搾乳は何時間ごとに必要?正しい搾乳方法と母乳の保存方法のコツ【助産師監修】

 専門家監修
公開日:2018/04/24
更新日:2019/07/02
搾乳は何時間ごとに必要?正しい搾乳方法と母乳の保存方法のコツ【助産師監修】
監修
秦 万理
助産師/助産所Cigogne院長

授乳期間中に赤ちゃんとママが離れなければならないときや、乳腺炎の予防にも役立つのが搾乳です。母乳を保存しておくことで、周りの人たちと母乳育児を分担でき、ママの負担も軽くなります。今回は、そんな搾乳の必要性や、正しい搾乳の方法を解説。母乳ママには欠かせない知識とスキルを身につけて、楽しい母乳ライフに役立てましょう。

現役ママアンケート!搾乳をしたことがありますか?

搾乳をしたことがありますか?

0~2歳の赤ちゃんを持つ現役ママにアンケートをとったところ、搾乳の経験がある人は6割以上。搾乳をするタイミングや理由としては、以下のようなコメントが代表的なものでした。

どんなときに搾乳をしていますか?

どんなときに搾乳をしていますか?

赤ちゃんが飲まない時間帯に母乳を冷凍保存

「母乳の出は、さほどよいほうではないのですが、ときどき赤ちゃんがぐっすり寝てしまって、胸がパンパンになることが。そんなときは電動搾乳器でしぼり、専用の母乳フリーザーバッグで冷凍しておきます。母乳が足りない!というときに、温めて使えるので、それほどミルクに頼らずにほぼ母乳だけで育児できています」(0歳8ヶ月女の子のママ)

母乳の分泌量を減らさないため

「出産後しばらくの間、母乳が足りないように感じていました。こまめにタンクを空っぽにすると母乳が増える、と助産師さんから指導を受けて、赤ちゃんがねんねしていて授乳時間が開いてしまったときや、授乳後にも念のため手で搾乳していました。そのおかげか、3ヶ月くらいからは赤ちゃんが満足してくれる程度に母乳が出るようになりましたよ」(0歳6ヶ月男の子のママ)

職場復帰時に胸の張りを軽減

「産後10ヶ月から職場復帰したので、卒乳の準備を事前にすすめていました。赤ちゃんは卒業できたのですが、私の母乳がまだまだ出続けていたため、胸が張ってしまって……。つらくなるとトイレで搾乳することに。大変でしたが、乳腺炎になることもなく、なんとか乗り切れました!」(1歳6ヶ月女の子のママ)

そもそも搾乳とは?

ママが自分で母乳を搾ることを「搾乳」といいます。直接母乳を与えられないとき、赤ちゃんと長時間離れなければならないとき、母乳育児を続けるためのセルフケアとして、その方法を覚えておくと便利。方法としては、手で直接搾る方法と、搾乳器を使用する方法があり、搾乳器には電動と手動の2タイプがあります。

監修
秦 万理
助産師/助産所Cigogne院長
2004年助産師国家資格を取得後、慶応義塾大学病院産婦人科病棟に勤務。JICA助産師枠でモロッコに派遣。09年、銀座に助産所Cigogne(スィゴーニュ)を開業。その後、渡米しBASTYR UNIVERSITYにて2015 Breastfeeding for Doulas、Birth Art Internationalにて2016 Breastfeeding Educator認定。帰国後、墨田区に助産所を移転し、妊娠中から出産後までのママの悩みをサポート。母乳ケアにも力を入れている。著書『とつきとおか(10月十日)の安心ママ手帳』(青春出版社)

助産所Cigogneホームページ

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