徳澤直子さん 周囲と比べて焦らなくても平気、育児を頑張るママはそれだけで十分輝いています! ~mama’s LIFE Vol.11 第3回~

徳澤直子さん 周囲と比べて焦らなくても平気、育児を頑張るママはそれだけで十分輝いています! ~mama’s LIFE Vol.11 第3回~

連載 MAMA'S LIFE〜Vol.11〜徳澤直子さん

数々のファッション誌にて絶大な人気を誇り、母となった今も華やかなオーラを放ち続ける徳澤直子さん。26歳のときに第一子を出産、28歳で看護系大学の大学生に。看護師の資格を取得した昨年からは大学院生になり、さらに第二子を出産! そんなエネルギーに満ちた徳澤さんの育児ライフをインタビュー! 2人の子どもを育てるママならではのリアルな気持ちをお届けします。


アメリカでの初の子育て。「どうしてこんなにつらいの」と涙を流す日々

1人目はアメリカで、2人目は日本でお産をした徳澤さん。アメリカと日本、2つの国での出産を経験し、それぞれの文化の違いを肌で感じたといいます。

「やはり精神的にも肉体的にも、1人目より2人目のほうがラクだったなと思いますが、文化の違いなのか、アメリカで出産した上の子のときのほうが、より自由な妊婦時代を送っていたと思います。アメリカは基本的に自己責任の社会なので、すべて自分で選んで自分で責任をとるんです。たとえば、妊婦さんがカフェインの入ったコーヒーを飲んでいると、日本では『カフェイン入っているけど大丈夫?』などと心配されてしまうけれど、アメリカはそれも自分で決めたなら、周囲はあれこれ言いません。細かく『これをしたほうがいい』『これはやっちゃダメ』ということがないんです」

アメリカにて帝王切開で第一子を出産、産後はなんと2日で退院しました。帝王切開でそれだけ入院期間が短いのは驚きですが、退院が早いぶん、看護師さんや助産師さんが自宅を訪れ、育児をサポートしてくれたそう。しかし、アメリカでの初めての子育ては、戸惑うこともたくさんありました。

「産後1ヶ月は母が日本から来てくれていたのですが、初めての育児はやっぱり無我夢中でした。そのころはまだ、看護学や助産学のことを勉強する前だったので、産後のママのホルモンの状態などもよくわからず、『なんでこんなにつらいの』と思いながら泣く日も多かったですね。日本から持参した育児書と、アメリカで購入した育児書で、書いてあることが全然違っていて混乱したり、アメリカのいわゆる『子育てにまつわる都市伝説』のようなものに惑わされたり、何が正しくて、何を選ぶべきなのかと、いつも悩んでいました。今から思えば、上の子のときって、『私がしっかりしなきゃ』『私がやらなきゃ』と過剰な責任感があった気がします。必要以上に力んでいたのかもしれませんね」

「お母さん」をするのは初めてだから、自分で理想を押し付けないことが大事

現在は6歳になる娘さんと、昨年誕生した息子さんの2人の子育てに奮闘中。成長めざましい2人に驚かされることも多いなか、とくに娘さんへの接し方には、最近変化が生まれました。

「子育ての大変さって、子どもが成長するごとに変わって、その時々の苦労がありますよね。これまで一番大変だったなと思うのは、長女のイヤイヤ期。2~3歳のころは、何をしてもイヤ、とにかく全部イヤイヤで、『私ってこんなに怒るタイプだったっけ……』と落ち込んでしまったほど。今、長女と話をしていると『6歳っていうのは、大人をここまでしっかり観察しているんだな』って思います。おそらく3~4歳までは大人の心を深く見ることはあまりない気がするのですが、最近は、『ママ、今こういうことを考えてたでしょ?』とスバリ突いてくるんです。大人の心もわかるようになってきたので、私も人として、長女にきちんと接しないといけないなって思っています」

育児と2回の妊婦ライフを経験し、除々に育児への考え方も柔軟に。余計な力が抜けたぶん、母親であることを楽しめるようになってきたようです。

「『お母さんだからこうしなさい』とか、『お母さんだから』と言われるのって、私にとってはすごくつらいんですね。それを身にしみて感じているので、自分自身には『これをしなきゃ』『こうならなきゃ』と、理想を押し付けないようにしています。お母さんたちって、世間からの無言のプレッシャーのようなものを、常に感じながら育児をしていると思うんです。だから力まずに育児をしたいですね。娘に『ママもママをするのは初めてだから、わからないこともいっぱいあるけど、ごめんね』と話をすると、『そうなんだね』と理解してくれるし、そんなふうに会話を大事にしながら、子どもと一緒に成長していきたいなと思います。ご家庭によっては、『どうしてもこういう風に育てないといけない』という事情があると思いますが、我が家はそのようなこともないので、子どもと同じ目線で、ゆるく過ごしていけたらいいなと思っています」

ママは、ママでいるだけでも立派。必要以上にプレッシャーをかけないで

今年の春から娘さんは小学生、息子さんは保育園に。徳澤さんも大学院へ復学し、生活パターンはこれまでとまた違ったものになる予定です。新しい生活を前に、「不安でもあり、楽しみでもある」という徳澤さん。先輩ママとして、妊婦さんや新米ママに、こんなメッセージを贈ってくれました。

「妊婦さんもママさんも、『楽しむ』ことを意識的にしてほしいなと思います。妊娠中から育児中まで、思うようにいかないことが多くて、心身ともにつらい時期があると思うんですけど、自分が楽しめることや、イヤなことがあっても精神的にリカバリーできるものをいくつか持っていると、いいと思います。それと、最近は産後もキラキラした毎日を送るママさんたちがたくさんいますが、だからといって、『私も何かやらなきゃ!』『社会に置いてけぼりにされちゃうから、働かなきゃ!』なんて焦る必要はないと思います。育児に専念しているママには、それを選んだ理由があるし、ママは、ママでいるだけでも素晴らしい。無理をするより、毎日を楽しく過ごすことのほうが、家族にとっても大切だと私は思っています」

第4回(最終回:3月26日月曜記事配信予定)へ続きます。

■徳澤直子さん 長女が1歳のとき大学へ入学! 母・学生・モデル……、3足のわらじを履くことで、いいバランスが取れるように ~mama’s LIFE Vol.11 第1回~

■徳澤直子さん 私は多分、子離れできないタイプ。だからこそ情熱を注げる仕事を見つけたかった ~mama’s LIFE Vol.11 第2回~

●徳澤直子さん着用クレジット

トップス10,800円+税、デニムパンツ21,800円+税/ともにFEMIND TOKYO ピアス9,000円+税/REMYU その他私物

●徳澤直子さん着用分のお問い合わせ先

FEMIND TOKYO/☎03-6416-4360/東京都渋谷区猿楽町11-6サンローゼ代官山102 

REMYU(ルイールコーポレーション)/☎03-6427-5521/東京都渋谷区渋谷2-14-17渋谷SSビル6F

撮影/羽田徹(biswa.)/ヘア&メイク/MAKI(P-cott)/取材・文/長澤幸代


PROFILE
徳澤直子さん
1984年10月16日生まれ。神奈川県出身。2001年、ファッション誌『Seventeen』のミスセブンティーンに選ばれモデルデビュー。『Seventeen』卒業後、2004年からは『CanCam』の専属モデルに。誌面で着用した服が次々に完売するなど、同世代の女性から絶大な支持を受ける。2011年8月に第一子を、2017年8月に第二子を出産。2013年より大学で医療・看護を学び、2017年、看護師国家試験に合格。同年春より大学院にて助産学を学び、育児、学業を両立しながらモデルとしての活動も続ける。

この連載について

MAMA'S LIFE〜Vol.11〜徳澤直子さん

数々のファッション誌にて絶大な人気を誇り、母となった今も華やかなオーラを放ち続ける徳澤直子さん。26歳のときに第一子を出産、28歳で看護系大学の大学生に。看護師の資格を取得した昨年からは大学院生になり、さらに第二子を出産! そんなエネルギーに満ちた徳澤さんの育児ライフをインタビュー! 2人の子どもを育てるママならではのリアルな気持ちをお届けします。

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