産婦人科の受診で必要なものや服装は?診察料の目安も知りたい!

コラム
公開日:2018/05/24
更新日:2018/07/23
産婦人科の受診で必要なものや服装は?診察料の目安も知りたい!

「もしかして妊娠しているかも?」と、初めて行くケースも多い産婦人科。診察は痛い?時間はかかる?用意していくものは?産婦人科は未知の世界で不安が尽きないものです。事前に産婦人科の診察で聞かれることや、妊婦健診の内容をチェックしておくことで、当日病院内での待合時間の短縮はもちろん、精神的にも安心して診察を受けることができます。せっかくのマタニティライフ、きちんと健診を受けてハッピーなお産を迎えましょう!

産婦人科とは一体何をするところなの?

産婦人科は、産科と婦人科を兼ね備えています。妊婦健診や分娩を行うのはもちろん、婦人科で受診するような生理不順の症状、子宮・卵巣・卵管・膣などの症状、感染症の検査のほか、更年期の不調や、避妊相談や不妊治療に対応しているところもあります。

妊娠診断・妊婦健診は、内診、血圧測定や尿検査、血液検査などをします。初めは内診に抵抗がある人も多いですが、妊娠中・後期になると経腹プローブをお腹にあてて超音波検査をするので、そのころになると妊婦健診という実感もわいてくるでしょう。

初診では何を調べるの?

初診で聞かれることはだいだい決まっているので、事前に準備をしておくのがおすすめです。自分のことだけではなく、パートナーの年齢や健康状態、家族の持病なども聞かれることがあるので、心配な人は確認を。医師に聞きたいこともあらかじめメモしておくとスムーズです。

◆問診票の内容◆
1 最終の月経開始日
2 初経の年齢、月経周期
3 大きな病気や手術歴、アレルギー歴
4 自分と家族の持病
5 現在使っている薬の名前
6 出産経験がある場合、妊娠経過、出産時のトラブルの有無
7 流産・死産・人工妊娠中絶を経験している場合、その妊娠週数
8 不妊治療歴

いつ産婦人科の診察に行くべき?

「妊娠しているかも?」と思っても、あまりに早い段階(月経予定日前)では、きちんとした検査結果が出ないこともあります。毎月規則正しく月経がきている人なら、「月経が1~2週間以上遅れたころ」が、受診のタイミングの目安となります。

また、受診の前に薬局などで販売している市販の妊娠検査薬を使って妊娠の判定がでている場合は、その旨を医師に伝えるといいでしょう。市販の検査薬は便利ですが、子宮外妊娠など危険な妊娠でも陽性反応がでるので、結果だけで判断せずに必ず産婦人科の診察を受けることが必要です。判定薬の結果が陰性の場合でも、月経がこない場合は受診をしたほうが安心です。

産婦人科での診察結果により妊娠していた場合は、推定の妊娠週数、出産予定日、今後定期的に受ける妊婦健診のスケジュールなどについて説明があります。体調が良くても体の中ではいろいろな変化が起こっています。赤ちゃんとママの健康を守るため、自己判断をせずに必ず健診を受けるようにしましょう。

産婦人科の診察って痛みはある?問診票の記入~診察の内容と流れは?

産婦人科に初めて行く方は、事前に病院に連絡をしておくのがベストです。病院によっては要予約のところもあるので気をつけましょう。

1 受付&問診票に記入

初診の場合は、問診票の記入を。項目は月経歴、最終月経、妊娠・出産・中絶歴、既往症、手術歴、アレルギーの有無です。答えにくい項目もありますが、医療機関は守秘義務が守られているので他人に知られることはありません。正直に記入しましょう。

2 検査

・体重測定

服を着たまま測定します。妊娠中、急激に体重が増えると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、産道に脂肪がついて難産になるリスクが高まってしまいます。また、体重が少なすぎても赤ちゃんに栄養が行き渡らず、将来影響が出る危険性があります。体格指数(BMI)の適正範囲である18.5以上25.0未満にあるように体重管理をしましょう。

・尿検査
妊娠は尿中のホルモンで確認します。妊娠高血圧症候群や腎臓のトラブルを確認する尿タンパク、妊娠糖尿病を早期に発見する手がかりとなる尿糖をチェックします。尿糖を調べる時は、2時間前から食事やジュースを控えます。ただし、水分不足だと尿タンパクが出ることもあるので、適度な水分補給をしましょう。

・血圧測定

看護師が手動で測る場合と、自動血圧計で自分で測る場合とがあります。妊娠高血圧症候群の兆候をチェックします。体を動かしたあとは血圧が上がるので、血圧は少し休んでから測るといいでしょう。

・血液検査
貧血・感染症の有無を調べ早めに対処します。妊娠中に多いのが鉄欠乏性貧血です。貧血になると赤ちゃんに十分な血液が送れなくなり、母体も衰弱。自覚症状がないうちに進んでいることもあるので、血液検査で貧血の度合いを調べます。通常、妊娠初期から出産まで数回行います。

3 問診

初診の時は問診票をもとに、これまでかかった病気や手術の有無、最近の健康状態や服用している薬などの質問に答えていきます。これが自分の基礎データになるので、間違いのないように病歴の時期、月経の周期や時期、服用中の薬の名前など事前にメモをしておくといいでしょう。体調やお産について気になることがあれば遠慮せずにどんどん質問をしましょう。医師に聞きにくいことは助産師や看護師に聞いても。

4 内診&超音波検査

・内診

下半身の下着をとり、専用の内診台にのって内診を受けます。初期の検診は子宮や卵巣の異常、中期は子宮口のかたさや開き具合で流産・早産の傾向を、後期はお産の時期や進み具合などを、内診によって判断します。緊張して体がかたくなると、内診がスムーズにできなかったり、痛みを感じやすくなったりします。つい足を閉じたくなりますが、息を吐いて力を抜くようにしましょう。

・超音波検査
初診や初期の検診は経膣プローブを膣内に挿入し、妊娠しているかどうか、正常妊娠か、子宮筋腫などのトラブルがないかを確認します。中・後期は経膣プローブをお腹にあて、赤ちゃんの発育や胎盤の位置を調べます。超音波検査を画像は、尿がたまっていると見えにくいもの。検査の前にはトイレに行っておきましょう。

5 検査結果の説明

各検査の結果をもとに、初診の場合は妊娠の有無や推定妊娠週数と出産予定日など。健診では妊娠経過について説明があります。妊娠していた場合は、次の健診スケジュールを確認します。そのときまで日常生活で気をつけることなどのアドバイスを受けましょう。

6 会計

妊娠に関わる診察・検査は保険でカバーされず自費診療になります。初診の場合は、少し多めの金額を用意しておくのがいいでしょう。2回目以降は、自治体から支給される妊婦健診の補助券を利用できます。会計時に次回の健診予約を入れられる施設もあるので、確認してみましょう。

産婦人科の初診料と診察料の違いは?

妊娠初期から出産までに受ける妊婦健診は15~16回くらいあり、1回あたり3000~1万円程度かかります。妊娠・出産にかかる費用は健康保険が使えないので、これらすべてが自費負担になりますが、国や自治体による助成もあります。自治体により助成される金額は異なり、超音波検査の費用も助成してくれるところも。いずれにしても初診は自費負担となるので、余裕をもってお金を持参すると安心です。費用のかさむ妊娠・出産ですが、定期的に受診して母子共々健やかなマタニティライフを過ごしましょう。

出典 :はじめてママ&パパの妊娠・出産※情報は掲載時のものです

出典 :First Pre-mo(ファーストプレモ)2018年春夏号※情報は掲載時のものです

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