きょうだい育児の永遠の疑問!子ども二人、どちらを先に寝かしつけるのが正解!?

 専門家監修
公開日:2018/10/25
きょうだい育児の永遠の疑問!子ども二人、どちらを先に寝かしつけるのが正解!?
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第15回 子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、赤ちゃんの睡眠まわりの悩みをもつママが実行すると、今まで困っていた問題がすっきり改善すると評判。今回は、二人以上の子供を育てるママが必ず悩む「どっちを先に寝かしつけたほうが楽?」問題についてご紹介。

睡眠についてのお悩みとママの睡眠不足の時期は一致する!?

前回の記事では二人目妊娠・出産によって、上の子がねんねトラブルを起さない&最小限に抑えるための予防テクをご紹介いたしました。今回は新しい赤ちゃんの誕生とともにきょうだいの二人、三人をどのように寝かしつけすればよいのかについてアドバイスさせていただきます。

新生児から生後3ヶ月ぐらいの赤ちゃんは決められた睡眠スケジュールもなく、横にしておいてもどこかに移動してしまう心配もなく、一般的には1~2時間起きていたらまた寝るため大半の時間寝てくれます。抱っこ紐やスイングで寝かせたり、出先で寝かすことも問題ありません。

しかし、生後4ヶ月頃を過ぎたころから、寝かしつけしないのに気づいたら眠っていた…ということは減り、「赤ちゃんがなかなか寝ない!」「寝グズる」などの悩みが増えてきます。そしてママたちはどうすればよいかわからなくなり、私のところに悩み相談が寄せられてくるようなのです。

寝返りをしだしたり、起きていられる時間(活動時間)が少し長くなったり、前よりもっとよく見えるようになったり、聞こえるようになったりするため、どうやって上の子と下の子を寝かしつけをするのがベストなのかわからなくなってきます。

日中は上の子の面倒もあるため、ママは一人目の時みたいに赤ちゃんの睡眠に合わせて自分も昼寝をするといった時間もなくなります。そのため、どんどん寝不足になる可能性が高まってしまいます。また、下の子を寝かすため上の子をほったらかしにするのもかわいそうで、どうしていいかわからないという相談も多く寄せられます。

2人以上の子どもを寝かしつけるために試してほしいこと8

そこで、子どもが2人以上いるときの寝かしつけるためのアドバイスをお伝えします。

【1】寝かしつけを上の子に手伝ってもらう

昼寝や就寝時の寝かしつけルーティンを早めに始める。下の子が疲れすぎてグズる前から寝かしつけを始めことが大切です。上の子には「寝かしつけヘルパー」という役目を与え助けてもらうのもよいでしょう。例えば、本を一冊下の子のために読んでもらうなど。本がまだ読めない年齢の場合、絵本のページめくりをお願いするだけでもよいでしょう。

【2】時間を決めて、どうしても寝ないなら仕切りなおす!

下の子の昼寝の寝かしつけに費やす時間を決めましょう。20-30分頑張っても寝ない場合は一旦切り上げ、30分後にまた試しましょう。上の子の相手も大事です!

【3】昼寝スケジュールは生後6ヶ月たったらたててみる

下の子が生後6ヶ月頃になったら、ある程度予測できる昼寝スケジュールを作りましょう。これをすることで、上の子との1対1の時間が取れるようになります。下の子の朝寝はできるだけ夜と同じ寝床でさせてあげてください。上の子との公園遊びやお買い物などの時間は下の子の朝寝後にあてて、その際にはベビーカーや抱っこで寝かしてもOKです。

【4】自分で寝られるように練習をスタート

なるべく下の子に自力で寝る方法を教えてあげましょう。まず夜の就寝時に自力で眠れるようにし、その後は朝寝→昼寝をトライしてみましょう。

【5】子どもたちの睡眠時間を合わせる

上の子がまだ昼寝をしている場合、子ども2人の昼寝がなるべく同じ時間になるようにスケジュールを組んでみましょう。例えば、下の子が生後6ヶ月で9時に朝寝、13時に昼寝、4時に夕寝をする場合、上の子も13時に昼寝をさせましょう。このやり方で、ママも自分の時間を多少作ることができます。

【6】別々に寝かしつけをしたほうが実はスムーズ

夜の就寝時の寝かしつけルーティンは、子ども2人に同時に行いたいと思う親がほとんどでしょう。ですが、下の子が1歳前で上の子がまだ昼寝をしている場合は、下の子を先に寝かし、その後上の子と1対1の時間を過ごした後、寝かすというやり方のほうがスムーズにいく場合があります。なぜなら、上の子のス ケジュールに合わせると下の子が疲れすぎてしまい、なかなか寝つかなく、夜泣きがひどくなる可能性が高まるからです。上の子と寝る前に1対1の時間を作ることは精神や心の安定につながり、夜泣き対策にもなります。

【7】上の子が昼寝をするかどうかで就寝時間の調整を

上の子が成長に伴ってもう昼寝をしなく なった場合、昼寝をしていた時より早めに夜就寝をさせることが大切です。下の子の月齢によりますが、下の子より早めに寝かせる必要がでてくることがあります。これは上の子にとってはなかなか難しいとは思いますが、疲れすぎや夜泣きを避けるためなるべく早めに寝かせましょう。

【8】下の子が1歳になったら一緒に寝かしつけができるよう

下の子が1歳頃になり、上の子が昼寝をしていない場合、夜の寝かしつけルーティンを一緒にやってみてもよいでしょう。

参考のために、私の長男が4歳1ヶ月、次男が生後11ヶ月の時の二人の寝かしつけ方を例としてご紹介させていただきます。次男は2歳になるまで保育園も幼稚園も通ってなく、私が家で見ていました。

生後11ヶ月の次男のスケジュール

7:00 起床
7:30 朝ごはん
9:00(または9:30)~10:00(または10:30) 朝寝

11ヶ月だと活動時間が3.5時間(朝寝だけは起床から3時間)あってもよいのですが、次男は朝寝がもっと早めに必要な子でした。
11:30 昼食
13:00~14:15 昼寝

本当はもう少し寝かせたかったのですが、長男のお迎えがあるので14:15には起こさないといけませんでした。
15:00 軽食(フルーツなど)
16:15 夕食の準備

長男が16:30頃に「お腹すいた!」と機嫌に悪くなることもあるので16:30には夕食の準備ができていて、いつでも出せる状態にしていました。
17:00 夕食
食事中、次男は徐々に眠そうになってきて、ときには寝てしまうときもありました。寝てしまった日は就寝が通常の19時よりも遅くなりました。寝なかった日は疲れすぎてしまい夜泣きをしたり、朝早く起きてしまうことがありました。
17:55 お風呂
18:20 寝かしつけ開始
19:00 就寝

次男がアレルギー・アトピー体質でお風呂に長く入れなかったため、お風呂は別々に入れてました。夕食が終わったあと、次男をぬるま湯のお風呂。その後、お湯を入れ直して、次男のときよりも湯温がやや高めのお風呂に長男が入っていました。

長男のお風呂が終わったあと、3人で少し触れ合い遊びをして、18:20頃には長男の部屋に入り、絵本を読む。次男むけの本はなかなか寝かしつけの時間帯に読めなかったので、日中長男がいない時に読んでいました。

本を読み終わったら、次男は抱っこ紐、長男は自分のベッドに入り、子守歌を歌ったり、自作話を話したりして一人で寝ます。その間に次男は抱っこ紐の中で寝てしまう時もあれば、ずっと起きてるときもありました。

長男の部屋を出て、次は次男の寝かしつけ。抱っこ紐で寝てしまった日はゆっくり抱っこ紐からおろし、私と同じベッドに寝かせていました。抱っこ紐で寝なかった日は抱っこしながら眠そうになるまでロッキングチェアでゆらゆらし、寝そうになったらベッドに置いていました。
長男と次男を一緒に寝かしつけができるようになったのは次男が1歳2ヶ月ぐらいの時でした。

お子さん一人一人違いますので私のスケジュールはご参考にしていただき、ご家庭をお子さんにあった方法を色々と試してみましょう。

写真:愛波 文先生と息子さんたち

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監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart®代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
 

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