子ども新聞の人気は朝日?毎日?読売?おすすめの5紙を紹介!

大手新聞社などが小学生や中高生向けに発行している新聞、「子供新聞」をご存知ですか?時事問題や政治経済、スポーツなど、最新の情報を子供向けにわかりやすく解説している子供新聞は、子供の社会への関心を深めるのにひと役買ってくれる頼もしい存在です。そこで今回は子供新聞のメリットや子供新聞の活用方法、さらにおすすめの子供新聞を口コミつきでご紹介していきます。子供新聞の購読を検討している方はもちろんのこと、子供新聞を知らなかった、興味がなかった、という方にも「子供新聞、一度読んでみようかな」と思っていただける内容です。ぜひ、ご家庭での子供新聞の導入の参考にしてみてください。
子供新聞とは?
まず、子供新聞とはどのようなものかを解説していきましょう。子供新聞とは、読んで字のごとく子供のための新聞です。使われている表現、漢字などがすべて小学生でもわかりやすいように掲載されています。内容は政治や経済、社会問題スポーツなど、大人向けの新聞とさほど変わりはありませんが、子供の恐怖心をあおるような事件や事故の写真は使われていません。さらに子供に理解するのが難しい内容は、図解されたり漫画で解説されたりと、子供にとってわかりやすいように掲載されています。発行間隔はおもに日刊、週刊、月刊の3つからなっています。朝日、毎日、読売の3紙から発行されている子供新聞が代表的ですが、最近では子供新聞を発行している地方紙も増えているので、それぞれの内容をしっかりと確認してから購読を決めたほうがよいでしょう。
子供新聞が発行される間隔の種類
子供新聞は発行間隔が、新聞によって異なります。それぞれの特徴を見てみましょう。
日刊
日刊の新聞は、毎日の話題がリアルタイムで知ることができるのが特徴です。政治や経済、芸能など、今一番話題になっていること、現在世の中では何が起きているか、ということがわかりやすく解説されているので、毎日の話題づくりや時事問題を知るのに役立ちます。
週刊
週刊の新聞は、毎日活字を読むことに慣れていない子供におすすめです。週に1回のお楽しみとして子供が負担を感じずに新聞に慣れていくことができるでしょう。1週間のできごとがまとめて把握できるので、「今週はこんなことがあったのか」とダイジェストとして知ることができます。
月刊
月刊の子供新聞はボリュームがあり、内容も充実しているので図鑑や雑誌感覚で読むことができるでしょう。月刊新聞は書店で購入できるのも特徴です。時事問題や参考問題などを、じっくりと詳しく知りたい、という子供には月刊の子供新聞がおすすめです。
子供新聞はいつから読み始めればいい?
いざ子供新聞を購読したい、と思ってもいったいいつから読ませればいいのか…頭を悩ませているママも多いかもしれませんね。小学生新聞は、だいたい小学3年生の中学年以上向けに作られていることが多いようです。これは、小学3年生から日本の様子や環境についての教育が始まるためだと考えられます。比較的写真やイラストが多いタイプの子供新聞は中学年から、文字の多いタイプの子供新聞は小学校高学年から読ませ始めるとよいかもしれません。
ただ、低学年でも、子供が親の新聞に興味を持っていたり、新聞を読みたがったりしているようであれば、読ませ始めても問題はありません。
子供新聞を購読することのメリットは?
さて、子供新聞を購読すると、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか?
国語力がつく
子供新聞を読むことで読解力が身につきます。さらに、新聞で使われている表現を実際に使用したり、新しい語彙を覚えたりすることで、語彙力や表現力も。これらの国語力は、新聞を読むことで自然と身にくことが期待できます。
時事問題に興味を持つ
子供新聞に取り上げられている世界情勢や時事問題に興味を持ち、理解を深めることができます。さらに、身近な社会問題や環境問題などに関心を持つことで、自分の置かれている立場や意義を認識することができ、社会とより深くかかわろう、という気持ちになれるでしょう。
読書習慣が身につく
新聞を読むことで、活字への苦手意識がなくなるのも大きなメリットです。子供の活字離れが問題視されて久しいですが、子供の興味を引くコンテンツがたくさん掲載された子供新聞なら、活字が苦手な子供でもすんなりと受け入れて読めそうですね。また、新聞にはおすすめの図書も紹介されているので、子供が本を読みたいというきっかけづくりにひと役買ってくれます。
子供新聞の活用法は?
さて、子供新聞はただ読むだけではなく、さまざまな活用法が期待できます。どんな活用法があるのでしょうか。
気になるニュースをスクラップ
子供が気になったニュースをスクラップして、その横に感じたことや興味深い点をメモしてみましょう。定期的に文章を考え、組み立てることで文章力を身につけることができるでしょう。
わからない単語を調べる
記事の中にわからない単語が出てきたら、そのままにせずに調べてみましょう。自ら調べることに寄って知識として身に付き、語彙力が増えていくでしょう。新しく覚えた言葉を書き留めておくなどすれば、さらに効果的です。
実際に投稿してみる
ただ読むだけでなく、投稿コーナーに投稿してみるのもいいでしょう。詩や俳句、イラストなど、子供が得意なものや書いてみたいな、と思ったものでOK。掲載されると何よりも嬉しいものです。
家族新聞を作る
家族で新聞を作ってみるのはいかがでしょうか。子供新聞のように、トップニュースを決めて、写真とともに掲載したり、家族がそれぞれコラムを書いたり…。新聞を作成することで構成力が身に付きます。夏休みの自由研究にしても面白いですね。
子供新聞の選び方は?
子供新聞は数紙あるから、どれがいいのかわからない…というママのために、ここでは子供新聞の選び方をいくつかご紹介していきます。
発行間隔で選ぶ
子供新聞は毎日発行されているものもあれば、週に1回のみの発行のものもあります。子供が普段から活字が好き、新聞に興味がある、などの家庭なら、毎日発行されている新聞を購読するのがおすすめ。毎日塾や習い事で忙しい、朝はバタバタして読むひまがない…などという場合は、週一回発行されているものを選ぶとよさそうですね。
購読料で選ぶ
大人の新聞と子供の新聞、両方購読するとなかなかの出費になってしまいます。そこで、購読料で新聞を選ぶ、のもおすすめです。大人の新聞はとっていない、インターネットのデジタル新聞で済ませている、という家庭なら毎日発行されている子供新聞を選んでもよいですね。
子供にあった話題が掲載されているかどうか
例えば子供が受験生なら受験対策がのった新聞、また宇宙や恐竜が好きな子供ならそれらのコンテンツが充実した新聞など、子供の学年に合った、もしくは子供の興味をそそる内容の新聞を選ぶことも大切です。せっかく購読したのに、全然読んでくれない…などということにならないよう、新聞の特徴はしっかりとチェックしておきましょう。
おすすめの子供新聞は?
では最後に、おすすめの子供新聞を5紙ピックアップ。それぞれの特徴をまとめると同時に、実際に購読しているママの口コミをご紹介しましょう。子供新聞の購読を検討しているご家庭は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
朝日小学生新聞
朝日小学生新聞は休刊日をのぞいて毎日届く子供向けの新聞です。日刊なので時事ニュースに強く、難しい言葉には解説がついているので、子供でも理解が深まります。また、ふりがながついており、低学年でも安心して読めます。ニュースだけではなくイラストコーナーや学習漫画など、バラエティ豊かな構成になっているので、飽きずに最後まで楽しめます。毎日発行で、月ぎめ税込1,796円です。
申し込みはホームページと専用ダイヤル(0120-415843)で行うことができます。
「毎朝じっくりとすみからすみまで読むのが日課になっています。ニュースがわかりやすく解説されているし、いろいろなコーナーがあるので楽しめるようです。大人が読んでもじゅうぶんに読み応えがあるので、家族みんなで愛読しています。おかげでニュース番組を見ても『これ、新聞に書いてたやつだ』と興味を示してくれるようになりました」(小学3年生の男の子のママ)
「子供のクラスでは、朝の朝礼で、持ち回りで1分間スピーチがあるそうです。子供は自分の順番が回ってきたときは、新聞のことをスピーチで話しているのだとか。みんなに感心されるそうですよ」(小学6年生の男の子のママ)
毎日小学生新聞
毎日小学生新聞は種類豊富な名物コーナーが魅力。知ることや考えることが楽しくなる学びについてのコラムや論語を楽しく紹介する漫画「論語くん」、読者が特派員になれるコーナーなど、どれもが子供の興味をそそる内容ばかり。平日と日曜日は8ページ、土曜日は12ページのビッグボリューム。読みごたえも抜群です。金曜日には、小学生の進路を考える連載も掲載されており、子供たちが将来について考えるためのきっかけづくりになります。毎朝届いて購読料は1ヶ月税込1,580円、一週間の無料お試し読みもできます。
購読方法はホームページから。もしくはお近くの販売店に問い合わせてみましょう。
「小学生だけでなく大人も楽しめる内容なので大満足。小説や宇宙についての連載が特に楽しみなようです。この新聞を取るようになってから、活字を読むことが苦じゃなくなったようで、進んで読書をするようになりました。」(小学5年生の男の子のママ)
読売KODOMO新聞
毎週一回、木曜日に届きます。カラフルな紙面で、さまざまなニュースをわかりやすく解説してくれます。ニュース以外にも、バラエティ豊かなコンテンツが掲載されているので子供も興味を持ちやすいのが特徴。学習漫画や、パズルを解きながら英単語を覚えられるコーナーなど、楽しみながら知識を増やせる新聞です。さらに学習ページも充実。受験シーズンに入れば、毎週教科ごとのポイントを重点的に特集。受験業界最大手と言われる四谷大塚の監修です。
購読料は月額500円。読売新聞を購読していない家庭でも、購読可能です。申し込みはホームページから行うことができます。
「毎週木曜日の子供の楽しみが、読売KODOMO新聞です。カラフルな紙面なので読みやすく、色々なコーナーが揃っているので、最後までじっくりと読むことができます。夏休みには自由研究や読書感想文の特集があったので、とても参考になりました。毎日じゃないので、子供も読むのが負担にならないみたいです」(小学2年生の女の子のママ)
「色々なニュースがわかりやすく解説されているので、大人が読んでもわかりやすく、おもしろいですね。毎週木曜日は、家族で誰が一番に新聞を読むか、争奪戦になっていますよ(笑)」(小学5年生の女の子のママ)
朝日中高生新聞
中学生、高校生向けの新聞です。ニュースは中高生にわかりやすい視線でしっかりと解説。時事問題への理解が深まります。学習コーナーも充実しているので、自主学習にも役立ちます。親や友人には話しにくい悩みは投稿コーナーで解決。全国の仲間たちが相談にのってくれます。新聞を切り抜いたら定期テストにも活用できます。毎週日曜日発行、20~24ページのビッグボリュームです。購読料は月ぎめ税込967円。申し込みはホームページと専用ダイヤル(0120-415843)で行うことができます。
「入試に向けての対策がばっちりなのが嬉しいです。作文問題を解いてみたり、英検の問題にチャレンジしたり。子供が自主的に、学ぼう、覚えよう、と思えるような紙面になっているのでありがたいですね。20ページ以上あるので読みごたえもあり、大満足です」(中学3年生の女の子のママ)
読売中高生新聞
「10代のための総合紙」を目指している新聞です。ニュースはもちろんのこと、学校生活、学習、エンタメ、ファッションなど中高生の好奇心を満たしてくれる多彩なコンテンツが魅力です。特にニュース面は巻頭特集も含めるとなんと7ページ。これを読むだけで今何が起きているかをしっかりと理解することができます。イラストや写真も豊富なので活字が苦手な子供でも楽しく読める紙面になっています。毎週金曜日発行。購読料は月額税込780円。1回分に限り、無料のお試しサービスも受けることができます。申し込みはホームページから行うことができます。
「ニュースにとどまらず、色々なジャンルの話題が掲載されているので大人でも読んでいて飽きません。子供は新聞を通して、同年代の子供たちがどんなことを考えているのか理解できるのが嬉しい、と言っています。学習コーナーも充実しているのでありがたいですね」(高校1年生の女の子のママ)
「うちの娘はエンタメやファッションのコーナーが特にお気に入りみたいです。友人も同じ新聞を購読しているらしく、掲載されていた記事の話題で盛り上がることが多いようです」(中学2年生の女の子のママ)
(文/大中千景)
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