乳児期から”音”を楽しむって大切♪だいすけお兄さんインタビュー

コラム
公開日:2019/01/16
更新日:2019/03/18
乳児期から”音”を楽しむって大切♪だいすけお兄さんインタビュー

伸びやかでやさしい歌声と明るいキャラクターで、ママと赤ちゃんの心をつかむだいすけお兄さんこと、横山だいすけさんが『Baby-mo』に登場!
赤ちゃん時代の音楽とのふれ合い方についてたっぷりお話を伺いました。

小さなころの音楽体験があたたかな思い出に

芸術、音楽って、心を豊かにしてくれるもの。子どもたちの脳は柔軟で、なんでも吸収する時期ですよね。だからこそ、赤ちゃん時代からたくさんの音楽を聞かせてあげてほしいと思います。

僕自身、「歌をうたいたい!」という気持ちを育ててくれたものとしてよく覚えているのが、3〜4才のころに母が借りてきてくれた『青きドナウ』というミュージカル映画です。あまりに大好きで、歌を覚えてしまうほどくり返し見ていたそう。ドイツ語の歌詞の意味はもちろんわからなかったけれど、自分で勝手に言葉をつけて歌っていました。

それからもう1つ、母が絵本を読んでくれたり、歌ってくれたり、絵をかいてくれたり、そんな記憶もあります。僕の両親は音楽をやっていたわけではないけれど、日常のなかに音楽や芸術とふれる機会を作ってくれていたんだと、今振り返って思います。それはコンサートに行くとか、美術館に行くとか、特別なことではなくて、スーパーのチラシの裏に家族の笑った顔、怒った顔、泣いた顔、いろいろな表情を描いてくれたり、いっしょに童謡を歌ったり、そんな普通のこと。ひとつひとつのエピソードまでは覚えていなくても、赤ちゃん時代のふれあいって、あたたかい感覚としてきっと心のどこかに残っていくんじゃないかと思うんです。

子どもといっしょにはじけちゃおう!

 歌のお兄さんになったばかりのころは、実は子ども向けに歌うことへの恥ずかしさや不安もありました。子どもって、初めて会う男性のことは警戒しがちだし、僕の歌を受け入れてもらえるだろうか……って。それに何より、「歌で子どもたちを笑顔にしなくちゃ!」っていう気負いも強かったんです。

 でも、子どもたちと接するなかで気づいたのは、正しいリズムやメロディを伝えようとするより、自分が楽しさを爆発させて歌ったほうが喜んでくれる、ということ。きちんと歌わなきゃ!って身構えてかたい表情になるより、多少音程をはずしたって、楽しく笑顔でうたったほうが絶対にいい。笑顔は、子どもたちに「歌って楽しい」という強いインパクトを残してくれます。

 だから、音楽好きの子どもに育てるためには、ママが楽しむことがいちばん大事じゃないかな。ママが笑っている顔を見て、赤ちゃんのなかに「これは楽しいものなんだ」っていう喜びの感情が入っていくんだと思うんです。「情操教育に必要だから」「子どもの将来のために一生懸命歌わなきゃ」。こんなふうに思うと、ちょっと大変ですよね。

歌のお兄さん時代、あるママからいただいたお手紙で忘れられないものがあります。「まっすぐ育ってほしい、という気持ちで一生懸命子育てしているけれど、うまくいかないこともたくさんあります。いっぱいいっぱいになって、子どもに感情をぶつけてしまうことも。そんなときに『おかあさんといっしょ』を見ると、全部を忘れて子どもと2人で純粋に楽しむことができます」といった内容でした。子育てって大変なことも、責任を感じて苦しくなることもあると思うんです。それは、きっとママとして自然な感情だからなくすのは難しいですよね。だからこそ、全部を忘れて、ママが心から楽しめる時間を1つでも2つでも持ってほしいと思います。音楽に触れる時間は、きっとママの楽しみにもなるはず。むずかしいことは抜きに、親子で心を解放して楽しみましょう。

ベビモママたちから「だいすけお兄さんに聞きたいコト」

私はちょっと音痴なので、子どもに歌ってあげるのが苦手なんです……。子どもには音楽を楽しんでもらいたいのですが、どうしたらいいですか?

音程は関係ありません!ママが楽しんでいるかが大事!

正しく歌わなくてもいいんです。急に早口になったり、わざと音程変えたりしても、子どもは喜びます。まず、ママが音楽を思いっきり楽しんじゃいましょう♪うまい、へたより思いっきり楽しむことが大事!

お友だちは音楽が流れるとノリノリで体を動かしたりするのに、うちの子はじーっと座ったまま。音楽に興味がないのでしょうか?

強制するのは逆効果。自然な反応を大切に

静かに聞くのが好きな子、リズムに合わせて体を動かしたい子、赤ちゃんにもいろいろなタイプがいると思います。手遊び歌などで、遊びに取り入れるのも◎。

赤ちゃんに聴かせてあげるなら、どんな歌がいい? だいすけお兄さんのおすすめを教えてください。

くり返しのフレーズがある童謡は赤ちゃんに大人気!

「パンダうさぎコアラ」など、同じフレーズの繰り返しは赤ちゃんにも覚えやすいですね。「チャチャチャ!」「ぽっぽっぽー」など、擬音のある歌も楽しいですよ。

うちの子は、泣いたりグズグズしているときでも、だいすけお兄さんの歌を聞かせるとご機嫌に。どんなヒミツがあるのか知りたい!

好き!という気持ちを全開に歌ってます

「楽しんでくれたらいいな」という気持ちで、自分がワクワクしながら歌ってます。オーバーリアクションや変顔、ちょっと不思議なダンスもポイントかな(笑)。

だいすけお兄さんレクチャー「バナナラッパ」で音遊び♪

音やリズム、親子でいろいろな遊びを発見しよう。

吸っても吹いても音が出る、愉快な知育おもちゃ「バナナラッパ」。0才代の赤ちゃんから遊べます。だいすけお兄さんにその楽しい遊び方を教えてもらいました。

横山だいすけ だいすけお兄さん バナナラッパラッパの音っておもしろいね!プップップー!さあ、歌おう♪

ラッパって、ひとつでさまざまな遊び方ができるおもちゃ。バナナラッパは、やさしい黄色とにっこりスマイルが赤ちゃんの興味を引きますね。まずはママがお手本になって、「ふーっ」と吹くところを見せてあげましょう。だんだん赤ちゃんもまねをして、自分で音が出す、ということを学んでいきますよ。

吹くことで肺活量も鍛えられるし、何より自分で音を出せるというのは、子どもにとって新鮮な体験! 息の強さで音の強弱をつけたり、リズム遊びもできますね。「ぷーぷーぷー」「ぷっぷぷっぷぷー!」。ママがいろいろなリズムを吹いてあげたり、リズムに合わせて体を動かして遊ぶのもおすすめです。

「バナナラッパ」はベビモ冬春号の特別付録。1冊に1個、付いています。

横山だいすけプロフィール

1983年生まれ。国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。劇団四季を経て、『おかあさんといっしょ』の11代目歌のお兄さんに。だいすけお兄さんの愛称で親しまれる。2017年の番組卒業後は、ミュージカル、ドラマなど、多方面で活躍。

撮影/中村彰男 スタイリング/吉岡ちさと ヘア&メイク/安藤千浪 取材・文/浦上藍子

出典 :Baby-mo2018-2019年冬春号※情報は掲載時のものです

あなたにおすすめ

注目コラム