がある、夜泣きをする、何回も母乳を欲しがる、離乳食が進まない、などがあれば、そろそろ卒乳を考えてもいいころです。1歳を過ぎれば、離乳食をしっかり食べるようになっていれば、母乳をやめても栄養面での問題はありません。

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