生後8ヶ月赤ちゃん「少しの音で起きてしまうので、昼も夜も家事が全然進まない~」の悩みを解決!

 専門家監修
公開日:2018/07/25
生後8ヶ月赤ちゃん「少しの音で起きてしまうので、昼も夜も家事が全然進まない~」の悩みを解決!
監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント

~赤ちゃんの寝ない泣き止まないを解決!~【連載第12回子どもの睡眠コンサルタント愛波文】

愛波 文先生は、アメリカのIMPI公認、日本人初の子どもの睡眠コンサルタントとして活動中。科学的根拠に基づいた睡眠のためのメソッドは、赤ちゃんの睡眠まわりの悩みをもつママが実行すると、今まで困っていた問題がすっきり改善すると評判です。今回は、ねんね中の雑音に敏感ですぐに起きてしまう赤ちゃん、夜中の頻回授乳&早朝起きでママがふらふら……という多くのママたちを悩ませるケースについて。具体的にどのような対策をすると、赤ちゃんぐっすり眠ってくれるのでしょうか?

夜中は2時間ごとに起きて、しかも4時起きの娘。私の身がもたない…!

今月のお悩み

夜間2時間おきの授乳、そして朝4-5時台の起床を解消したいです。これまで添い乳をしないよう頑張ってきましたが、ついに1ヶ月ほど前から朝4時以降に泣いた際、どうしても私が起き上がれず添い乳をするようになってしまいました。毎日ぐっすり寝た感じがせず、朝を迎え1日が始まります。

2Kという間取り上、寝室とキッチンが引き戸1枚で仕切られており、光や音がかなりダイレクトに寝室へ漏れてしまいます。遮光はできる限り対処しようと試みていますが、音はどうしようもなく、少しの音でも起きてしまいます。

昼も夜も娘が寝室で寝たら、リビングでテレビもつけずシーンとした状態で過ごしており、夜遅くに帰宅する主人も音を立てないように配慮しながらの毎日生活をしています。お昼寝中にキッチンで料理や食器洗い、洗濯など音がする家事ができないことがストレスです。賑やかな中でも全然起きないというママ友もいて、娘も多少生活音がしてもぐっすり寝てくれたら助かるなぁと思っています。(Fママ・生後8ヶ月女児)

昼寝・光・音の3ポイントを意識すれば朝までぐっすりに!

愛波先生からのアドバイス

毎日お疲れさまです。夜中2時間おきに起きられるのは疲れますよね。添い乳は悪いわけではないのですが、夜中に頻繁に起きてしまう原因には繋がってしまうことがあります。どうしても眠いときには一つの手段として添い乳を取り入れることは悪いわけではありません。私も次男が4ヶ月の睡眠退行の時にどうしても起き上がれず添い乳をした経験があります。

まず、今の住環境でも赤ちゃんとママの睡眠のためにできる改善先は3つ。①2時間おきに起きてしまう原因と改善策 ②早朝起きの原因と改善策 ③光や生活音の漏れの対策。3つそれぞれのポイントを、以下で詳しくお伝えしていきます。

① 2時間おきに起きてしまう原因と対策

日中の昼寝不足や疲れすぎが原因として考えられます。朝寝・昼寝・夕寝をきちんとしているか、また夕寝から就寝までの活動時間(起きている時間)が長すぎると疲れすぎてしまい夜泣きに繋がることがあります。生後8ヶ月ですと日中、朝寝・昼寝と2回寝る子と、朝寝・昼寝・夕寝と3回寝る子がいます(個人差はありますので、もっと寝る子もいます)。8ヶ月はちょうど日中の睡眠の移行期間に当たる場合もありますので、睡眠トラブルが起きやすい時期にはなりますが、日中2回しか寝なかった日は活動時間が長くなりすぎないように夜の就寝時刻を早めましょう。逆に日中3回寝ている場合、就寝時刻が少し遅くなることがあります。移行期間中は臨機応変対応し、徐々に移行をしていってください。日中睡眠が十分取れていないと、寝ぐずり、夜泣きや早朝おきにつながることがありますので、日中の睡眠が足りているかの確認をしてみてください。

② 早朝起きの原因と改善策 

早朝起きには様々な原因がありますが、代表的なのが「昼寝が足りてなく疲れすぎている」と「睡眠環境が整っていない」があります。昼寝が足りていないに関しては①をご確認ください。睡眠環境についてですが、春から夏にかけて朝日が昇るのが早くなってくると早朝起きのトラブルが多くなってきます。これは朝日の光が部屋に入ってきてしまい、赤ちゃんや子どもはそれに反応し「起きてもいいんだ」と思ってしまうのです。なので、朝光が寝室に入ってこないように遮光カーテンを使用してみましょう。一筋の光でも起きてしまう子はいますので、カーテンの上や下から光が漏れる場合、布やタオル、枕などで光を完全にシャットアウトしてください。

早朝起きが長く続いている場合は、体内時計の調整が必要になってくるため、改善に時間がかかることがあります。けれども、スケジュール調整や環境を整えてあげることで徐々に改善はされてきます。睡眠改善は時間がかかることもあります。一貫性を持って続けることで徐々に改善がみられるようになるので焦らずできることを一つずつ行ってみてください。

③ 光や生活音の漏れの対策

光については②で説明したように、遮光カーテンを使用し光が寝室に入ってこないようにしてみてください。引き戸でリビングやキッチンの光が入ってきてしまう場合は、早朝起きや昼寝が短くなってしまう原因に繋がってしまうので、引き戸の上に黒幕や暗めのシーツを使用してカーテンみたいに垂らすとよいかもしれません。コンサルテーションでは実際このように引き戸からの光が入ってこないように工夫をしたことで改善するケースが何回もありました。ぜひ試してみてください。

音については“ぐっすりノイズ”の使用をお勧めします。ぐっすりノイズとはテレビやラジオの砂嵐の音や波の音、水が流れる自然音のこと。ぐっすりノイズは生活音や外の車の音を消すことができますので効果的です。ぐっすりノイズを使用しながら、昼間にキッチンで料理する場合はキッチンの換気扇をつけて音を消すのもよいでしょう。ぐっすりノイズはインターネットで「ホワイトノイズ」や「自然音」で検索をすると購入は可能です。家にある空気清浄機(音がうるさいほうがベター)や換気扇、携帯アプリでも代用が可能です。ぜひ試してみてください。

昼寝の回数・長さの変化をきっかけに、睡眠トラブルが好転♡

Fママさんの感想

愛波先生、ありがとうございます!『ママと赤ちゃんのぐっすり本』の生後8ヶ月のスケジュールを参考にしてみました。夕寝をする日としない日があったので、娘の様子などからその日の状況に合わせて対応をしてみたら夜中2時間おきに起きるのが改善されました。寝すぎてしまうと夜寝てくれなくなると思っていたので、日中の睡眠不足が原因だったとはびっくりです。

昼寝がもっとうまくできるよう睡眠環境を改めて整えてみました。黒い幕を購入して引き戸に付けたところ、以前より暗くなって娘も落ち着くようになりました。今思うと前はかなり明るかったみたいです。そして、ぐっすりノイズも早速試しました。とても効果的でした!ちょっとの音で起きなくなり私も料理をするときに換気扇をつけるようにしたら昼寝も長くしてくれるようになりました。本当にありがとうございました。

写真:愛波 文先生と息子さんたち

子どもの睡眠コンサルタントの愛波 文さんに赤ちゃんの睡眠に関するお悩み相談をしたい方は以下の応募フォームへ!

相談フォームはこちら

採用者の方には、愛波 文先生のWEB睡眠講座の受講パスをさしあげます♪
※ 通常は有料コンテンツですが、視聴期間限定で無料で視聴できる権利をプレゼント。

※ご応募いただい方、全員にお答えできるわけではありません。

※ 通常は有料コンテンツですが、視聴期間限定で無料で視聴できる権利をプレゼント。でご了承ください。

※ご相談内容および愛波さんからのアドバイス内容は、匿名にて本連載で掲載させていただく場合がございます。

※応募フォームの個人情報は暗号化して送信されます。

※必要事項を入力のうえ、ご応募ください。採用者の方には編集部および愛波さんからご連絡いれさせていただきます。

近著 :ママと赤ちゃんのぐっすり本※情報は掲載時のものです

監修
愛波 文さん
子どもの睡眠コンサルタント
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。 子どもの睡眠コンサルタント。APSCアジア/インド代表。IPHI日本代表。Sleeping Smart®代表。一般社団法人日本妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント協会代表理事。慶應義塾大学卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルティングや個別相談を行い、日本人向けに睡眠を専門とするSleeping Smart®子育てサロンを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。
 

ホームページFacebookLINE@

あなたにおすすめ

注目コラム