赤ちゃんの月齢別・身長と体重の平均は? 0ヶ月から1歳まで、どんなふうに成長していくの?【男女別成長曲線のグラフ付き】

 専門家監修
公開日:2018/10/18
更新日:2019/07/01
赤ちゃんの月齢別・身長と体重の平均は? 0ヶ月から1歳まで、どんなふうに成長していくの?【男女別成長曲線のグラフ付き】
監修
五十嵐 隆
国立成育医療研究センター 理事長・総長

赤ちゃんの成長は目覚ましく、1歳でまでに体重は生まれたときの約3倍にもなります。体がどんどん成長していくこの時期、ママとして一番気になるのは赤ちゃんの発育が順調かどうかでしょう。今回は、赤ちゃんの月齢ごとの身長、体重と体の発育の様子などをまとめました。身長、体重ともに各月齢の範囲に入っていればまず心配ないと考えて、参考にしてくださいね。

赤ちゃんの月齢別・年齢別の身長と体重はどのくらい?

身長・体重の平均値は、母子健康手帳の発育曲線で確認を

赤ちゃんの月齢・年齢別の身長・体重の平均は、母子健康手帳(以下・母子手帳)に載っている「乳児成長曲線」の表を見るとわかりやすいでしょう。乳児成長曲線は、「パーセンタイル」という数値で表されたグラフです。パーセンタイルは、「100%のうち、小さい方あるいは大きい方から数えて何%目にあたるか」を表しています。

厚生労働省は、10年おきに全国の乳幼児を対象に「乳幼児身体発育調査」を行っていますが、直近では平成22年(2010年)に調査をしました。そのデータをもとにパーセンタイル値が出されて、成長曲線のグラフが作成されています。

母子手帳の成長曲線は、身長・体重とも月齢ごとに3パーセンタイル値と97パーセンタイル値を折れ線グラフで示し、その範囲に色をつけた帯グラフが掲載されています。母子手帳によると、赤ちゃんの94%がこの帯グラフの中に入るとのことです。

赤ちゃん時代の発育は個人差がとても大きいのですが、身長・体重がこの帯グラフの範囲で少しずつでも増えていれば、赤ちゃんの成長はほぼ心配ないと言えるでしょう。

たとえこの帯の範囲から多少はずれても、小さめの赤ちゃんは下のラインに沿って身長または体重が増加していれば、まず安心と考えていいのです。大きめの赤ちゃんで、身長・体重ともに上のラインをずっとはずれている場合でも、大柄なタイプと考えて心配しなくていいでしょう。

ただし、小柄、大柄どちらの場合でも、ラインからどんどん離れて下回るまたは上回るようなときは、健診のときなどに念のため相談しましょう。

【グラフで見る】 男の子の赤ちゃんの平均身長・体重

成長曲線のグラフは、男女別に表されています。これは、身長・体重のデータをとると、男の子のほうが身長・体重ともに女の子よりやや大きめだからです。

実際に成長曲線を見ると、確かに生後2ヶ月ごろから明らかに男の子のほうが女の子より身長は高く体重が重くなっていることがわかります。

【男児 成長曲線】

〈身長〉

〈体重〉

【グラフで見る】女の子の赤ちゃんの平均身長・体重

身長の伸び具合を男の子と比べてみると、生後2ヶ月ごろまではほぼ同じくらいで推移していますが、生後2ヶ月過ぎから女の子は伸びがややゆるやかなのに対して、男の子はググっと伸びていきます。

体重は97パーセンタイルは生後1ヶ月ごろから、3パーセンタイルも生後2ヶ月ごろから男の子がじわじわと重くなり始めます。1歳になると、体重は3パーセンタイルも97パーセンタイルも、男の子より500g程度少ないことがわかります。

【女児 成長曲線】

〈身長〉

〈体重〉

成長曲線 出典: 平成22年乳幼児身体発育調査報告書(概要)(厚生労働省)

監修
五十嵐 隆
国立成育医療研究センター 理事長・総長
東京大学医学部卒業後、都立清瀬小児病院、東大附属病院小児科助手、ハーバード大学ボストン小児病院研究員、東大附属病院分院小児科講師などをへて、2000年に東京大学医学部小児医学講座教授に。2012年より現職。日本小児科学会会長などの要職も務める。私生活では3人の男子の父。

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