【産婦人科医監修】妊娠16週に気をつけること!性別やお腹の大きさ、体験談も

 専門家監修
公開日:2018/11/27
更新日:2018/11/28
【産婦人科医監修】妊娠16週に気をつけること!性別やお腹の大きさ、体験談も
監修
竹内正人先生

妊娠16週、妊娠5ヶ月に入り、妊娠中期になりました。安定期に入り、妊娠16週~23週までは妊婦健診が4週に1回になるため、気になること・知りたいことも出てきますよね。妊娠16週の赤ちゃんの様子や、ママに気をつけてほしいことなど、産婦人科医の竹内先生に教えてもらいました。

【ひと目でわかる妊娠週数】

※妊娠初期の妊娠週数
妊娠2ヶ月(妊娠4週~妊娠7週)
妊娠3ヶ月(妊娠8週~妊娠11週)
妊娠4ヶ月(妊娠12週~妊娠15週)
※妊娠中期の妊娠週数
妊娠5ヶ月(妊娠16週~19週)
妊娠6ヶ月(妊娠20週~23週)
妊娠7ヶ月(妊娠24週~27週)
※妊娠後期の妊娠週数
妊娠8ヶ月(妊娠28週~31週)
妊娠9ヶ月(妊娠32週~35週)

妊娠16週にエコーで見られる赤ちゃんの様子は?

検査方法が腟から挿入する経腟超音波から経腹超音波に切り替わり、医師はいろいろな角度からおなかにプローブ(棒状の超音波発信装置)をあてて赤ちゃんの成長具合や運動状態、器官の異常などをチェックします。そのほか、胎盤の位置や羊水の量に問題がないかも合わせて見ます。骨格もどんどんできている時期。脂肪がついていないので、背中にくっきり背骨が見えます。

妊娠5ヶ月のおなかの赤ちゃんの身長は約20㎝、体重は約200g、重さの目安はりんご1個。うっすらと眉毛やまつ毛が生えてきます。また、視覚や聴覚などの五感をつかさどる前頭葉や神経が発達してきて、自分の意思で手足を動かしたり、羊水の中で元気に動き回ったりできるようになります。

妊娠16週のお腹の大きさは? どんな変化があるの?

下腹部もほんのりふっくらし始めるでしょう。おなかを締めつける服は早めに卒業して、子宮への血流を妨げないゆったりしたウェアにシフトしていきましょう。
妊娠5ヶ月の子宮底長は14〜17㎝、体重増加の目安は妊娠前の体重+1.2〜2.4㎏、子宮の大きさは大人の頭大です。

妊娠16週にはつわりはおさまる?

いよいよ妊娠5ヶ月。ほとんどの人がつわりがおさまり、比較的安定している時期です。つわりで妊娠前よりも体重が落ちた人も、そろそろ体重がプラスになってくる頃です。

つわり

妊娠16週の流産の確率は?

妊娠22週までに胎児が母体から外に出てしまうことを「流産」といいます。
流産が起こるのは妊娠全体の約10〜15%程度。そのうちの約9割が、妊娠12週までの初期に起こっています。したがって、妊娠16週の流産の確率はかなり低くなります。妊娠13週~21週までの流産は、流産全体の約1割です。

初期流産の主な原因は赤ちゃんの染色体異常です。つまり、流産の大半は、もともと育つことがむずかしい受精卵だったということが多いのです。母親の年齢が35歳以上の妊娠の場合、胎児の染色体異常が増えるというデータがあります。流産の原因のほとんどは赤ちゃんの側にあり、40歳以上では流産率が40%といわれています。
それ以外の母体の側の原因としては、子宮の奇形や子宮筋腫など、子宮のトラブルによるものや免疫的な因子、血液の凝固障害などがあります。

妊娠したすべての人のうち、6〜7人に1人は流産するといわれるほど、流産は意外によく起こることです。もし流産しても「たまたま」ということがほとんどですが、2回以上流産を繰り返した場合は不育症の検査を受けることも考えてみましょう。

妊娠16週のマイナートラブルとは?

おなかが少しせり出してくるので、姿勢が悪くなると腰痛が出てきます。また、貧血が出てくる場合もあるので、鉄分を多く含む食事を意識するようにしましょう。

妊娠16週の注意点は?

胎盤が完成して、安定期に突入しているので、とくに注意すべきことはありません。妊娠前と同じように、普通に生活をしてください。ただし、無理は禁物です。
また、ママが食べたものや飲んだものは、胎盤を通して赤ちゃんに送られるので、飲酒はやめましょう。

先輩ママ教えて! 妊娠16週の体験談

妊娠16週のときのことを先輩ママに聞いてみました。

「1人目のときは、妊娠16週でもおなかが目立たなかったのですが、2人目の妊娠16週ではおなかがでてきました」(加藤恵美ママ)

「なかなかおさまらないつわりに、泣いていました」(清水玲ママ)

「妊娠16週の思い出は、風邪をひいてしまったこと。薬も飲めないので2日間寝込んでも治らず…。結局完治まで、1週間かかってしまいました」(横井侑衣ママ)

「おなかはほとんど出ていませんでしたが、乳首の色が濃くなってショックでした」(森川英里佳ママ)

※本記事中の画像はイメージです。

構成・取材・文/木村美穂

出典 :はじめてママ&パパの妊娠・出産※情報は掲載時のものです

監修
竹内正人先生
⽇本医科⼤学⼤学院修了。⽶国ロマリンダ⼤学留学を経て、葛飾⾚⼗字産院などに勤務。
よりやさしい「⽣まれる・⽣きる」をサポートするため、国や地域、医療の枠をこえて活動する⾏動派産科医。

あなたにおすすめ

注目コラム