つわりにビタミンB6!摂取量や飲み物・体験談【産婦人科医監修】

 専門家監修
公開日:2019/04/01
更新日:2019/04/16
つわりにビタミンB6!摂取量や飲み物・体験談【産婦人科医監修】
監修
竹内正人先生

つわりがひどいときに病産院を受診すると点滴治療が行われます。そのときに点滴されるのがビタミンB6。つわりを軽減してくれる栄養素・ビタミンB6について、産婦人科医の竹内正人先生にお聞きしました。

つわりに対してビタミンB6はどんな効果があるの?

妊娠初期の妊婦さんが経験するのが、つわりです。つわりの症状はいろいろあるのですが、主な症状は吐き気や嘔吐、食欲不振といった消化器系の不快症状。つわりが始まるのは、妊娠5~7週ごろで、9~12週ごろにピークを迎え、胎盤が完成する15~16週ごろに収まってくることが多いとされています。つわりを経験するのは、妊婦さんの7割ぐらいで、まったくつわりを感じない人もいます。つわりの現れ方には、個人差があるのです。

つわりが起こる原因はまだ解明されていませんが、妊娠によるホルモンバランスの変化が大きく影響しているようです。胎盤が作られるようになる妊娠初期に、hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が多く分泌されるようになるのですが、このhCGの値が高いとつわりが重くなるといわれています。

つわりの症状の中でも、吐き気や嘔吐がひどいときは、ビタミンB6を摂取するとよいという説があります※1。

※1 日本産科婦人科学会によると、ビタミンB6を1日あたり5~60㎎摂取することが、嘔吐の軽減に役立つとされています。

Q 妊娠中、意識して摂った栄養素は何ですか?

先輩ママたちに、妊娠中、意識して摂った栄養素についてアンケートをとったところ、多かったのが葉酸と鉄分。葉酸は、妊娠初期に十分な量を摂ると、先天性疾患である神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)のリスクを減らせるとして知られています。鉄分は、妊娠中の母体は赤ちゃんに優先的に酸素や栄養素を届けるため、鉄分が不足しがちに。鉄分が足りないと、赤ちゃんに十分な酸素が送られず、発育に影響を及ぼすことがあるため、必要不可欠な栄養素です。先輩ママたちは、上記の栄養素を含む野菜や肉・魚などの食材を選んで食べたり、サプリを飲んで、赤ちゃんが健やかに生まれてくるのを心待ちにしていたようです。

妊娠中、特につわりがつらい妊娠初期に意識的に摂りたい栄養素があります。それが、ビタミンB6です。葉酸サプリには、ビタミンB6を含むものが多いので、無意識にビタミンB6を摂取している妊婦さんも多いはずです。

出典 :はじめてママ&パパの妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
竹内正人先生
⽇本医科⼤学⼤学院修了。⽶国ロマリンダ⼤学留学を経て、葛飾⾚⼗字産院などに勤務。
よりやさしい「⽣まれる・⽣きる」をサポートするため、国や地域、医療の枠をこえて活動する⾏動派産科医。

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