想像妊娠とは?なぜ起こるの?症状は?【産婦人科医監修】

 専門家監修
公開日:2019/03/18
想像妊娠とは?なぜ起こるの?症状は?【産婦人科医監修】
監修
升田春夫先生
三枝産婦人科院長

「想像妊娠」とは、実際は妊娠していないのに、妊娠したような症状が現れる状態のこと。妊娠への強い願望や不安があると、想像妊娠を引き起こすことがあるようです。想像妊娠の症状や妊娠検査薬の反応、治療法などについて解説します。

想像妊娠とは?

想像妊娠は、別名「偽妊娠(ぎにんしん)」ともいわれています。妊娠していないにもかかわらず、妊娠したような兆候が現れる状態をいいます。

想像妊娠の原因

想像妊娠は、「妊娠したい」という強い願望をもっているのに、なかなか妊娠できず、ストレスがたまって発症するのではないかといわれています。また、反対に「妊娠したくない」と強く要望していると、不安や恐怖からストレスがたまり、発症することもあるといわれています。

想像妊娠の症状

想像妊娠では、次のような体の変化や症状が現れることがあります。

・月経が止まる
・吐き気や嘔吐
・食欲不振
・おりものの量が増える
・乳首がチクチク痛い
・乳房が張る
・だるさや眠気がある

これらは、妊娠初期に現れる症状とよく似ています。「妊娠したい」という願望や「妊娠したらどうしよう」という不安があるときに、いつもより月経が遅れると「妊娠した」と思い込み、期待や不安から、ホルモンバランスが乱れて月経が止まることがあります。
また、妊娠を疑っているときに吐き気があると、つわりだと思い込んでしまうこともあるようです。

想像妊娠で妊娠検査薬は陽性になる?

想像妊娠の場合、妊娠検査薬は陽性になりません。

妊娠検査薬は、妊娠したら分泌されるhCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が尿中に含まれているかどうかを検査するものです。hCGホルモンが尿中に、ある一定量含まれていれば陽性、含まれていなければ陰性です。妊娠していれば、妊娠4週ごろから、妊娠検査薬が陽性になります。想像妊娠では、妊娠のような兆候はあっても実際には妊娠していないので、陰性になります。

想像妊娠と化学流産はどう違う?

「妊娠したかな」と思って産婦人科を受診すると、医師はまず超音波検査で胎嚢(たいのう・赤ちゃんを包んでいる袋)が見えるかどうか確認します。胎嚢が確認できるのは、妊娠5週ごろです。

化学流産(本来は生化学的妊娠という)とは、妊娠したものの、胎嚢が確認される時期より前に、赤ちゃんが子宮の中にとどまることができず、妊娠が終わってしまった状態をいいます。
かつては妊娠と診断される前に自然に妊娠が終わっても、女性は気づくことなく次の月経を迎えていました。近年、妊娠検査薬の感度がとても高くなり、より早く妊娠に気づけるようになったため、化学流産が注目されるようになりました。

想像妊娠は、実際に妊娠していないので、妊娠や流産にカウントされることはありません。化学流産の場合は実際に妊娠していますが、医学的に「妊娠」や「流産」とは区別され、どちらにもカウントされません。

妊娠検査薬が陽性になり、受診しても超音波検査で胎嚢が見えないときは化学流産の可能性があります。また、妊娠検査薬が陽性なのに胎嚢が確認できず、出血などの症状がない場合は、子宮外妊娠(異所性妊娠)の疑いもあるため慎重に経過をみていく必要があります。

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こんにちはーあらいぴろよです。 今日は私の友人が妊娠したことにより、改めて気付いた肉体の神秘のお話です。
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監修
升田春夫先生
三枝産婦人科院長
東京大学医学部卒業。周産期の研究と診察に長く携わってきたお産の専門医。妊婦さんの悩みや疑問に真摯に対応してくれる先生です。

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