徳澤直子さん 長女が1歳のとき大学へ入学! 母・学生・モデル……、3足のわらじを履くことで、いいバランスが取れるように ~mama’s LIFE Vol.11 第1回~

徳澤直子さん 長女が1歳のとき大学へ入学! 母・学生・モデル……、3足のわらじを履くことで、いいバランスが取れるように ~mama’s LIFE Vol.11 第1回~

連載 MAMA'S LIFE〜Vol.11〜徳澤直子さん

ファッション誌『Seventeen』のミスセブンティーンに選ばれ10代でモデルデビュー。その後『CanCam』の専属モデルとしてカリスマ的な人気を集め、出産を経て母となった今も活躍を続ける徳澤直子さん。第一子出産後に大学へ入学し、現在は2児の母、助産学を研究する大学院生という顔を持ち、朝から晩までフル稼働の日々! 産後もアップデートを重ねていく、その素顔と原動力に迫りました!


「看護の勉強をする!」自身の出産を通じ、それまでの思いが具体的に

10代のころより数多くの仕事を通じ、モデルとして着実にキャリアを積んできた徳澤さん。デビューから10年ほど、それまでモデル一筋でやってきた人生に新たな選択肢が生まれたのは、第一子を妊娠中のころでした。もともと「人の心身をケアする」ことに興味があった徳澤さん、大学へ進学し、本格的に看護を学ぶことを決意します。

「10代のころから、大学に行きたい、勉強したいという思いはずっとあったんです。ただそのころは、ありがたいことにお仕事をたくさんいただいていて、大学進学のための準備をするタイミングを、うまくつかめずにいたんです」

「人の心や体に関することを、専門的に学びたい」。その思いが現実になったきっかけは、第一子の出産前後にアメリカで生活したことでした。

「アメリカで英語を勉強し、『学ぶ』ことがリアルになったと思います。育児や妊娠・出産に関わることをライフワークにしたく、それならば『エビデンスに基づいた、しっかりとした知識があったうえでお母さんや赤ちゃんと接したい』と思ったんです。自分で出産を経験したことで目標がハッキリし、看護大学への入学を目指しました」

勉強は育児の合間にコツコツと。継続できた理由は「自分でほめてあげる」

産後2ヶ月で日本に帰国してからは、本格的に育児&受験勉強をスタート。保育園やベビーシッターに預けることはせず、育児の合間をぬって地道に勉強を続けました。

「娘を抱っこしながら大学見学にも行きました。『ここの大学なら、娘を保育園に送ってからでも1時間目の授業に間に合う』とか、『ここは子どもがいると大変そうかな』とか、どうしても選ぶ基準が母親の目線になってしまうんですけど、いろいろと見学し、最終的に『ここにする!』と1校だけに絞りました。もし試験に落ちたら、翌年また受験すると決めていたくらい」

慣れない育児をするだけでも心身ともに疲弊してしまうのに、さらに気力を要する受験勉強まで! その状態を何ヶ月も続けるなんて、なかなか真似できません。

「4年以上前なのできちんと覚えていませんが、とにかく短期集中で勉強した気がします。そのころ娘は0歳児ですから、大学入学のための予備校には行かず、自宅で勉強しました。模擬試験だけは受けるようにしていましたが、基本的には独学です。インターネットでも知識を得ることができるので、参考書とあわせて活用していましたね。毎日の勉強は、みっちりスケジュールを立てるようなことはせず、育児・家事のスキマ時間を見つけては、ちょっとずつ進めました。多分、計画を立てるよりもそのほうが私には向いているんです。スケジュールを組むと、その通りにできなかったとき自分を責めてしまうだろうし、否定することでフラストレーションが溜まってしまうと思ったんです。逆に、『今日はこんなにできた!』と、加点法式で勉強を進めたから続けられたのかも。ほめて伸ばすやり方で正解でした(笑)」

100%の力を注ぐより、ほかに夢中になるものがあったほうが育児はうまくいく

本格的に受験勉強を開始してから1年ほど、見事看護学部への入学が決定。大学生になったら、これまで以上に慌ただしい毎日になることは覚悟の上。あえて大変な道を選んだのには、こんな理由がありました。

「第一子妊娠中のつわりで苦しい時期、東日本大震災が起きました。この震災も自分の道が定まっていくひとつの過程なのですが、当時、ものすごい無力感に襲われたんです。そのころはまだ日本にいて、ボランティアやチャリティー活動など、専門知識や技術、能力のある人たちが、被災地や被災された方々の力になれていることに直面する一方で、私は何もできないと……。胸を張って『私ならこんなことで役に立つことができる』と言えるものが欲しいと強く思ったんです」

思いつきや衝動に駆られての結果ではなく、心の中にあったものをじっくり育て、自らの力で開花させた徳澤さん。育児をしながらの受験勉強や、育児と学業の両立ができたのは、徳澤さんの性格によるものも大きく影響していそうです。

「私の性格からすると、育児だけだと必ず煮詰まるって妊娠中から思っていたんです。毎日100%のパワーを子どもに向けてしまって、結果的に追いつめてしまうような気がしていて……。だから育児だけではなく、ほかにも力を注げる何かがあれば、きっと育児もうまくいくはずだと思っていたし、それは子どもにとってもいいことなのかなって。目が回りそうな毎日だけど、育児と学業の両方があることで、私の中ではいいバランスが取れているんです」

第2回(3月12日月曜・記事配信予定)へ続きます。

●徳澤直子さん着用クレジット

トップス10,800円+税、デニムパンツ21,800円+税/ともにFEMIND TOKYO ピアス9,000円+税/REMYU その他私物

●徳澤直子さん着用分のお問い合わせ先

FEMIND TOKYO/☎03-6416-4360/東京都渋谷区猿楽町11-6サンローゼ代官山102 

REMYU(ルイールコーポレーション)/☎03-6427-5521/東京都渋谷区渋谷2-14-17渋谷SSビル6F

撮影/羽田徹(biswa.)/ヘア&メイク/MAKI(P-cott)/取材・文/長澤幸代


この連載について

数々のファッション誌にて絶大な人気を誇り、母となった今も華やかなオーラを放ち続ける徳澤直子さん。26歳のときに第一子を出産、28歳で看護系大学の大学生に。看護師の資格を取得した昨年からは大学院生になり、さらに第二子を出産! そんなエネルギーに満ちた徳澤さんの育児ライフをインタビュー! 2人の子どもを育てるママならではのリアルな気持ちをお届けします。

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PROFILE
徳澤直子さん
1984年10月16日生まれ。神奈川県出身。2001年、ファッション誌『Seventeen』のミスセブンティーンに選ばれモデルデビュー。『Seventeen』卒業後、2004年からは『CanCam』の専属モデルに。誌面で着用した服が次々に完売するなど、同世代の女性から絶大な支持を受ける。2011年8月に第一子を、2017年8月に第二子を出産。2013年より大学で医療・看護を学び、2017年、看護師国家試験に合格。同年春より大学院にて助産学を学び、育児、学業を両立しながらモデルとしての活動も続ける。

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