妊婦さんに人気の抱き枕おすすめ15選&選び方

 専門家監修
公開日:2018/04/18
更新日:2019/02/14
妊婦さんに人気の抱き枕おすすめ15選&選び方
監修
寺師恵子先生
けい子レディースクリニック表参道 院長

おなかが大きくなってくる妊娠中期ごろからつらくなってくるあおむけ寝。そんな妊婦さんでもリラックスして眠れる「シムス位」についてお勉強しちゃいましょう。抱き枕を使うと、よりラクになりますよ!

医師が教える妊婦でも快眠できる5つのコツ

1.足のマッサージで血行アップ

おなかで大静脈が圧迫されると、心臓へ戻る血行が悪くなります。とくに足の血流がとどこおりやすく、こむら返りなどの原因に。マッサージでほぐし、巡りをよくしましょう。

マッサージするときの注意点は?

腹部は避けること。あまり力を入れず、脚の下から上へとさすり上げるようにマッサージします。むくみやすいふくらはぎはとくに念入りに。

2.ウォーキングなど適度な運動

妊娠中は、太い血管である大静脈が圧迫されることから、血行不良になりがち。おなかが重いからと体を動かさないでいると、より悪化します。適度な運動を心がけましょう。

妊娠中におすすめの運動は?

ウォーキングはふくらはぎの筋肉のポンプ機能が働き、妊娠中の運動不足解消にぴったり。血流が改善されるうえ、気分転換にも◎。

3.入浴で体の芯からしっかりあたためる

睡眠中は体の中心部の体温(深部体温)が下がります。深部体温を下げるためには、リラックスして血流をよくすること。入浴で体をあたためておくと、体温が下がるタイミングでぐっすり眠れます。

入浴時に注意することは?

37~38度のぬるめな湯に10分ほどつかるのが目安。妊娠後期はおなかで足元が見えにくくなるので、転倒しないよう注意を。

4.就寝時の着圧ソックスでむくみを解消

妊娠中は体に2人分の血液を抱えているため、むくみやすくなります。むくみ解消に効く着圧ソックスを活用し、足の先から心臓まで血液を送る静脈のポンプ機能を助けましょう。

着圧ソックス以外でむくみをとる方法は?

ソックスをはいて寝るのが苦手な人、あまり締めつけたくない人は、クッションなどで足を高くして寝るのもおすすめ。

5.抱き枕でラクな寝姿勢をキープ

大きなおなかではあおむけでは寝られなくなり、横寝が基本に。抱き枕を使うと寝姿勢をとりやすくなります。ひざを曲げると足の血行がよくなり、こむら返りやむくみの予防に。

あおむけに寝るとクラクラする時はどうしたらいい?

これは、大きくなった子宮が背中~腰にある下大静脈を圧迫して、低血圧になるため。めまいがしたら、横向きで寝るようにしましょう。

妊婦におすすめの就寝スタイル「シムス位」とは?

シムス 睡眠 快眠 抱き枕 妊婦 左右どちらか、ラクなほうを下にして横になり、上の脚を曲げて前に出す姿勢。または、左右どちらかにややうつぶせに寝て、下側になった脚を少しうしろへ、上の脚を少し前へ出す姿勢。抱き枕を使うと、より負担が軽くなります。

シムス位のポイント

●抱き枕で横寝 横寝姿勢を抱き枕でキープ。左を下にすると、心臓へ向かう静脈の血流を妨げないのでより効果的。

●ひざを曲げる ふくらはぎがゆるみ、血流の循環が改善。足のつりを防げます。ひざを抱き枕に乗せるとラクに。

●枕があってもOK 抱き枕に頭をのせても、もうひとつ枕を使っても○。首や肩に負担がかからないよう高さを調節して。

臨月になったらどんな姿勢で寝たらいい?

妊婦 臨月 睡眠 快眠 寝方 背中から腰にある大静脈をおなかの重みで押しつぶさないよう、クッションや枕を2~3個重ねて、上半身を起こします。胃が子宮に押し上げられ苦しいという人も、頭を高くすることで胃からの逆流が防げ、ラクになります。 

抱き枕の先輩ママの体験談・アンケート

妊娠中に抱き枕を使った?

妊娠中に抱き枕を使った?のグラフ 半数以上のママが妊娠中に抱き枕を使ったと回答。「ラクに眠れるようになった」「腰痛が軽減した」という声が多くあがりました。一方、使わなかったと回答したママからは、「必要性を感じなかった」と、おなかが大きくなっても寝苦しさを感じなかった人も。 

「使った」と答えた人に質問!抱き枕をいつから使った?

おなかが大きくなってくる妊娠中期、とくに妊娠6~7ヶ月頃から抱き枕を使い始めたという人がほとんどでした。あおむけ寝がつらい、苦しいと感じて抱き枕を購入しているようです。

妊婦の安眠には抱き枕が必要?

抱き枕必要だった派の声

「足がむくんだ時には足の下に置いたり、あおむけがきつい時には背中や肩のあたりに当てたり、おなかを保護したりとさまざまな方法で使いました」

「あおむけで寝られなくなって使い始めました。横向きになって、上側の足を抱き枕に乗せるような形で寝る体勢が楽でした」

「抱き枕を使うと、妊娠中によいとされるシムスの体位に簡単になることができて楽でした」

「あおむけは苦しくて無理、横向きに寝ても腰が痛くなり、なかなか眠りにつけなかったのですが、抱き枕を使うと、お腹や腰の力をフッと抜くことができ、楽な体勢を取ることができました。私の抱き枕は、産後、授乳にも使えたのでとても重宝しました」

抱き枕いらなかった派の声

「妊娠中にわざわざ買うのはもったいないと思いました」

「普通のクッションをおなかの下に入れていました。妊娠が終わると抱き枕は特に必要ないので購入しませんでした」

「とくに必要性を感じませんでした」

妊婦の抱き枕の選び方

妊婦の抱き枕選びのポイント

①自分の体にフィットする形
②かたさや抱き心地
③表面の素材による肌ざわり
④授乳や赤ちゃんのおすわり補助クッションなど産後にも使えるか

の大きく4つです。絶対になくてはならないものではありませんが、腰痛を軽減してくれたり、おなかが大きくなってきて寝苦しさを感じるときにはあると便利です。ラクな寝姿勢をキープして心地よい眠りを手に入れられるよう、自分の好みにあったものをみつけてみてくださいね。

出典 :Pre-mo2017年秋号※情報は掲載時のものです

監修
寺師恵子先生
けい子レディースクリニック表参道 院長
東海大学医学部医学科卒業後、国立国際医療センター産婦人科勤務、日野市加来産婦人科医院副院長を経て、03年、表参道に現クリニックを開院。

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