離乳食の手づかみ食べはいつから? おすすめレシピ10選紹介!

 専門家監修
公開日:2019/02/11
離乳食の手づかみ食べはいつから? おすすめレシピ10選紹介!
監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士

離乳食を始めたばかりの頃は、「ゴックン」と飲み込むことしかできなかった赤ちゃんも、徐々に自分で手を使って食べる意欲を見せてくれる「手づかみ食べ」が始まります。ママにとっては、赤ちゃんが自分で食べることが嬉しい反面、食卓を汚してしまう大変な面も。でも、手づかみで食べることは赤ちゃんの成長にとって、とても大切なこと。今回は、離乳食で手づかみを始める時期や注意点、手づかみで食べやすいおすすめレシピなどをまとめて紹介します。

赤ちゃんが離乳食で手づかみを始めるのはいつごろの時期?

離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月)になると手指が発達し、指先がセンサーとなって食べ物の温度やかたさを感じとるように。食べ物に興味を持って、ぐちゃぐちゃにかき回したり、つかんで床に落としたりと、ママにとってはちょっぴり困る「遊び食べ」が始まるのがこの頃です。手でさわり、こねたり落としたりすることで、食べ物を「どうしたら自分で食べられるか」を研究をしているので、ママはあたたかく見守りましょう。
離乳食完了期(1歳~1歳6ヶ月)も、まだ手づかみ食べの真っ最中です。この時期は、赤ちゃんが自分で食べられるように手づかみ食べがしやすいメニューを取り入れ、しっかりと手づかみ食べを経験させることが大切。経験をつむことで、だんだんと自分のひと口量を覚え、その後スプーンもじょうずに使えるようなっていきます。

赤ちゃんが離乳食で手づかみ食べを始めた時の注意点

いすとテーブルは食べやすい姿勢に調整を

離乳食後期は、手づかみ食べがしやすい、やや前傾した姿勢がとれるように、いすとテーブルの位置を調整しましょう。足は床から足置き台について力が入る状態にしてあげると食べやすいです。
離乳食完了期は、足が足置き台などにしっかりつく姿勢で、まっすぐに座らせます。ひじがテーブルにつく位置に高さを調節し、赤ちゃんが自分で食べやすい状態にしてあげましょう。

あとかたづけを簡単にするための工夫を

赤ちゃんが手づかみ食べを始めると、食べ物をひっかき回したり、床に落としたりとぐちゃぐちゃに……。そんな食べこぼし対策には、新聞紙や小さなレジャーシートがおすすめです。食事いすの下に敷いておけば、あとかたづけが簡単!小さく折りたたんで持ち運ぶことも可能なので、よその家に行く時も、あると安心です。

手づかみ食べがしやすいメニューをとり入れる

赤ちゃんが食べやすいように、手づかみで食べやすいメニューをとり入れましょう。手づかみ食べは、目で見て、手でつかんで口に運ぶという、目と手と口の協調運動。ゆで野菜やパンなど、小さな手でも持ちやすいひと口サイズのメニューで、赤ちゃんの「自分で食べたい気持ち」を応援してあげて。
また、手づかみで食べたものも、丸のみには注意が必要。離乳食後期は、指でつまんで軽く力を入れるとつぶれるバナナくらいのかたさがお手本です。やわらかすぎると舌でつぶれ、かたすぎると歯ぐきでつぶせないため、どちらも丸飲みの原因になります。離乳食完了期は、スプーンで押すとつぶれるやわらかめの肉だんごのかたさに。前歯でかじりとれるように、平べったい形がおすすめです。

手づかみで食べられる離乳食後期のおすすめレシピが知りたい!

ほうれんそう&ごはんのお焼き

◆材料◆
ほうれんそう(葉)…20g(4枚)
軟飯…80g
かつお節…ひとつまみ
小麦粉…大さじ1
植物油…少々

◆作り方◆
1、ほうれんそうはやわらかくゆで、水けをきってタテ・ヨコに刻み、かつお節といっしょに軟飯にまぜる。
2、1に小麦粉を加え、粉けがなくなるまでまぜ合わせる。
3、フライパンを弱めの中火にかけて油を引き、2を一口大にスプーンで落とし入れ、両面をこんがり焼く。

かぼちゃきな粉だんご

◆材料◆
かぼちゃ…30g(3㎝角1個)
きな粉…小さじ1
小麦粉…大さじ2と1/2

◆作り方◆
1、かぼちゃは種と皮を取り除き、ラップで包んで電子レンジ(500W)で1分半ほど加熱し、あら熱をとってからもみつぶす。
2、ボウルに小麦粉、きな粉、1、水大さじ1(分量外)を入れてまぜ合わせる。生地がやわらかければ適量の小麦粉、かたければ水を加えて調節する。
3、鍋に湯を沸かし、2をスプーンで小さめにすくい入れ、ゆでる。

ブロッコリーのポテトもち

◆材料◆
ブロッコリー…10g(小房1個)
じゃがいも…40g(中1/4個)
かたくり粉…小さじ1
塩…少々
バター…少々
水…大さじ2

◆作り方◆
1、ブロッコリーはラップに包み、電子レンジ(500W)で約40秒ほど加熱し、みじん切りにする。
2、じゃがいもは皮をむいてやわらかくゆで、あらくつぶし、1、かたくり粉、塩を加えてまぜ、ひと口大に成形する。
3、フライパンにバターをとかし、2を並べて両面を焼く。水を加えてふたをし、蒸し焼きにする。

にんじん入り卵焼き


◆材料◆
にんじん…30g(中1/5本)
とき卵…1/2個分
植物油…少々

◆作り方◆
1、にんじんは皮をむいてすりおろし、卵液を加えてまぜ合わせる。
2、フライパンを中火にかけて油を引き、1を流し入れる。両面を火が通るまでじっかり焼く。
3、2を食べやすい大きさに切って器に盛る。

キャベツとしらすのお焼き

◆材料◆
しらす干し…20g(大さじ3)
キャベツ…40g(中2/3個)
卵…1個
水…大さじ3
小麦粉…大さじ4
ごま油…小さじ2

◆作り方◆
1、しらす干しは熱湯1カップ(分量外)に5分ほどつけて湯をきる。キャベツはやわらかくゆで、こまかく刻む。
2、ボウルに卵を割りほぐし、水、小麦粉を加えてよくまぜ、1を加えてまぜる。
3、フライパンにごま油の半量を熱し、2の半量を流し入れて両面をこんがりと焼く。もう1枚も同様に焼き、食べやすく切る。

手づかみで食べられる離乳食完了期のおすすめレシピが知りたい!

ほうれんそう&ツナのおにぎり

◆材料◆
ほうれんそう(葉)…30g(6枚)
ツナ水煮缶…10g(大さじ1)
軟飯…90g

◆作り方◆
1、ほうれんそうはやわらかくゆでて水けをきり、タテ・ヨコに刻む。
2、軟飯に1、汁けをきったツナをまぜ合わせ、ラップで細長くにぎる。食べるときにねじり、一口大のボール状にする。

かぼちゃ入り卵焼き

◆材料◆
かぼちゃ…30g(3㎝角1個)
卵…1個
牛乳…大さじ1/2
塩…少々
オリーブ油…小さじ1/2

◆作り方◆
1、かぼちゃは種と皮を取り除き、ラップで包んで電子レンジ(500W)で1分半ほど加熱し、7~8㎜角に切る。
2、ボウルに卵を割りほぐし、牛乳、塩を入れてよくまぜ、1を加えてさらにまぜる。
3、フライパンを熱して油をひき、2の半量くらいを薄く流し入れ、半熱になったら手前に巻いていく。卵焼きを端に寄せ、残りの卵液も同様に流し入れて巻き、中までしっかり火を通す。食べやすく切り分け、1回に半量を食べさせる。

ブロッコリー入りポテトボール

◆材料◆
ブロッコリー…20g(小房2個)
じゃがいも…30g(中1/5個)
粉チーズ…小さじ1/2
水でといた粉ミルク…小さじ2~3
コーンフレーク…少々

◆作り方◆
1、ブロッコリーはやわらかくゆで、こまかく刻む。
2、じゃがいもは皮をむいてやわらかくゆでる。
3、1、2、粉チーズをまぜ合わせ、ミルクでかたさを調節する。ラップで1㎝大のボール状に丸め、くだいたコーンフレークをまぶす。

パプリカ&納豆のかき揚げ

◆材料◆
パプリカ…20g(中1/6個)
ひきわり納豆…15g(大さじ1)
小麦粉…大さじ3
揚げ油…適量

◆作り方◆
1、パプリカは皮をむき、こまかく刻む。ボウルにパプリカ、納豆、小麦粉を入れよくまぜる。
2、フライパン(または小鍋)に、深さ1㎝くらいに油を入れて中火にかける。油が中温(170度前後)になったらティースプーンで1を少量ずつ落とし入れ、1分半ほどかけてこんがり揚げる。

さつまいもの焼きコロッケ

◆材料◆
さつまいも…90g(中1/3本)
鶏ひき肉…15g(大さじ1)
小麦粉…大さじ1/2
パン粉…適量
オリーブ油…小さじ1

◆作り方◆
1、さつまいもは皮を厚くむき、やわらかくゆでる。
2、フライパンを中弱火にかけて油の半量を熱してひき肉をいため、1とまぜる。
3、2を3~4等分して丸め、小麦粉を同量の水(分量外)でといたものにくぐらせ、パン粉をまぶす。
4、フライパンを中火にかけて残りの油を熱し、3の両面をきつね色に焼く。

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出典 :はじめてママ&パパの離乳食※情報は掲載時のものです

出典 :野菜嫌いがなくなる! 超カンタン! 離乳食※情報は掲載時のものです

監修
上田玲子先生
帝京科学大学教育人間学部教授 栄養学博士
栄養学博士・管理栄養士。小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(主婦の友社)など監修書多数。

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