キュボロとは?特徴や種類は?よく似たおすすめおもちゃも紹介

 専門家監修
公開日:2018/10/25
更新日:2019/01/30
キュボロとは?特徴や種類は?よく似たおすすめおもちゃも紹介

「大人が今、買いたいおもちゃナンバーワン」かもしれない、キュボロ。実は大人気すぎて、現在は新規には購入できない状況なんです。なぜなのか。日本の正規輸入代理店であるニキティキの広報に、その理由と、キュボロに似たおすすめおもちゃも教えてもらいました。

監修
株式会社アトリエ ニキティキ
1971年よりドイツ、スイスを中心とした、ヨーロッパの国々の文化に育まれた木製玩具を輸入しています。百貨店や日本各地の玩具専門店、幼稚園・保育園を対象に普及販売する業者、通販会社への卸、直営店での販売などで、その玩具をお客様のお手元にお届けしています。

子どもを取り巻く環境が大きく変わっても子どもの本質は変わりません。子どもの感受性が育つ大切な時期に、遊びを通して様々な体験をしてほしい。その仲立ちとなる優れた玩具を提供していきたいと当社は考えています。
ニキティキが玩具を選ぶ基準はとてもシンプルです。子どもの創造力や工夫する力を引き出すもの。出来るだけ自然素材を使用した安全で、丈夫なもの。大人でも側に置いておきたくなるような美しいもの。作リ手の子どもへの愛情が感じられ、商品にオリジナリティがあること。

このような観点から子どもの<心を育てるおもちゃ>を大切に選んでいます。
一度選んだ玩具はメーカーが生産を中止しない限り、いつまでも扱ってゆく方針を当社は貫いています。

アトリエニキティキHP

キュボロとは?

スイス・キュボロ社が開発した木製玩具です。
遊び方はとてもシンプル。さまざまな溝のついた5㎝角の木の立方体を組み合わせて、上から玉を落とし、落とした玉が下まで通る道を作ります。

ソーシャルワーカーのトレーニングを受けたマティアス・エッター氏が、心身に障害のある子どもたちと関わる中で、キュボロの原型を開発。その遊具を発展させ、1985年に商品化され、現在では世界中にファンがいます。日本では2004年からニキティキが展開。

エッター氏の追求心から、パーツの種類は80種以上。
使用する木材は、環境に配慮して生産管理された、スイスの天然のブナ材。高度な技術で精密に加工されたキュボロは丈夫で高い品質を誇ります。

キュボロの特徴とは?

最大の特徴は、外からは見えない立方体の内側にも、トンネルのように玉の道ができること。

組み合わせ方によって機能的なシステムができ上がっていくことを遊びながら経験することで、3次元での構成力、論理的思考、集中力などが自然と培われていきます。

試行錯誤の上、立方体のパーツを組み上げた塔の意外な場所から、玉が転がり出てきたときの驚きと達成感は、他では味わえない、キュボロ独特の感覚です。

キュボロの遊びは奥が深く、大人に愛好者が多いのも特徴です。

スイス本国やドイツでは、ビー玉の走行時間や塔の美しさ、完成度などを競うコンクールも開催されています。ロシアでも定期的にキュボロ大会が開かれ、大勢の参加者がキュボロを楽しんでいます。

キュボロはいつから遊べる?

「キュボロ本来の遊びを楽しむには、5歳以上がおすすめです」。

しかし木製のブロックなので、パーツを減らして小さい子でも遊ぶことはできます。子どもの年齢や発達に合わせてパーツの数を順に増やしてあげてください。

「例えば、3歳くらいの小さな子なら、立方体のパーツ12個程度から。
パーツで玉の通る道を作ってそこから玉が転がり出てくると、キュボロに興味を持って積極的に遊び始めます」。

キュボロの遊び方とは?

遊び始めるには、基本セットとなる「ベーシス」か「スタンダード」が必要になります。

同封されている組立図を参考に、少ないパーツでできるパターンを試すといいでしょう。

いくつか見本を作るうちに、パーツの形と役割が頭に入り、自分なりの塔のアイディアやヒントが見つかると思います。ぜひ、オリジナルの塔作りに挑戦してみましょう。

キュボロのベーシスキュボロベーシス

キュボロのスタンダードキュボロスタンダード

キュボロとクゴリーノって何が違うの?

クゴリーノは、3~4歳向けのキュボロの入門セットです。
玉の動きが見えるレールパーツが多く、積み木の要素を持っているので、初めてのコース作りやシンプルな玉の道を作るのに最適です。
基本となるサイズが5㎝なので、あとからキュボロのセットに加えて遊ぶこともできます。

クゴリーノクゴリーノ・スタート

現在のキュボロの状況

若くして活躍し続ける藤井七段が、幼少期に長時間繰り返し集中して遊んでいたおもちゃとしてキュボロが大人気に。すると、国内に100店舗以上あるキュボロ公認販売店ですら、注文どころか新規予約の受け付けができない状況とのこと。なぜ買えないのでしょうか?

「藤井七段の影響を受け、2017年1月以降、急激に日本でも買い求める方が増加しました。木製玩具は基本的に大量生産できません。そのうえ、キュボロは一つずつ手作業で溝を掘るパーツが何種類もあり、熟練の技師が生産にかかわっています。生産が追いつかない状況が続き、商品によっては数年先までお待ちいただかねばならないという異例の事態に。
また、キュボロの需要は欧米でも毎年拡大していたところに日本の急激な需要の増加が加わったため、即時の対応が不可能になりました。

キュボロ社と協議の上、キュボロ公認販売店では新たな予約受注は一時見合わせ、まず既に注文済みの商品のお届けに全力を注ぐことになりました(一部除外品有り)。
現在、キュボロは通常より早いテンポで定期的に入荷し、ご予約順にお届けしていますが、新規のご予約は当面の間お受けできない期間が続きます。

商品ごとに生産状況が異なりますので、供給に目途がついた時点で、随時受注を再開していきます。詳しくはキュボロ公認販売店にお問い合わせください」。

キュボロ公認販売店とは?どこにあるの?

「キュボロ社の日本の正規輸入総代理店であるニキティキは、責任をもってキュボロの販売に関わってくださる日本国内の小売店と、キュボロ公認販売店の契約を結んでいます。直営店・百貨店を含めると、現在日本には約100店の公認販売店が存在します。

また、日本の正規輸入代理店であるニキティキを通して日本市場に出てゆく商品には、正規輸入のキュボロであることを証明する特定シールをパッケージに添付しています」。

正規輸入のキュボロであることを証明する特定シール正規輸入のキュボロであることを証明する特定シール

「キュボロ公認販売店以外で購入した商品に関しては、ニキティキ・キュボロ公認販売店でアフターサービス等を受け付けてもらえない場合があります。
また、類似品や模倣品・並行輸入品の購入によって発生した不利益、損害等についても、ニキティキ・及びキュボロ公認販売店ではその責任を負う事はできません。
「キュボロ」の名は商標登録がなされているので、他社は使用できません。外見だけはキュボロとほとんど変わらないコピー商品は、実際に組んでみると微妙な誤差が影響し、達成感を得ることはできません。急いでコピー商品を求め深く遊べずに飽きてしまうのを避けるため、入手に少し時間がかかっても本物で長く、何代も遊んでいただくことをおすすめします」。

購入を検討する際は、キュボロ公認販売店か、商品名が正しいか確認して購入した方が安心ですね。

キュボロ公認販売店リスト

キュボロのおすすめ商品

2018年7月1日付で下記の通り価格を改定。今後 新規受注を再開する際は、新価格で承ります。

 cuboroスタンダード

 cuboroスタンダード

基本となるセット、スタンダード。一箱でキュボロの世界が存分に味わえる、最も完成度の高いセット。パーツ5cm角、54ピース。組立例を含む解説書付。

 cuboroベーシス

cuboroベーシス

基本となるセット、ベーシス。遊ぶうちにパーツが少ないと感じたら、好みの補充セットを足すことで、バリエーションを広げることが出来ます。パーツ5cm角、30ピース。組立例を含む解説書付。

クゴリーノ

クゴリーノ

3~4歳向けのキュボロの入門セット。レールや積木パーツが多く入るため、簡単にコース作りができます。そこにキュボロのパーツが加わることで、ひねりのきいたコースも可能にします。37ピース。

 クゴリーノ スタート

クゴリーノ スタート

クゴリーノのスターターセット。レールの裏面にも溝があり、より工夫ができるパーツが加わっています。キュボロへの導入としてはもちろん、クゴリーノやキュボロの補充用としても活躍します。27ピース。

cuboroトリッキーウェイ

cuboroトリッキーウェイcuboroトリッキーウェイ

こちらは2018年10月現在、販売中。キュボロのシステムを応用した、三次元の頭脳ゲーム。選び抜かれた9個のパーツを並び替えて出来るだけ長いコースを作り、玉が通過するパーツ数で得点を競います。入門編・上級編の2通りの遊び方ができます。2~4人用、6歳頃から。

キュボロに似ているおすすめおもちゃを紹介

わが子にキュボロで遊ばせてあげたくても、大人気のためにすぐには手に入らないというのが現状。同じように楽しめる木のおもちゃは?

「キュボロは非常に独自性のあるおもちゃ。制作には高度な技術が必要なこともあり、類似商品を挙げるのは難しいのですが、自分でレールパーツを自由に組み立ててコースを作り、玉を転がすという点で類似しているおもちゃをご紹介します。どれも玉が最後まで止まらず転がった時の達成感は格別で、子ども達に人気があります」。

組立式 玉の塔 スカリーノ(6種類)

キュボロ(左から)スカリーノ・3、基本セット、滝

スイスデザインのおもちゃ。積木やレールを自由に組んで、ビー玉が通るコースを作ります。レールの溝に傾斜がつけてあり、水平に置いただけで玉が自然に転がるので、小さな子どもでも上手に扱えます。低いところから順に組み上げていくのがコツ。

6種類展開しており、ベーシックなセットのほか、音の出るバラエティに富んだ補充セットを加えると、スケールの大きな玉の塔が出来上がります。

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レールのブロックパーツを組み合わせて、溝に玉を転がして遊ぶスカリーノ。日本ではビー玉転がしやピタゴラ装置、と呼ばれるおもちゃです。遊び方そのものはシンプルですが、だからこそ、遊ぶ人の発想で、もっとおもしろくしてみようという気にさせてくれる、知育玩具として人気が出ています。今回は、スカリーノの特徴と、おすすめ商品をご紹介します。
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CUBIO玉の塔(3種類)

キュボロ基本セット

キュボロベビーパック

キュボロ補充セット

1歳頃の小さな子どもでも遊べるように、ドイツのニック社が開発したCUBIO玉の塔シリーズ。
大きなパーツで構成されているので、安定感があります。最大の特長は、レールからはみ出すほど大きな玉(φ45mm)。子どもの口に入る心配がないので安心です。玉は子どもの目で追える速さで、ゆるやかにダイナミックに音をたてながら転がります。
基本セット・補充セット、コンパクトなベビーパックの3種類展開。

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シロフォン付玉の塔

ヨーロッパには玉が落ちて行くことを楽しむおもちゃがたくさんあります。ドイツ、ベック社のシロフォン付玉の塔はその代表格。自分が考えた通りに玉が下まで落ち、最後の階段で鉄琴の音が鳴るのを確認することが楽しいのか、子どもは何回も何回も飽きずに玉を入れて遊び続けます。

※状況や価格は2018年10月現在のものになります。

取材・文/木村美穂

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