妊婦になったら恥骨が痛い…原因は?出産まで続く?【産婦人科医監修】

 専門家監修
公開日:2019/02/26
妊婦になったら恥骨が痛い…原因は?出産まで続く?【産婦人科医監修】
監修
木下智恵先生
成城木下病院

妊娠後期になると恥骨に痛みを感じる妊婦さんが増えてきます。原因など産婦人のドクターに教えてもらいました。

【ひと目でわかる妊娠週数】

※妊娠初期の妊娠週数

妊娠2ヶ月(妊娠4週~妊娠7週)
妊娠3ヶ月(妊娠8週~妊娠11週)
妊娠4ヶ月(妊娠12週~妊娠15週)

※妊娠中期の妊娠週数

妊娠5ヶ月(妊娠16週~妊娠19週)
妊娠6ヶ月(妊娠20週~妊娠23週)
妊娠7ヶ月(妊娠24週~妊娠27週)

※妊娠後期の妊娠週数

妊娠8ヶ月(妊娠28週~妊娠31週)
妊娠9ヶ月(妊娠32週~妊娠35週)
妊娠10ヶ月(妊娠36週~妊娠39週)

恥骨とは?どこの部分?

恥骨とは、骨盤を形成する骨の一部で、股部分にある骨のこと。

恥骨痛とは?

恥骨痛とは、恥骨が痛むことをいいます。恥骨が痛いのはお産が近づいている証拠です。産後、自然に治まります。

妊婦の恥骨痛の原因

恥骨が痛むのは、お産に向けて骨盤がゆるみ、赤ちゃんの頭が下がってきて恥骨の結合部を押しているためです。

また、逆子の場合、頭が上、足が下になっているため、恥骨を蹴られて恥骨痛を感じることもあります。

妊婦に恥骨痛が出る時期は?

恥骨痛は、妊娠後期に起きやすいもの。とくに妊娠10ヶ月、妊娠36週過ぎたころから恥骨に痛みを感じることが多いようです。出産まで恥骨に痛みを感じますが、産後、自然に治まります。

妊婦の恥骨痛の対策・対処法

恥骨に痛みを感じるときは、楽な姿勢で静かに休むようにしましょう。妊婦さん向けの骨盤底筋群を鍛えるストレッチをするのもいいでしょう。また、日常的に妊婦さん用の骨盤ベルトを使用して、腰への負担を緩和することもできます。

恥骨の痛みは、ほとんどの場合、産後1〜2カ月で自然に治まっていきます。

恥骨痛

妊婦が恥骨痛になったときの注意点

長時間イスに座りっぱなしでいると痛みが出てくることがあるので、できるだけ避けましょう。立ちっぱなしも同様です。イスに座るときは、猫背にならないように注意。また、腰に負担掛けない座り方ができるシートやクッションなどを使用するのもいいでしょう。

使い捨てカイロで痛むところや腰を温めると、恥骨の痛みがやわらぐという妊婦さんも。ただ、貼るタイプの使い捨てカイロを貼りっぱなしで長時間温めるのは、低温やけどの恐れもあるので避けましょう。

痛みを感じるときは、自身が楽な姿勢で休むようにしましょう。

取材・文/木村美穂

出典 :いちばんよくわかる妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。

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