高齢出産とは? 年齢はいくつから? リスクはある?【産婦人科医監修】

 専門家監修
公開日:2019/05/16
更新日:2019/05/20
高齢出産とは? 年齢はいくつから? リスクはある?【産婦人科医監修】
監修
佐野麻利子先生
産科婦人科舘出張佐藤病院/フィーカレディースクリニック院長

高齢出産とよく聞くけれど、実際は何歳からなの? 妊娠前には知らない方も多いかもしれません。不安になりがちな高齢出産について、産婦人科の先生にいろいろと教えてもらいました。

高齢出産とは

高齢出産とは、35歳以上で出産することです。医学上は「高年出産」といい、35歳以上で初めての出産をする場合は「高年初産」といいます。

高齢出産は何歳から?

現在は、35歳以上で出産することを「高年出産(高齢出産)」といいます。

高齢出産のリスクを教えて

35歳以上の出産、とくに高年初産では、赤ちゃんの染色体異常が起こりやすいといわれています。また、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病になりやすい、子宮筋腫など子宮の病気を合併しやすい、産道の伸びが悪いなどの理由で、お産に時間がかかったり、帝王切開になる確率が高いということもあります。

しかし、高血圧や難産にはさまざまな要因があり、年齢に関係なく起こるものです。卵子の数は決まっているので、高齢によって卵巣機能が落ち始め、妊娠しにくいこともあります。

高齢出産 高年出産 高齢妊娠

高齢出産のメリットは?

高齢でも、妊娠できたということは出産できる力もあるということです。合併症の予防や体力づくりなど、備えをすることは大切ですが、あまり心配しすぎないようにしましょう。
年齢を重ね、さまざまな経験を積んでからの出産には、精神的な余裕をもって育児に臨めるメリットもあります。また、若いころの出産より、金銭的な余裕があるというのもメリットでしょう。問題なく出産した人もたくさんいます。心配し過ぎず健康管理にとり組みましょう。自信をもって妊娠生活を楽しめるといいですね。

高齢出産はどれくらいの割合いるの?

高年出産は3人に1人といわれています。

ちなみに、厚生労働省 人口動態調査によると、平成28年の「出生順位別にみた母の平均年齢」は、第1子で30.7歳、第2子32.6歳、第3子で33.6歳です。
※出生順位とは、同じ母親がこれまでに生んだ出生子の総数について数えた順序である

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取材・文/木村美穂

出典 :はじめてママ&パパの妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
佐野麻利子先生
産科婦人科舘出張佐藤病院/フィーカレディースクリニック院長
東京・日本橋にある、働く女性の健康を支援する「フィーカ レディースクリニック」。大きなオフィスビルの中にあり、とてもきれいで居心地のいいクリニックです。群馬県にある佐藤病院グループのレディースクリニックで、助産師相談もあります。佐野院長は日本産婦人科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医。

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