育児も仕事も「頑張る」より「楽しむ」ほうにシフトできれば、きっといい流れがやってくる! 徳澤直子さん~mama’s LIFE Vol.11 第4回~

育児も仕事も「頑張る」より「楽しむ」ほうにシフトできれば、きっといい流れがやってくる! 徳澤直子さん~mama’s LIFE Vol.11 第4回~

連載 MAMA'S LIFE〜Vol.11〜徳澤直子さん

母として、大学院で助産学を学ぶ学生として、2人の子どもの育児と学業を両立させているモデルの徳澤直子さん。第二子を出産後、お休みしていたモデルのお仕事にも復帰し、ますます充実したママライフを送っています。全4回にわたる、徳澤さんインタビュー最終回は、慌ただしい毎日を乗り切る、気持ちの切り替えやストレス発散法などをお聞きしました!


育児と学業の時間をきっぱり分けると、自然と気持ちも切り替わる

第一子を出産し、その後大学生としての生活が始まってから、徳澤さんの毎日は超ハード。ご自身が望まれて飛び込んだ環境とはいえ、精神的にも体力的にもしんどい……ということはないのでしょうか。

「気持ちの余裕は本当にないです(笑)。朝は娘を保育園に送り、ラッシュの時間帯の満員電車で通学しているのですが、実は電車に乗るのは嫌いじゃなくて、片道の1時間で母ではない自分に気持ちが切り替えられている気がします。毎日、そんなちょっとした時間に助けられているし、育児でストレスがたまっても、勉強することでリフレッシュでき、逆に勉強のストレスは育児で癒されています。毎日戦争のようですが、バランスよく回っていると思います。もちろん、『今日は本当に疲れた~!』というときもしょっちゅうです。育児も勉強も壁にぶつかることが多く、周囲からは『いつも忙しそうだよね?』と言われてしまうんですけど、何かやっていないと落ち着かない性格なので、常に追われていたほうが実はラクなのかもしれません」

徳澤さんが大学院で学んでいるのは助産学。とても片手間でできるような分野ではないにも関わらず、課題などはほとんど家に持ち込まないそうです。

「仕事や大学院の課題は、育児の時間に持ち込まないようにしています。課題などは、できる限り昼休みや授業の合間に終わらせるようにして、家にいるときは家族や子どもとの時間に。そこを曖昧にしてしまうと、気持ちがうまく切り替えられないんです。子どもと接しているときとそうでないときで、うまく自分の役割のようなものも変えられているのかなって思います」

「達成感」を得られる趣味でストレスをうまく発散

今の自分にちょうどいいサイクルができあがりつつある徳澤さん。毎日決まったスケジュールのなかに、自分が好きなことをする時間も、少しではあるものの持つようにしています。また、その自分時間が、精神的にいい影響を与えているとも。

「スキマ時間は、自分で見つけるようにしています。私はお風呂に入るのが好きなので、それをリラックスタイムにしています。あとは、達成感を得られることを細々としています。私は手芸が好きで、上の子に何かを作ってあげると、すごく喜んでくれるんですね。育児ってゴールがないぶん、『終わった!』『できた!』という達成感が少ないですよね。だから、『できたよ!』『ほめて!』というプロセスを踏めることをしています(笑)。これがあるかないかで、精神的にもだいぶ違ってくると思いますね」

すべては「楽しく充実した毎日」のため。ブレない気持ちがあれば可能性は広がる

第二子出産のために休学していた大学院に、この春から復学! 大学院生としての生活はあと約2年、大学院卒業後のことなどは、ある程度決めているのでしょうか。

「卒業後は助産師として、病院での勤務をしたいと思っています。モデルのお仕事もできる限りは続けていきたいです。もしかしたら、ファッションや美容関係のお仕事は少し減ってしまうかもしれないけれど、そのぶん健康に関する分野や妊娠・出産のことを、ママたちにとって身近な立場で発信することができたらいいな、とも思います。

助産師だからできることってあると思っているんです。出産のときって、医師よりも妊婦さんに近いというか、心理面できちんとサポートできるのって、やっぱり助産師だからこそ。私は1人目をアメリカで出産したのですが、アメリカには『ドゥーラ』という産前産後の女性をサポートしてくれる専門家がたくさんいて、私も出産に立ち会ってもらったりしたんです。その方がいてくれたおかげで、出産後、育児の滑走路じゃないけれど、きちんと飛び立てるまで、自分である程度できるようになるまでの道のりを、一歩ずつ進められたと思っているんです。妊娠や出産って、神話とか定説とか『謎めいた』ことがいろいろあって、答えが出ないケースも多いですよね。そんなとき、妊婦さんやママさんに寄り添って、一緒に悩める助産師さんになりたいです」

徳澤さんの肩書きだけを見ると、ものすごくパワフルでグイグイと前進するタイプのように思えますが、実際は、ごく穏やかでおっとりした性格の持ち主。そのいいギャップに、よく驚かれるそう。

「上昇志向だよねって、言われることも多いのですが、あんまり自分ではそういう意識はないんですね。頑張って上を目指しているというより、ただただ、日々を楽しく充実して過ごしたいのがモットー。助産師の仕事を選んだのも、そんな気持ちがベースにあります。授業の実習で高齢の方と接することが多いのですが、自分の楽しみを持っている方って、何歳になってもキラキラしています。理想的なモデルをたくさん見せていただいているので、私もいつか、そんなおばあちゃんになれたらいいなって思っています」

■徳澤直子さん 長女が1歳のとき大学へ入学! 母・学生・モデル……、3足のわらじを履くことで、いいバランスが取れるように ~mama’s LIFE Vol.11 第1回~

■徳澤直子さん 私は多分、子離れできないタイプ。だからこそ情熱を注げる仕事を見つけたかった ~mama’s LIFE Vol.11 第2回~

■徳澤直子さん 周囲と比べて焦らなくても平気、育児を頑張るママはそれだけで十分輝いています! ~mama’s LIFE Vol.11 第3回~

●徳澤直子さん着用クレジット

トップス10,800円+税、デニムパンツ21,800円+税/ともにFEMIND TOKYO ピアス9,000円+税/REMYU その他私物

●徳澤直子さん着用分のお問い合わせ先

FEMIND TOKYO/☎03-6416-4360/東京都渋谷区猿楽町11-6サンローゼ代官山102 

REMYU(ルイールコーポレーション)/☎03-6427-5521/東京都渋谷区渋谷2-14-17渋谷SSビル6F

撮影/羽田徹(biswa.)/ヘア&メイク/MAKI(P-cott)/取材・文/長澤幸代


この連載について

数々のファッション誌にて絶大な人気を誇り、母となった今も華やかなオーラを放ち続ける徳澤直子さん。26歳のときに第一子を出産、28歳で看護系大学の大学生に。看護師の資格を取得した昨年からは大学院生になり、さらに第二子を出産! そんなエネルギーに満ちた徳澤さんの育児ライフをインタビュー! 2人の子どもを育てるママならではのリアルな気持ちをお届けします。

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PROFILE
徳澤直子さん
1984年10月16日生まれ。神奈川県出身。2001年、ファッション誌『Seventeen』のミスセブンティーンに選ばれモデルデビュー。『Seventeen』卒業後、2004年からは『CanCam』の専属モデルに。誌面で着用した服が次々に完売するなど、同世代の女性から絶大な支持を受ける。2011年8月に第一子を、2017年8月に第二子を出産。2013年より大学で医療・看護を学び、2017年、看護師国家試験に合格。同年春より大学院にて助産学を学び、育児、学業を両立しながらモデルとしての活動も続ける。

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