ママが仕事復帰するまでにやっておきたい5つの睡眠アドバイス

 専門家監修
公開日:2019/02/25
ママが仕事復帰するまでにやっておきたい5つの睡眠アドバイス
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第19回 子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、赤ちゃんの睡眠まわりの悩みをもつママが実行すると、今まで困っていた問題がすっきり改善すると評判。今回は、春の新生活「ママの仕事復帰」にむけて、子どもの保育園生活デビューの際のねんねまわりの注意点をご紹介。

保育園デビューは「気持ち」も「睡眠リズム」もゆらぎがち!?

最近、相談者のママたちから「保育園が決まりました!」という嬉しい報告を受けることが多くなりました。それに伴って、4月からの仕事復帰にむけて、子どもの睡眠改善を望む方が増えてきました。

保活が終わった安心感とともに次に訪れるのは、育児・仕事・家事を両立ができるかという不安だと思います。正直に言ってしまうと、完璧に両立はできないと思います。そして、完璧に両立する必要はありません!

自分にとって何が大切かを考え、優先順位をはっきりさせることで優先順位が低いものはいい意味で「適当にしていく努力」が必要になってきます。私はもともと完璧主義だったので、長男が7年前に生まれたときに適当になることができませんでした。でも、全部100%頑張ろうと思ってしまうと、私みたいにパンクしてしまいます。

子どもにとって今まで四六時中ママ・パパ(保育者)とべったりだったのが、いきなりママから離れて集団生活をすることになります。それに慣れるのに時間がかかる子もいるでしょう。新しい生活への不安は、ぐずりや夜泣きに繋がることがあります。

入園前に睡眠リズムのためにどんな準備すればいい?

私の経験もふまえ、仕事復帰する前にママがやっておきたい5つの睡眠アドバイスを紹介します。

①優先順位を決める

私は長男が1歳半のときにニューヨークで仕事復帰をしたのですが、息子との1対1の時間が激減することがとても不安でした。その不安を最小限にするため、自分のなかでの優先順位を以下のように決めました。

私が決めた優先順位は…
【1】 息子との時間&睡眠
【2】 仕事
【3】 食事
【4】 その他の家事

優先順位が低い「【4】その他の家事」は、主人と仕事復帰前に話をしてきちんと分担を決めたり、家事代行サービスを利用したり、ロボット掃除機を購入したり……となるべくストレスにならないようにしました。
あなた自身で生活のなかで大事にしたい事柄の優先順位を決めて、優先順位が低いことに関しては周りに頼ってみるのもよいかもしれません。

②食事は作りおき

仕事復帰直後の1週間はママもとても疲れます。なので、1週間分の食事は作りおきしとくことをおすすめします。また仕事復帰後の生活に慣れてきても、週のなかばをすぎて疲れが出てくる水曜日や木曜日はテイクアウトをしたり総菜を買ってくる…と、料理をしなくてもOKな日を決めるものよいかもしれません。

仕事→お迎え→帰宅後に、すぐにご飯が出せるようにしたいですよね。そのための工夫を事前にしておくのも、平日は大忙しのママを助けてくれるはずです。冷蔵庫から出して温めるだけで準備が終わるよう、週末に作り置きをしておくと、平日の夕方にバタバタすることがなくなります。私は前日の夜、息子が寝た後に次の日の夕食を作っていました。これをすることで、帰宅後の忙しい時間に食事を作る作業が少なくなり、その時間を子どもとの1対1の時間に費やすことができるのです。その結果、早く寝かすことができます。

食卓を飾るおいしい色とりどりの夕食は、子どもがもう少し大きくなってから作ってあげればよいのです。今は必要な栄養が取れていればOK。普段よりも手がこんだママの特別メニューをふるまいたいときは、休日の時間があるときに家族で楽しんでもよいでしょう。

③1週間前から復帰したときと同じスケジュールで過ごす(できれば2~3週間前)

入園後にならし保育の期間がある場合でも、その前に自宅で新スケジュールに子どもを慣らしておくことをおすすめします。
最低1週間前から、復帰後のスケジュールに沿って生活をするようにしましょう。朝起きる時間、保育園でのスケジュール(昼寝)、就寝時刻を守って、新スケジュールでの生活リズムを子どものなかになじませておくと、復帰後の生活の変化が少なくなり、子どもの負担を軽減してあげることができます。

④復帰後は1日の合計睡眠時間を確認

復帰後は子どもの一日の合計睡眠時間を確認しましょう。保育園では他の子もいるためなかなかゆっくり昼寝ができない可能性があります。昼寝がきちんとできていないと、疲れ過ぎてしまい、寝ぐずりや夜泣きが始まる可能性が高くなります。昼寝を十分とってない場合、可能なら就寝時刻を早めてください。そして、週末にはきちんと昼寝をさせるようにしましょう。

⑤子どもが自力で寝る力をつける(必ずしもやる必要はない)

復帰後はママ(保育者)も疲れます。寝かしつけに時間がかかると家事が回らなかったり、残りの仕事が夜できなくなってしまうこともあるでしょう。子どもが自力で寝る力をつけておくと、寝かしつけの時間や夜泣きを最小限にすることができるかもしれません。

事前に完璧に準備をしていても、実際に復帰をしたら子どもの睡眠が不安定になることはよくあることなので、そこはママ(保育者)がどーんと構えてサポート体制をきちんと作っておくとよいでしょう。

みなさん、仕事復帰頑張ってください。応援しています!

写真:愛波 文先生と息子さんたち

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監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart®代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
 

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