「そのままのわが子」に不安を感じてしまうのはなぜ? 佐々木正美先生から、悩める子育て世代へのメッセージ

コラム 公開日:2018/07/13
「そのままのわが子」に不安を感じてしまうのはなぜ? 佐々木正美先生から、悩める子育て世代へのメッセージ

 ベストセラー『子どもへのまなざし』と並んで、子育て世代に圧倒的な共感を得ているのが『「育てにくい子」と感じたときに読む本』。児童精神科医・佐々木正美先生が、子育て世代の32の悩みにこたえた一冊です。お母さんたちの多くは、「育児は楽しい、子どもはかわいい」と感じながらも「子育てはほんとうに難しい」と書いていました。
 そのようなお手紙を読むたび、佐々木先生は
”お子さんには何も心配はいらないのになぁと思います。心配なのは、お母さんたちです。わが子を愛しているぶん、不安が強いのですね。不安が強いから、いまのわが子のそのままの姿に安心できないのです。”
 子どもを心からたいせつに思い、幸福を願っているお母さんたちは、とてもまじめで一生懸命。佐々木先生はそんなお母さんたちに、どんなメッセージを贈ったのでしょうか。章ごとにのぞいてみましょう。

悩み多き時代の子育てだからこそ

本当の自立とは、誰にも迷惑をかけないことではありません。頼り頼られお互いさま、そんな関係を数多くつくれることです。〜第一章 扉より

わがままな子、心配な子と言われて

ゆっくり聞いてあげてください。じっくり待ってあげてください。穏やかに接すれば、穏やかないい子に育ちますよ。〜第二章 扉より

集団生活の入口で

友だちと安心して交わるためには、家庭で安心できる時間が必要なのです。〜第三章 扉より

上の子の気持ち、下の子の気持ち

「ごめんなさい」と言わなくても、自然に仲直りできる。だからきょうだいは貴重なのです。〜第四章 扉より

ママだって傷ついている

傷を乗り越えて幸せになるためにも、家族を幸福にできる人になってください。〜第五章 扉より

悩み多き年齢を上手に乗り越えるためのアドバイスが詰まった本書。大塚いちおさんによる挿画のおひさま、花、ちょうちょうも、やさしさとあたたかさに満ちています。「本棚に置いておくだけでなぜだか安心できる、お守りのような存在」と語る読者も。子育てにとまどったとき、ちょっとつまずいたときに、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

出典 :「育てにくい子」と感じたときに読む本※情報は掲載時のものです

Profile
佐々木正美
児童精神科医
1935年群馬県前橋市生まれ。児童精神科医。『子どもへのまなざし』(福音館書店)、『「育てにくい子」と感じたときに読む本』『ママの心がふわりと軽くなる子育てサプリ』『佐々木正美先生の子育てお悩み相談室』(以上主婦の友社)など、著書多数。2017年6月28日永眠。

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