妊娠1ヶ月の症状とは?お腹の変化や過ごし方【産婦人科医監修】

 専門家監修
公開日:2019/02/21
妊娠1ヶ月の症状とは?お腹の変化や過ごし方【産婦人科医監修】
監修
木下智恵先生
成城木下病院

妊娠が判明する前や判明後すぐは、妊娠についてわからないことだらけですよね。今回は「妊娠1ヶ月」について紹介します。また、妊娠期間の数え方なども産婦人科のドクターに教えてもらいました。

【ひと目でわかる妊娠週数】

※妊娠初期の妊娠週数

妊娠2ヶ月(妊娠4週~妊娠7週)
妊娠3ヶ月(妊娠8週~妊娠11週)
妊娠4ヶ月(妊娠12週~妊娠15週)

※妊娠中期の妊娠週数

妊娠5ヶ月(妊娠16週~妊娠19週)
妊娠6ヶ月(妊娠20週~妊娠23週)
妊娠7ヶ月(妊娠24週~妊娠27週)

※妊娠後期の妊娠週数

妊娠8ヶ月(妊娠28週~妊娠31週)
妊娠9ヶ月(妊娠32週~妊娠35週)
妊娠10ヶ月(妊娠36週~妊娠39週)

妊娠期間とは?

妊娠期間の数え方はまだ赤ちゃんがいないときからスタートします。日本では妊娠期間を「十月十日(とつきとおか)」といいますが、これは陰暦での数え方です。つまり、月の周期の28日を1ヶ月として、約10ヶ月の妊娠期間を数えていました。

太陽暦では、1 ヶ月は約30日、欧米では妊娠期間をNine Monthsといいます。妊娠期間のスタートは最後の月経(生理)が始まった日になります。その日を「妊娠0 週0 日」として数えて、妊娠40週ごろに赤ちゃんは誕生します。

妊娠1ヶ月とは?

「妊娠1ヶ月」とは、「妊娠超初期」ともいわれていますが、正常な分娩期間といわれる妊娠37週0日~妊娠41週6日の「正期産」のような医学用語ではありません。「妊娠2ヶ月」が「妊娠4週」からになりますので、「妊娠1ヶ月」は「妊娠0週から妊娠3週」をさすことが多いようです。

妊娠1ヶ月の体の変化・お腹の変化

最後の月経(生理)が始まった日が、妊娠0 週0 日です。妊娠が成立する着床時期は次の月経(生理)予定日あたりで、それが妊娠4週ごろ。「妊娠1ヶ月」とは主に「妊娠0週から妊娠3週」をさすので、体の変化やお腹の変化はとくにありません。

妊娠1ヶ月の症状は?

妊娠0 週0 日は、最後の月経(生理)が始まった日のことをさします。妊娠1ヶ月は妊娠0週から妊娠3週ごろをさしていることが多いので、その場合、着床前ですからとくに症状はありません。

妊娠1ヶ月で妊娠判定できる?

「妊娠1ヶ月」とは「妊娠0週から妊娠3週」をさす俗称です。

最後の月経(生理)が始まった日が、妊娠0 週0 日。妊娠が成立する着床時期は次の月経(生理)予定日で、妊娠4週ごろになります。つまり、「生理が遅れているかも」と気づくのは妊娠5週ごろということになります。ですから、妊娠1ヶ月で妊娠判定はできません。

月経(生理)が遅れて2週間ほどたったら、産婦人科を受診して、妊娠しているかどうかを確認してもらいましょう。

妊娠1ヶ月 妊娠n超初期

妊娠1ヶ月の赤ちゃんの状態は?

「妊娠1ヶ月」とは妊娠0週から妊娠3週ごろをさす俗称です。

妊娠0 〜1週の間は、子宮の中にはまだ赤ちゃんの影も形もありません。月経(生理)が順調な人なら、だいたい月経(生理)の2週間後のころに排卵があります。このときに卵巣から排卵されて飛び出した卵胞が、卵管采にとり込まれるころに、精子と出合い、受精します。

受精すると受精卵となり、細胞分裂を繰り返しながら卵管を転がり、さらに子宮に進み、栄養分たっぷりに準備された子宮内膜にもぐり込み、着床して初めて妊娠が成立するのです。この着床時期は排卵から7~10日後です。

妊娠1ヶ月の過ごし方は?注意点は?

「妊娠1ヶ月」とは妊娠0週から妊娠3週ごろをさす俗称です。着床前になりますので、とくに過ごし方の注意点はありません。普段通りに過ごせば大丈夫です。

妊娠したい人、妊娠の可能性のある人は、タバコやアルコールはやめる、不要な薬やサプリメントは飲まない、カフェインの摂りすぎに気を付けるなど食習慣や生活サイクルを整えて、健康な生活を送るように心がけてください。ただ、あまり神経質になる必要はありません。

取材・文/木村美穂

出典 :いちばんよくわかる妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。
成城木下病院

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