生後7ヶの月赤ちゃんの体重や授乳回数は?離乳食の進め方と成長の特徴も【医師監修】

 専門家監修
公開日:2018/04/26
更新日:2019/09/18
生後7ヶの月赤ちゃんの体重や授乳回数は?離乳食の進め方と成長の特徴も【医師監修】
監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長

赤ちゃんが生まれてから半年が過ぎ、お母さんやお父さんは赤ちゃんのいる生活に少しずつ慣れてきたのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんはズリバイやはいはいで自分の行きたいところに移動できるようになっている子もいます。嫌なものは泣いて意思表示をするのもこの頃。生後7ヶ月ならではの成長具合や離乳食についてのこと、授乳回数など気になるあれこれをドクターがお答えします。

熱や鼻水、下痢などの症状が出た場合の対処法

横になり体温計をあてられる赤ちゃん

母親からの免疫がきれてはじめて具合が悪くなるのもこの頃からもしれません。熱や鼻水、下痢などの症状が出た場合の対処法をまとめました。

【熱】が出た時の病院へ行く目安や家でのケア方法

熱を出すとママやパパは慌ててしまいがち。そうならないためにも、病院へ行く目安と熱が出た時の対処法を紹介します。この月齢では誰でもいつでも熱を出す可能性はあるので、熱が出たらどうすればよいか普段から考えておきましょう。予防注射をする日には体温を測っているので、赤ちゃんを抱いた感触から平熱を感じ取るようにしましょう。そうすると、体温が高いかなと気がつくようになります。

病院に行く目安としては昼間であれば

・いきなり高熱が出た

・咳、嘔吐などの他の症状もある

などの場合はかかりつけ医を受診しましょう。

また、夜中でも大至急病院へ行った方がよい場合は

・嘔吐を繰り返している

・水分を飲めない

・呼吸が苦しそうで小鼻がピクピクしている

・ぐったりとして、顔色が悪い

・けいれんを起こした

などです。

熱はあるが元気で他に特に気になる症状がない場合は、しばらく様子をみて大丈夫ですが、はじめての熱や、判断しにくいときは早めに受診しましょう。

家でのケア

【熱の上がり始め】

手足をさわって冷たくなっていたら、これからまだ熱が上がる可能性が。体は熱いのに寒そうな様子をしていたら、30分を目安に毛布などでくるんであげましょう。

【熱が上がりきったら】

体がほてるため、汗ばんだり、呼吸も荒くなります。しっかりと水分補給をしてください。飲めるものを飲みたいだけ飲ませましょう。室温や湿度を調節するのも忘れずに。室温は夏は25~28度くらい、秋から冬は23~25度くらい。冬は乾燥するので、湿度も40~60%にキープします。

【熱が下がってきたら】

熱は一度下がってもぶり返すことが。まる1日平熱が続くようになるまでは、体温は朝・昼・夜の1日3回ははかり、平熱に戻っても2~3日は外出せず室内で静かに過ごしましょう。

お風呂については、湯舟につかるのは体力を消耗させるので、汗をかいたらこまめに着替えさせ、お湯でしぼったタオルで体をふく程度に。夏場で元気があるなら短時間のシャワーでサッと汗を流してもいいでしょう。

【鼻水】が出た時の病院へ行く目安や家でのケア方法

鼻水は息苦しさを伴うこともあり、ラクに過ごせるようなケアをしてあげることも大事です。鼻水が続く際の、病院へ行く目安と家での対処法を紹介します。

病院に行く目安としては

・熱などの他の症状がある

・鼻づまりでおっぱいが飲めない

・鼻づまりのため口で呼吸している

・黄色い鼻汁が出て、ずっとグズる、せきが出る

・突然、鼻がフガフガ鳴り出した

などです。

家でのケア

鼻水は、肌を刺激しないやわらかなティッシュでこまめにふきましょう。菌やウィルスの感染が原因の場合は、ガーゼでふくと洗っても残ることがあるので、使い捨てられるものでふきましょう。

鼻水がひどいときは、吸い取ってあげると呼吸がラクになります。鼻水がいつまでも鼻の中に残っていると、雑菌が繁殖することもあります。できるだけこまめに吸ってあげましょう。

【下痢】の症状がある時の病院へ行く目安や家でのケア方法

下痢のときの家でのケアは水分補給とお尻のケア。脱水症やかぶれを引き起こさないよう、注意してあげましょう。

病院へ行く目安は

・熱などほかの症状もある

・1日に10回以上、下痢便が出た

・おむつからはみ出すほどの大量の下痢をしている

・水っぽいうんちが1週間以上続いている

などの症状があった場合はかかりつけ医を受診しましょう。

また、夜中でも大至急病院へ行った方がよいと思われるのは、

・赤いうんちが出た

・下痢に加えて嘔吐もあり、水分がとれない

・呼吸が苦しそうで小鼻がピクピクしている

・ぐったりとして、顔色が悪い

などです。

うんちが水っぽいが、機嫌がよく食欲もある場合や、うんちはゆるめだが、熱などほかの症状がない場合は、しばらく様子をみてもいいでしょう。

家でのケア

下痢が続くと、体内から水分だけでなく電解質も奪われます。水分と電解質が同時にとれる経口補水液などでしっかり水分補給をしましょう。離乳食については、下痢であっても、食欲があるようなら、繊維類や油脂類を避け、消化の良いものをあげましょう。また、下痢便はお尻がかぶれやすくなるので、おむつはこまめに替えましょう。おむつ替えなど、赤ちゃんのお世話をしたあとは、薬用石鹸でしっかり手を洗いましょう。使用済みのおむつは、1回ずつ密封して捨てたほうが安全です。

監修
渡辺とよ子先生
わたなべ医院院長
札幌医科大学医学部卒業後、国立小児病院新生児科(NICU)や東京都立墨東病院周産期センター新生児科部長、同病院副院長をへて2014年より現職に。多くの乳幼児をみてきた渡辺先生ならではの、的確で親切な助言が好評。これまで『母乳育児 ミルク育児の不安がなくなる本』(主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。

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