年末年始の帰省や旅行は赤ちゃんの睡眠トラブルが起こる可能性大!予防するには?

 専門家監修
公開日:2018/11/26
年末年始の帰省や旅行は赤ちゃんの睡眠トラブルが起こる可能性大!予防するには?
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第16回 子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、赤ちゃんの睡眠まわりの悩みをもつママが実行すると、今まで困っていた問題がすっきり改善すると評判。今回は、年末年始の帰省や旅行でいつもと睡眠環境やリズムが変わっても、睡眠トラブルを起こりにくくする予防テクをご紹介。

睡眠環境と生活リズムが乱れがちな年末、どう乗り越える!?

2018年ももう少しで終わり。子どもができてから1年が早く感じます。特に次男が生まれてからは気づいたらもう3歳になっていました。男の子二人の育児で毎日必死で、もう疲れた!という瞬間もありますが、ふと、このイヤイヤもあと少ししかないんだなと思うと寂しくなったりもします。特に年末が近づき、寒くなってくると1年を振り替えることも多く、子どもたちの成長や自分の変化にも気づくことが多くなると思います。
12月は帰省したり、旅行に行かれる方が多いと思いますが。そこで、今回は帰省や旅行先での睡眠トラブルの予防について書きたいと思います!

帰省&旅行先での睡眠トラブルの予防テク6

1.寝床の安全の確保

ご自宅と全く同じ睡眠環境にするのは難しいと思いますが、せめて安全な寝床の確保をしてください。1歳未満でご実家や旅行先でベビーベッドで寝る場合は、ベビーベッドにぬいぐるみなどは入れないようにしましょう。特に生後6ヶ月未満は乳幼児突然死症候群のリスクはまだ高いため気をつけてください。

自宅ではベビーベッドで寝ている赤ちゃんと、実家や旅行先で同じベッドで添い寝をする場合は、ベッドから落ちないようにしましょう。ベッドガードの使用は日本では生後18ヶ月以上、アメリカでは2歳以上と言われているので、それ以下のお子さんの場合は十分に気をつけてください。

ベッドガードもなく、ベッドで寝る場合は両脇に大人が寝て、お子さんを間に寝かしてあげましょう。我が家は先日旅行に行った際にホテルにツインサイズベッドを2つ頼み、まず着いたら、ベッドを壁際に動かし、二つのベッドをくっつけました。両脇に親が寝れば、赤ちゃんが就寝中にベッドから落ちることはありません。

寝ている時にすごく動きまわる子は、ベッドの足元のほうから落ちてしまうこともあるので、万が一のことを考えて、足元に使用していない椅子などを設置するとよいでしょう。

2つのベッドを隙間なくくっつけるようにしましょう。(写真:愛波先生ご提供)

2.温度や湿度の確認

睡眠に適切な温度は親が少し肌寒く感じる20℃~22℃です。しかし、実家や旅行先ではなかなか思う通りにならないと思うので、その場合は服装で調整しましょう。大人が少し暑いなと感じたら、いつもより薄着をさせましょう。逆に寒いと感じるくらいの温度のときは、一枚多く着させましょう。

乾燥していて、ホテルに加湿器がない場合は、ホテルのタオルを濡らし、部屋のところどころに濡れたタオルを置くことをお勧めします。私は子どもたちが寝る前に熱いシャワーを流し、部屋の湿度を少しあげ、タオルを濡らしハンガーにかけ、部屋につるしています。これだけでも結構効きます。

3.ぐっすりノイズを使用

もしご自宅でぐっすりノイズの機械を使用している場合で、それが荷物に入るのであればもっていきましょう。もし入らない場合は、タブレットや予備の携帯電話(自分の携帯を使用してしまうとお子さんが寝た後に携帯が使えなくなってしまいますのでご注意を)にホワイトノイズのアプリをダウンロードして流してあげましょう。

もし、どちらとも用意できない場合は、ホテルのトイレの換気扇でもよいですが、トイレに換気扇がついていない場合は、仕方ないので自分が寝る前に携帯のアプリで流してもよいかもしれません。

4.光をシャットアウト

朝日の光がカーテン越しから入ってきてしまうと早朝起きにつながるので、遮光カーテンを使用して朝日をシャットアウトしたいもの。もし、カーテンに隙間がある場合は、タオルやクッションで埋めてみましょう。

ご実家で遮光カーテンがない場合は、カーテンの上や下から光が漏れないようにタオルで埋めたり、段ボールで埋めてみましょう。

5.ベッドシーツを持っていく!

いつもと同じベッドシーツを持参し、旅行先や実家で使用しましょう。匂いがついているので安心して寝てくれる確率が高くなります! 赤ちゃんは安心できる匂いをかぐと、泣いたりむずかったりが軽減することが研究でわかっています。

6.ねんねルーティン

昼寝はなるべくさせてあげたいけど、帰省や旅行中はなかなかできない時もあると思います。できない場合でも重要なのは、夜の寝る前のねんねルーティン。いつもと同じねんねルーティンを行い、安心させてあげましょう。慣れていない環境で興奮したり、不安になるかもしれないのでスキンシップを多めに心がけてください

自宅ではセルフねんねができていたのに、帰省や旅行中に添い寝をしてしまったことでその後、セルフねんねができなくなってしまうことはよくあること。仕方ありません。セルフねんねを一度習得している子でしたら、2回目は1回目より短時間でできるようになることが多いので、添い寝をしてしまったことを気にするより、思う存分家族や友達との時間を楽しんでほしいと思います。

写真:愛波 文先生と息子さんたち

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監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart®代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
 

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